こんばんは。「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。

　２年続けて大晦日にライヴ聴きに外へ出ることになるとは思わなかったです^^;;。
（96年大晦日〜元旦にかけて、岡山城の記念イベントでのCASIOPEAを中継してます）
というわけで、97年大晦日に、RAGで”心優しき野獣達”を楽しんできました。
”実況中継”98年第１弾は、これから始まりました。
　では、大晦日の京都から、ライヴ・オン！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　当初19:00開始と告知されてましたが、１月のライヴスケジュールを見ると19:30
　にいつのまにか変わってました(^^;。22:00からは３本立ての第２ステージになる
　ので、そうすると、持ち時間は２時間くらいか^^;;。それと、開場時刻になって
　もリハが終わってないのも、野獣＠RAGでは珍しくない^^;;のですが、この日は、
　リハが終わったのが19:00（爆）。だもんで、寒い階段でじっと待っているうちに
　どんどんネタバレしていくという（笑）。にもかかわらず（爆）、結局立ち見も
　入って200人近いお客さんが入り、19:38には、生瀬勝久似(^^;の秋葉店長の挨拶
　に続いて、４人の男達の登場です。

　＜野獣王国＞　1997.12.31　＠京都・LIVE SPOT RAG
　是方博邦(Gt)　鳴瀬喜博(B)　難波弘之(Key)　東原力哉(Dr)

☆１．ＳＵＰＥＲＳＴＩＴＩＯＮ　［STEVIE WONDER］

　アクの強い…というか怪しげというか^^;;、そんな音色のクラビがリズムを刻む
　形で、カバー曲からこの日のステージはスタートしました。テーマの後、是方VS
　難波バトルになるのですが、中低域が太い音にトレモロやらかけまくると、どっ
　ちがギターの音かわからんほどにもの凄い音になっていました(^^;（爆）。セッ
　ションでは結構見慣れたナルチョの５弦ベース。この日も、途中での短いソロや
　終盤等では、ディストーションがブンブンうなってます(^^;。後半のギターソロ
　のバックで、シンセやベース（音はもちろん、演奏中の見た目にも(^^;（爆））
　もうなりをあげてるのは、野獣ならではでしょう(^^;。

　正面上部のシンセソロ用鍵盤は、最近置いてあったKORG Prophecyの代わりに別の
　鍵盤が置いてありました。身動きできない状況で確認できませんでしたが、KORG
　のモデリングポリフォニックシンセ・Z1あたりかな？と、想像しておきます(^^;。
　（その後、Z1を何度か見かけたので、間違いなかったみたいです(^^;：後日注）

是方＞ありがとうございますぅー！野獣はRAGで久しぶりです！　…tuningむちゃ
　　　くちゃです(^^;。来年（'98）２月に野獣王国でのスタジオCD制作が決まり
　　　ました！（拍手）
鳴瀬＞しかも、今度はメジャー（レーベル）やで！”王様レコード”や！（笑）
力哉＞社長は”王様”や（笑）。
是方＞２月に作って5/22に発売予定です(^^)。たぶん潰れないでしょうが^^;;（笑）。
　　　その時は、またいっぱい（ライヴを）回ります！（拍手）
難波＞ナルチョはイヤみたい^^;;。
是方＞３月に２週間出っぱなしツアーをやったら、後で鳴瀬さんに大目玉食らいま
　　　して(^^ゞ。
鳴瀬＞めっちゃくちゃ疲れて、途中でゾンビみたいになって…てなこと言ったら、
　　　俺だけ年寄りみたいじゃん^^;;。まだ38なのに（笑）。
　　　さ、次の曲行こ(^^;。野獣王国の向谷実こと是方さん（笑）。向谷、ステー
　　　ジでは抑えてるのよ。抑えてる代わりにキーボードソロの時に顔が(^^;（笑）。
　　　難波ちゃんはそんなことないよね(^^;。
難波＞ガオッ^^;;。
是方＞次は、「ALICE」って曲と、難波さんの曲と言えば！「ディメトラ」を…
鳴瀬＞続けてやるの^^;;？
是方＞ナルチョ喋らさんよーにするためには(^^;。時間ないんよ^^;;。

