こんばんは。「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。

　是方氏とナルチョ、是方氏と則竹氏というのは、ソロのセッションや「タモリの
音楽は世界だ！」（テレビ東京＋イースト＋ハテナズ＋電通制作・1990〜1994）で
度々競演していますが、ナルチョ＋則竹というリズム隊という珍しい組み合わせは、
どのような世界を繰り広げたのでしょうか…。是方氏を頭にした、”INSTRUMENTAL”
とわざわざ銘打たれた…のは、いつものピットインなどとは違うところで行われた
ためかもしれませんが、ありそうでなかったセッションを、ここでお伝えします。
　では、当番組初登場の東京・二子玉川から、ライヴ・オン！
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　今回の舞台は、渋谷から急行だと10分・東急二子玉川駅前の高島屋にあります、
　（本館とは別棟）Ｔ字型をした座席数可変の多目的スペースであります（演劇系
　の方が多いかな？）。１カ月程前まで前売りはそれほどはけてなかった^^;;よう
　ですが、用意された200席は９割方埋まりました。BGMもちょっと静か目でしたが、
　17:32になったところで、まずは男４人が登場します。

　＜是方博邦"INSTRUMENTAL"＞　1997.03.02　＠東京・玉川高島屋アレーナホール
　是方博邦(Gt)　鳴瀬喜博(B)　則竹弘之(Dr)　難波弘之(Key)　国府弘子(Pf)
　ゲスト：寺田恵子(Vo)

☆１．＊＊

　いきなり曲目不明(^^;。クリアな音のギターで始まった、ラテンテイストのナン
　バー。このメンツにしては^^;;おとなし目に始まりました。この頃指弾きが多く
　なったナルチョと、タイトな則竹ドラム。中盤でのギターソロは、最初からよく
　”鳴いて”います。エレピソロの後半で、ステージ上は早くも盛り上がってきた
　のか、是方・則竹の両氏が目を合わせてるシーンもありました。静か目に始まっ
　ても、結局最後は、にぎやかに盛り上がっておりました(^^)。

☆２．ＯＲＡＮＧＯＵＴＡＮ　ＴＷＩＳＴ
　（是方博邦”KOREKATA”VRFL-1026 / Village RECORDSより再発）

　是方氏のソロアルバムから、ビートが軽快なナンバーです。オルガンソロにいく
　前のブリッジで、則竹氏が仕掛けます(^^;。テクニカルなオルガンソロは、途中
　からワウまでかけてます。後半のサビでキメキメのところがあるのですが、ここ
　でも則竹氏が突如手数を増やして戦線布告^^;;。ナルチョが思わず「そこでくる
　かぁ〜」てな感じでのけぞるシーンも^^;;。

　ここで、簡単にご挨拶がありまして、真っ赤なドレスと同色の上着を羽織った、
　国府さんの登場。なんでも、そのステージ衣装で電車に乗ってきたとか（笑）。
　帰りはジーパンです、とはご本人の弁(^^;。

☆３．ＡＱＵＡ　ＤＥ　ＢＥＢＥＲ〜おいしい水

　今度はボサノヴァですね。心地いいメロディーは、是方氏が近年多用するギター
　ボコーダー…のはずでしたが、MC用マイクで歌い始めてしまい（笑）、最初の方
　は少ししか音が出てません(^^;。今回の私の個人的な楽しみとして、国府さんの
　豪快な^^;;ピアノソロがあったのですが、この曲は序盤はGentleに…しかし、
　ノッてくると、期待通りガンガンいってしまわれました(^^;。他の４人が代わる
　がわる国府さんの方をのぞき込んでましたっけ(^^;。