☆２．ＡＬＩＣＥ
　（是方博邦・後に野獣王国”POWER JUNGLE”KICP-650 / KING RECORDSにも収録）

　軽快な、はねるようなビートに乗せた、キャッチーなメロディーが……ベースは
　うなってます(^^;。”ブリブリ”なんてもんではなかったです（爆）。
　この日は個人的に、ギターソロの後のエレピソロがカッコ良かったです。軽快な
　ラインで余裕もかましながら(^^;、フレーズの盛り上がりに合わせて、力哉氏の
　フィルが増えていって盛り上げます。それにしても、にぎやかな音です(^^;。

☆３．ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ　ＴＲＡＶＥＬＥＲ
　（”野獣王国LIVE”YJOK-001〜002 / BLACK BOX）

　続けて、ビートが途中でビシバシ変わることで有名（爆）な、難波氏の曲になり
　ます。これまでのMCではイヤだイヤだと言ってたナルチョですが、Ａメロあたり
　まではニコニコしながらやってた…ように見えたのは気のせいかな(^^;。
　サイド鍵盤の現役Prophet-5でのメロが、この日もうなります(^^)。中盤はギター
　ソロが”燃え上がる”感じで、ドラムの音量も上がってきます(^^;。３人が暴れ
　てる^^;;ところを、ナルチョが音も見た目も”ふんばる！”って感じで支えます。
　嵐の後（爆）に、ハットを刻む音とベースのリフだけになりますが、ディストー
　ションやら空間系（コーラスとかの類）エフェクトのかかった、面白い音でした。
　でも、エンディングも力哉氏が爆裂して（ほか３人が笑ってしまうほど(^^;）、
　すんごい音量でエンディングになりました。

　もう既にここで30分経過（爆）。いや、喋りはまだ少ないです（爆）。「久しぶ
　りにやってもすごいね！」と言いながら、是方氏からメンバー紹介。まずは…
鳴瀬＞もう喋ってもええか？（笑）　…トチったやろ^^;;（笑）。でも、ああいう
　　　曲って、わかってても戻れないよな(^^;。でも、いい曲だよな(^^)。ポップ
　　　でダンサブルな（笑）。（ソファー席でホンマに踊ってた客がいて（爆））
　　　ナンバ教信者やな（笑）。俺の曲だって踊れるよ！ドナ・サマー推薦（笑）。
　　　…俺の紹介の時も、何か振ってくんないの？「最近忙しいの？」とか^^;;。
　　　青春の血潮のバンド・野獣王国！セカンドアルバムのタイトル考えました。
　　　”血しぶき”（爆笑）
是方＞そんなん、いややでぇ〜(^^;。
鳴瀬＞どこからだっけ？　”王様レコード”、英語で言うとキングレコードですが
　　　（笑）。（中略）我々の１作目、ライヴアルバムとしては破格の売上！ビル
　　　ボード４位（笑）。今度は中国も狙ってるもんな(^^)（笑）。１枚１円で売っ
　　　ても12億円！（笑）。プロデューサーは、もちろん、小室等（笑）。
是方＞鳴瀬さん、忙しいね(^^;
鳴瀬＞ヒマや^^;;（笑）。バンドの方は、残念ながら解散しまして…^^;;
難波＞”うるさくてゴメンネBAND”（笑）
鳴瀬＞あのバンドのライヴ、キーボードがほとんど聴こえません（笑）。
難波＞都合でトラックダウンに行かなかったら、他のパートがみんなフェーダーを
　　　上げて、キーボードだけ下げられちゃったの（笑）。今度、Ｂ’ｚのツアー
　　　で松本つかまえて言っとかないと。「俺のキーボード下げたやろ！」（笑）
　続いて、待ち合わせでナルチョに「あ、オバハンきた！」と言われたこの方^^;;。
鳴瀬＞音楽界のオバハンこと、プログレ界の奇行師、芸風は広いです。吉田美奈子
　　　からシーナ＆ロケッツまで、節操ありません（笑）。難波弘之！（拍手）
難波＞大変、愛情のこもったご挨拶をいただきまして（笑）。そう、是方さん振っ
　　　てくれないの？（”難波さん忙しい？”と是方氏の物まねをするうちに）
　　　３万円５万円７万円運命の分かれ道！（笑）
是方＞夢路いとしさんに似てるって言われたことある（笑）。モワモワした喋り方
　　　が似てるのかなぁ^^;;（大阪の超ベテラン漫才師。件の台詞は1970年代の買
　　　い物ゲーム「がっちり買いまショウ」（毎日放送制作）のキメ台詞：筆者注）
　この後、「パペポＴＶ」（よみうりテレビ制作）だと（禁）の出る話が続出(^^;。
難波＞”ヌーヴォ・イミグラート”、メジャーから出したのに野獣の半分(T.T)。
是方＞野獣は、ライヴ会場15ヶ所で800枚売ったもん！
難波＞ということで、次は１人３枚買うように(^^;。
是方＞３回聴いたら減りますから（笑）。
鳴瀬＞俺らの夢は、武道館でクリスマスライヴ！客は300人^^;;！（笑）始まったら
　　　「すんません、場所変えまーす。会議室行ってください(^^;」（笑）
　　　…まだ、メンバー紹介途中だっけ(^^;。
難波＞種子島で鉄砲の密輸をやっていた（笑）、日本が誇る…何ドラマー(^^ゞ？
　　　ヤクザなドラマー、だんでぇーなドラマー、東原力哉！（拍手）
力哉＞日本が誇る、最もエレガントなキーボーディスト、難波弘之！（拍手）
　　　又の名を、ハービー・ハンケッツ！（笑）。
　　　しかしなんで種子島なわけ(^^;。なんぼおとなしい俺でも怒るよ^^;;（笑）。
鳴瀬＞奄美大島やった(^^;？
力哉＞北海道の近くか？（笑）お前ら、算数と社会と体育は５やったんやぞ(^^)。
　　　音楽は態度が悪うて１(^^;。女の先生やったからナメとったんやろな(^^;。
　　　あ、大人になってもナメてるか^^;;（笑）。親族の方すみません^^;;（笑）。
鳴瀬＞今日は、力哉のお母さん・お兄さん来てるけど、もう帰ったかな？（笑）
　こちらも、警察から実家にかかってきた電話に母親が「10年前に飛び出して行っ
　たきりなんでこれを機会に探してきてください」って言うたとか（笑）続出。
力哉＞皆さん、親孝行するように(^^)。大晦日にこんなとこ来んと、家でちゃんと
　　　「紅白歌合戦」を見て、年越しそば食うて、お参りをして。俺も、ホンマは
　　　そうしたい(^^;。大晦日の夜に太鼓なんか叩きたない^^;;。太鼓は仕事やな
　　　くて趣味や（笑）。金もろうてるからセミプロや(^^;（笑）。コストパフォー
　　　マンス悪いでぇ(^^;。他人の５倍叩いて他人の２倍ギャラ安い(^^;（笑）。
　　　…バンマス紹介せなあかんな(^^;。是方博邦！（拍手）
是方＞是方ですぅ〜。今日は１時間半しか持ち時間がないのよ(^^;。もう50分済ん
　　　でるんよ^^;;。やっと厄年が明けます(^^;。おっちゃん、がんばります！
　　　（拍手）
　…この日も15分以上喋ってました（爆）。

☆４．ＴＥＡＲＳ　ＯＦ　ＭＥＲＭＡＩＤ　（”野獣王国LIVE”）

　是方氏のエレアコでのソロがきれいに響きます(^^)。本編に入ると、ディレイの
　かかったダークな音のエレピが絡んで来ます。（いつもは、野獣のシンセ類は他
　の楽器に負け気味^^;;なんですが、この曲ではちょっと大きくてバランスを欠い
　てたかな？という気もしたのですが…）
　力哉・鳴瀬の両氏がしっとりとリズムを刻みます。フレーズ一つ一つをいとおし
　むように弾いていく是方氏のギター。中盤のメタルリード系シンセソロは、メロ
　ディーと対照的に突き刺さるように響きます。と、ソロがあけてからのギターも、
　細かいドラムロールとともに盛り上がっていきます。ドッシリとボトムを支えて
　いるのは、ナルチョでした。