　では、ここでメンバー紹介。まずは、この頃再結成を発表した、レッド・ウォー
　リアーズのライヴサポートもする難波氏から。
難波＞ロックコンサートで譜面見てるとカッコ悪いよね(^^;。しかも武道館（笑）・
　　　”見ないでやる！”って言ってしまったけど^^;;、20何曲が同じに聞こえて
　　　しまうんで（笑）、どうしようかと、必死です(^^ゞ。
是方＞僕らのライヴやと１ステージ10曲ちょっとですけど、28曲あるんでしたっけ？
難波＞全部はやらない(^^;。ロックは曲も喋りも短いし^^;;（笑）。誰やろなぁ、
　　　喋りが長いのは（笑）。
　続いてナルチョ。
鳴瀬＞ただ今ご紹介に預かりました、鳴瀬でございますm(__)m。話が長いんではな
　　　くてクドイんです（笑）。２人目に紹介ということは、喋りは短くしろって
　　　いう、暗黙の指示でしょうか(^^ゞ。喋りを聞きたい人！（拍手）　ベース
　　　ソロ聴きたい人！（拍手）
是方＞そこで拍手しなかったらギャグになったのに^^;;（笑）。
鳴瀬＞このホール、演劇とかもやったりするそうで。劇団の人って、よくあれだけ
　　　声が通りますよねぇ。私らは小心者なもので、でっかいアンプ使ってますけ
　　　ど（笑）。（中略）是方から、「ニコタマ（東京近郊ではそう略されて通っ
　　　てます：筆者注）でやるんだよ」って言われて「２個、タマがあるのか…」
　　　（国府さんがピアノで突っ込みを入れる（笑））
　　　それでは「CNNデイウォッチ」（テレビ朝日＋JCTV制作）に移ります^^;;。
　　　国府さん、どんなニュースが入ってますでしょうかm(__)m（笑）。
　以前、首都圏を中心に、深夜にCNNニュースを紹介する番組のキャスターの一人
　だったのが、国府さんであります。
国府＞…似合わないですねぇ(^^;。（鳴瀬さんみたいな）そういうキャスターがい
　　　たら、どんな感じでしょうねぇ(^^;。
鳴瀬＞俺、”お天気おじさん”やってみたい（笑）。「雨です！」とか（笑）
是方＞…ナルチョの後はやりにくいやろなぁ(^^;ドラムス・則竹裕之！（拍手）
　　　各方面から”かわいい！”と言われてますが…
則竹＞（関西アクセントで）もう32才なんですが(^^ゞ。（難波氏のMCで話が出た）
　　　井上尭之さんと言うと、12年前にスクェアに入った時、最初のラジオが井上
　　　さんの番組だったんですよ。そこで、井上さんに「”りゅうぼくだき”だね」
　　　と言われまして…何だかわからなかったんですが、「大海原で亀が泳いでる
　　　と、一本の木片に当たる」それくらいの確率なんだよ、と言われまして^^;;。
是方＞関西で、則竹君と一緒にバンドやってたギターの子が、僕のところに習いに
　　　来てまして、そいつが「則竹に先を越された〜(T.T)」ほしたら、「今日は
　　　授業やめて呑もう(^^;」（笑）　…大きぃなりはって(^^)。
則竹＞そんなぁ…(^^ゞ。スクェアのレコーディングがこの間やっと終わりまして、
　　　５月２１日にポリドールから…うそです（笑）。ソニーから出ます(^^;。
　　　ちょっと緊張してます(^^ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ。
　続いて、国府さん。こちらはＬＡ録音が終わりまして…
国府＞スクェアと同じ５月２１日に(^^ゞビクターから出ますm(__)m。
是方＞おおっ、スクェアにぶつけたんや！（笑）
国府＞滅相もございません(^^ゞ（笑）
是方＞聴かせてもらいましたけど、ピアノの音がすごくいいですねぇ(^^)。
国府＞で、どこのピアノ？って聞かないでくださいね^^;;（笑）。私、電気（を使
　　　う楽器）関係が全然使えないんで、難波さんのところの”棚”（笑）とかも
　　　あこがれてるんですけど、実は身一つですむんで楽だなぁと…ｽﾐﾏｾﾝ(^^ゞ。
是方＞去年暮れに、ヤマハのクラビノーバを買った人のためのコンサートで一緒に
　　　やりましたけど、クラビノーバ使うのも大変でしたねぇ(^^;。
国府＞クラビノーバであれだけ苦労してたんでは、宣伝にならないんですが（笑）。
　　　その時のドラムはそうる透でしたんで、”むさくる系”！でしたが（笑）、
　　　今日は則竹さんなんで、ホッとしてます（笑）。
　　　…客席にいたりしないだろうねぇ^^;;（笑）。