　ドーーーンとくるシンセ音・アルペジエーターかディレイか…でのきらびやかな
　フレーズが、次の曲へブレイクを作ります。低い音のファンファーレとディレイ
　かけまくりのギター（こちらも低い太い音）が掛け合いをして、シンバルの盛り
　上がりと共に、壮大なイントロへつながって行きます。

☆５．ＰＩＮＫ　ＷＯＬＦ　（後に”POWER JUNGLE”に収録）

　去年あたりのライヴから登場した曲…だと思います。太い音のギターメロディー、
　音の厚いシンセ、どっしりしたベース、力のあるドラムからなる、プログレ系統
　の厚いアンサンブルから、孤独に吠える狼の映像が浮かんで…きたかな^^;;？
　ギターソロになると、更に”鳴き”に磨きがかかったような感じでした。ソロの
　後は、服が直接震える^^;;ような音圧に、そのまま引き込まれていきました(^^;。

是方＞さて！残すところあと２曲！しかし普通の２曲ではございません(^^;（笑）。
鳴瀬＞しかし、大晦日といえばRAGという。去年はCASIOPEAでしたが(^^;。
　　　（行ったよ！と叫んでしまった筆者（爆）。寒かったぁ！とか、ドラムから
　　　湯気が出てましたねぇ！あいつ３分であったまる（笑）てな話をする（爆））
　　　人によっては、武道館、横浜アリーナ、東京ドームと、ビッグになりますが、
　　　私らは毎年RAGで年明けを迎えるという(^^;。悲しいのか嬉しいのか^^;;。
是方＞うれちいですぅ！（拍手）
鳴瀬＞今日ここへ来た方々、寂しい方達です（笑）。寂しくない！　今日のテーマ
　　　は「寂しい」ってことにしようと思ったのは、京都駅から来る途中で宗教の
　　　話をしてたんや。なんでみんな宗教に入るんやろ、寂しい！からとちゃうん
　　　やろかと^^;;。そしたら、俺らは”是方教”やから(^^:（笑）。
是方＞よう言うわ！CASIOPEA教は？（笑）　野呂御前は？（笑）
鳴瀬＞太ったよなぁ^^;;。この間「ムカイヤ！」って呼んだら、野呂が振り向いた
　　　（笑）。…お前らこれ言うなよ！　最近は、インターネットで言ってる奴が
　　　いるからなぁ^^;;。うちらとか野呂ちゃんはパソコン持ってませんけど、
　　　向谷はマメに読んで楽しんでるらしいから（笑）。中年実業家（笑）。
　　　（中略）向谷を救うと思って、”電車でＧＯ！”ではなくて、”シュレイン
　　　トミュレータ”を買ってやって下さい^^;;（笑）。
　　　…お客さんお帰り？よいお年を(^^;！…これからソロや！今までは全部前座！
　　　オードブルや！（笑）　…しかし、次のバンド、怒っとるやろなぁ(^^;。俺
　　　やったら、「喋ってばかりで、はよう演奏せい！」って怒るやろな^^;;（笑）。
　　　今日の低音部はシンセが受け持ってますんで(^^)（笑）。私高音部（笑）。
是方＞この間、ナルチョのベースが聴こえへんライヴがあったんよ(^^;。和太鼓の
　　　”鼓動”とやった時。
鳴瀬＞このセットを持って行ってやったら、終わった後テープ聴いても全然聴こえ
　　　んかった(^^;。やっぱり、伝統芸には勝てん^^;;（笑）。あと100年やったら
　　　勝てるで(^^)（笑）。”鼓動”って佐渡島で眉毛剃ってるらしい(^^;（笑）。
　　　（以下どこまでホンマかわからん話（爆）やったんで、早送り(^^;）
力哉＞今度、ヒダノ（修一）とデュオやるんや。洋もん対和もん（笑）。
鳴瀬＞ハンバーグ対天ぷらみたいなもんか？（笑）　力哉なら目玉焼き付き（笑）。
　　　…さ、やろか^^;;。みんな早く帰りたいやろ（笑）。

☆６．ＰＵＲＰＬＥＳＡＵＬＵＳ
　（”野獣王国LIVE”, 
　　是方博邦”KOREKATA”VRFL-1026 / Village RECORDSより再発）

　いきなり刺されるような（爆）デカイ音(^^;のリズムがドスドスときます。今度
　はキーボードが殆ど聴こえない(^^;…でもないか、やっぱり（爆）。　で、他の
　パートと掛け合うようなフレーズで、まずはピアノソロがスタート。中盤以降は、
　細かいフレーズをガンガンぶっ叩く難波氏(^^)。２分を越えるソロが終わると、
　難波氏のテンションと共に既にものすごい音量になっていた（爆）力哉氏のソロ
　がスタートします。相変わらずバスドラがドクドクきます(^^;。ボルテージを上
　げるだけ上げてビシバシ叩き、いったんスッと落とすと、今度は、きっちりした
　ビートを基調として色々と重ねていくスタイルになって、この辺りで早くも嵐に
　なります。雷鳴がいったん遠ざかってまた近づいてきたり、時折破裂するような
　フロアタム（かな？）やスネアが響いたりと、ドラマチックなソロが８分近く続
　きました。ソロの後も、まだメンバー全員で吠える吠える(^^)！　ラストノート
　も30秒超えたし^^;;（爆）。

是方＞ナルチョ、ソロに力残しとるんやな（笑）。さ、tuningしとこ^^;;。
鳴瀬＞なんでわかった？（笑）　力残らない(^^;。ドラムソロに力を吸い取られる
　　　から（笑）。ベースソロの前の二人（是方・難波）の掛け合い短くして(^^;。
是方＞そんなん、成り行き次第や(^^;。
難波＞よーし、死ぬほどやったる(^^;（笑）。
鳴瀬＞負けず嫌いばかりやね^^;;。
是方＞セカンドアルバムでは、新しいベースソロの曲も聴けますよー！（拍手）
鳴瀬＞タイトル決まってるよ(^^)。
是方＞「血しぶき」や（笑）
鳴瀬＞それはアルバムタイトル！曲は「肉弾」（笑）。ドラムソロもあるよ(^^)。
　　　「特攻隊」！（爆笑）
力哉＞それやったら、アルバムタイトルも”大日本帝国海軍”にせな（笑）。
鳴瀬＞でも、ジャケットは、とり・みきのイラストがいい(^^)。
難波＞”Mac User”誌の（難波氏の）連載でも描いてる…
是方＞あれ、特徴をめちゃくちゃ掴んでるよね(^^)。ナルチョのは、”ベンベン”
　　　って字がいっぱい描いてあって（笑）、親指がデカイの（爆笑）。力哉もあ
　　　るよ(^^)。”ドカドカ”って描いてあって、ちゃんと裸足が出てるんよ（笑）。
　　　難波さんは、ショルダーキーボードで”ビラリラリョ〜ン”（笑）。俺のは、
　　　真っ青な顔で”ぶぃ〜〜ん”って。”サムピック”ってちゃんと描いてある
　　　んよ(^^)（笑）。でも、あれで売れるかなぁ^^;;（笑）。
　（で、実際”POWER JUNGLE”・”SWEET & THE BEAST”のライナーは、とり・みき
　　画伯のイラストになりました：後日注）
難波＞バンド名で売れることを目指したらあかん(^^;（笑）。目指せ！武道館会議
　　　室やもん（笑）。あと何分？
是方＞あ、１時間半過ぎてるやん^^;;。これで終わりっ！（ええぇ〜っ！）
難波＞続きは、武道館の会議室ね(^^;（笑）。