☆４．ＩＴ’Ｓ　ＣＯＯＬ
　（国府弘子”PURE HEART”VICJ-127 / VICTOR ENTERTAINMENT）
　（「NNNニュースプラス１」（日本テレビ＋NNN加盟各社制作）
　　'92.10〜'96.9　OPENING・EYE CATCHテーマ曲）

　毎日夕方に流れていたので、この曲はご存知の方もあるでしょう。
　CDの方は、タイトルとは裏腹にホットなソロ回し大会(^^;になっていますが、
　今回は、イントロからしてジャムセッション風^^;;。元々目立つベースラインを、
　ナルチョがケロンパチ（複弦ベース・アーム付き（爆））でやったもんだから、
　まずそれだけでやかましい（笑）。ドラムもヘビーな音してました。全体に音量
　がデカくて、アコピが多少聴こえにくかった気もしましたが、前の曲以上にガン
　ガンに攻めてくる国府さんは良かった(^^)。ナルチョがこの曲、すっごいノッて
　弾いてたのも印象的でした。

☆５．ＴＥＡＲＳ　ＯＦ　ＭＥＲＭＡＩＤ
　（野獣王国”野獣王国LIVE”YJOK-001〜002 / BLACK BOX）

　是方氏はエレアコ持って座り、ナルチョも白のフレットレスに持ち替え、場面は
　一変、タイトル通り”泣かせる”曲になります。難波氏のエレピは、控えめなが
　らも存在感を出すところはさすが！です。国府さんのアコピ、今度は女性ならで
　はの流麗なラインでした。難波氏のメタルリード系のソロと、国府さんのアコピ
　ソロも、”存在感”と”色気”を感じる演奏だったと思います。スネアの音が、
　野獣バージョンとやや違う雰囲気でした。力哉＠野獣CDを”カーン！”とすると、
　則竹バージョンは”トーン！”という感じでしょうか^^;;
　（無理やり字を当てたやろ(^^;＞私）。

　続いてアコピの物哀しいソロ…是方氏がアコギに持ち替え、”INSTRUMENTAL”と
　銘うちながらボーカルゲストがおります（笑）。元SHOW-YA・寺田恵子女史が登場。

☆６．＊＊

　歌い出しは「Sunset Love〜」ときて、耳なじみはある曲なんですが…(^^ゞ。
　アコピ伴奏だけで１コーラス歌ってみせます。実に優しい声でした。シンセパッ
　ド・エレアコギター・フレットレスベース・ドラムも入ってきて、非常に涼しげ
　な時間が過ぎて行きました…　ほんの少しの間ですが(^^ゞ。

　是方氏に「何か言うてよ(^^)」と振られた寺田さん、「いや（私が喋ると）今の
　和やかな雰囲気を破壊してしまうので（笑）」と、つかんだ^^;;ところで、先日
　の野獣LIVE＠PIT INNの力哉MCでもバラされてしまった^^;;、沖縄のロックフェス
　ティバル出演時の裏話。
寺田＞憎たらしー力哉め！（笑）　その日着ていた衣装が、タイの人が着るような
　　　長〜いのを巻いて動き回ってましたら、それが取れちゃって…
是方＞で、力哉が「これ貸せ！」っつって頭に巻いたのよ（笑）。
寺田＞アラブの金持ちみたいだった（笑）。それで、朝６時まで飲んだ挙げ句に、
　　　「海、行かへんか？(^^)」（爆笑）　力哉一人だけ海へ行って…あれは今頃
　　　沖縄の海に浮いてるのかなぁ…　返せーーーっ！（爆笑）
是方＞力哉に聞いたら「あん？知らんで(^^;」って来たら、終わりやな（笑）。