☆７．ＮＯＷ　ＯＲ　ＮＥＶＥＲ　（”野獣王国LIVE”）

　ここまで５弦を弾いていたナルチョが、初めてアカッパチを操ります。複弦ベキ
　ベキのハデなイントロでスタート。難波Prophet-5と是方ギターも一緒に暴れ、
　このバンドで一番若い(^^;力哉氏が、後ろから支えるような格好でしょうか(^^;。
　そして、やはり長かった（爆）、シンセとギターの掛け合い…というか殴り合い
　というか^^;;（笑）。KORG Prophecyを使っていた頃は、ギターに負けそうになる
　と、Prophet-5に変えたりしたこともありましたが(^^;、Ｚ１（だと仮定して）の
　シンセリードはかなり太くうなって戦ってました(^^)。是方・難波両氏がうなっ
　てる間は、じっとふんばるような表情でベースを叩いていたナルチョ、いよいよ
　出番(^^)。間近で見てると、いや聴いてると^^;;、すっごいパワーで”ぶっ叩く”
　という感じでしょうか(^^;。手拍子も客席の半分くらいから聴こえてきます。
　ライトハンド奏法なんて細かいことやりながらのあのパワーは、どこから来るん
　でしょう(^^;（爆）。力哉氏もパワー増強モードに入ってしまい、ナルチョは歯
　を食いしばるような表情ですが暴れてます(^^;。難波氏なんか、ず〜っと笑いっ
　ぱなしですもん（笑）。
　７分を越える”暴れ納め(^^;”して（「益々ご盛んやねぇ！」是方氏・談（爆））、
　でも、なかなか終わらない爆走^^;;が終わったのは、21:29でした。

　缶ビールを持って４人の男達がステージに戻ってきます。「いつもはアンコール
　入れて10曲で３時間やもんなぁ^^;;」「次のバンド、怒っとったなぁ(^^;」なん
　て言いながら、もう１曲だけ(^^)。

☆８．鉄腕アトム　（”野獣王国LIVE”）

　Prophet-5のきらびやかなフレーズと、暖かさも感じるようなオリジナルにもある
　フレーズのイントロでスタートします、野獣のレパートリーの中ではポップな曲
　の登場。でも、こんな太いアンサンブルの「鉄腕アトム」もないやろなぁ（笑）。
　メロディーをとるシンセブラス（これはサンプラーかな？）よりも、Prophet-5の
　ソロの方が存在感がデカかったです(^^;。このソロでの難波氏は、ホンマ気持ち
　良さそうにうなってました(^^)。ギターソロかな…と思ったらシンセだったり、
　ホンマにギターだったり(^^;、エフェクタかけてボコンボコン^^;;のベースや、
　フィル入れまくりのドラムも絡んで…というのをやろうとする前に、テーマに戻
　ろうとして(^^;ポカンとしてはったような感じの難波氏(^^;。ソロ回しの後の音
　は、曲が始まる頃よりも力強く(^^;、盛り上がったままゆっくりとエンディング
　を迎えたのでした。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　＜SET LIST＞　1997.12.31　＠京都・LIVE SPOT RAG
    1.SUPERSTITION  2.ALICE  3.DIMENSION TRAVELER  4.TEARS OF MERMAID
    5.PINK WOLF  6.PURPLESAULUS (including Drums solo)
    7.NOW OR NEVER (including Bass solo)  [ENCORE]8.鉄腕アトム

　今回もCASIOPEA＠BLITZに続いてナルチョの正面になってしまいました（爆）。
しかも、ライヴ後半ほど音がすさまじくなってくると言う^^;;。
　元々３部構成の年越しスペシャルだったので、持ち時間２時間と言うのはホンマ
だろうと思いますが、私は後ろにズレると思ってました（爆）。始まると、ホンマ
にあっという間に耳が痛くなる^^;;にぎやかなステージでした。
　ホームページなどで出ていた”スタジオ盤を作る”という情報も、間近なものに
なってきたんですねぇ。それだけでなく、たぶん”野音で遊ぶ”がきっかけの一つ
だったんだろうと思いますが、”OTTOTRIO”の再始動というニュースもありました。
メジャーかどうかはわからないと是方氏は言ってらっしゃいましたけど、Village 
Records（スクェアのインディーズ(^^;）という線もあるかもしれません。
（根拠は…薄い（爆））

　ということで、今年も、私が書きもらしたところのフォローや読まれた感想等を
しつこく（爆）お待ちしておりますm(__)m。それでは。



　「OTTOTTRIO」のスタジオ盤は、私の軽い予想(^^;通りに、Village RECORDSから
出ました(^^;。いや、それだけです(^^;。

文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1998/01/07 (PATIO #110, FJAZZ/FFUSION #031)
LAST EDITED: 2000/12/27