☆７．ＢＬＡＣＫ　ＢＩＲＤ

　エレアコベースのナルチョに、則竹氏も静かにノッてきた感じでした。ビートル
　ズナンバーを４ビートアレンジにして、それを寺田さんが歌うわけですわ(^^;。
　もう何でもあり^^;;。うなるボーカル、クールなアコピソロ、後半では少しづつ
　他メンバーに絡んでくるドラム、最後は静かにカッコよく決めてくれました(^^)。

是方＞聴いてると気持ちいい曲ですけど、やると難しいです(^^;。寺田さんがこう
　　　いう感じで歌うとは思わんかったなぁ(^^;。
寺田＞あたしも^^;;。でも、何を歌っても楽しいし、それでいいのよ(^^)。その場
　　　になごんで歌えれば。SHOW-YAってバンドは、みんなで鋲を打ってたりした
　　　けど（笑）、別に家帰ってまで「たっだいまーーっ！！」って言ってるわけ
　　　じゃないんで(^^ゞ（爆笑）。
国府＞ミュージシャンって、どこかこう、ロックの人！ジャズの人！っていう看板
　　　があって、でも、ナルチョに”ジャズの人！”って言われても、本人はそう
　　　じゃないのよ(^^;ってところがあるんですよ。寺田さんとやるっていうので、
　　　どんな人かなぁ…って思ってましたが、楽屋でさっき、垢スリの話とか、猫
　　　の話とか、E-mailの話ですっかり盛り上がりまして…。ロックとジャズの壁
　　　はない！(^^)

☆８．ＷＨＥＮ　Ａ　ＭＡＮ　ＬＯＶＥＳ　Ａ　ＷＯＭＡＮ

　イントロは、このメンツだけあって実に盛大に。そしてＡメロに入ると一転して
　ムーディーになります。Ｂメロにはいると、楽器達のダイナミクスの大きさが、
　特に、アコピとドラムがスコーン！と入ってきて、ボーカルを挑発している(^^;
　ようにも感じました。シンセソロは、名器Prophet-5でグチュグチュした音にして
　しまったのが…(^^ゞ（笑）

☆９．ＪＵＭＰＩＮＧ　ＪＡＣＫ　ＦＬＡＳＨ

　ロックの著名ナンバー…らしいのですが、寡聞なままレポートする(^^ゞ。カラー
　ライトが乱舞して（CASIOPEAの最近のステージだと「GALACTIC FUNK」の時のよう
　なライティングかな（笑））、雰囲気はまた一転します。　ギター・オルガン・
　ベースの”濃い”３人^^;;が、イントロから吠えております（爆）。国府さんは、
　熱くなったあまり、時々弾かずにノッてらっしゃいました(^^;。ピアノソロは、
　ベーシックなフレーズを様々にフェイクしてました。続くギターソロ・オルガン
　ソロも、負けじと鳴き叫んで(^^;おりました。寺田さんもソロの途中から叫びだ
　すわ、国府さんは立ち上がってガンガンやってるわ、結局、ラストは全員でイッ
　てしまいました(^^)。

　ここで、女性二人が退場。是方氏が野獣王国のCDを宣伝した後、ナルチョが口火
　を切ります。
鳴瀬＞なんか華やかさがなくなったなぁ（笑）。地味なステージ（笑）。そうだ、
　　　女性のお客さんに（ピアノのところへ）座ってもらおう(^^;。
難波＞これで”野獣王国”になると、あそこ（ドラム）に力哉がおるもんな(^^;。
鳴瀬＞このメンバーで、ドラムが則竹君…だと、さわやか王国ですが（笑）、力哉
　　　がいないと、残り３人は”野鳥王国”です（笑）。
難波＞俺ら、小鳥みたいだもんな（笑）。
鳴瀬＞俺らだけだとピヨピヨって感じですが^^;;、力哉だけが”ガォーッ！”（笑）
是方＞”野獣王国”って名前でホンマに出すのんか？って話になって、そしたら…
鳴瀬＞力哉が代わりに考えたのが”スネークオイル”蛇の油や（爆笑）。聞いた時
　　　は腰が抜けた(^^;。
是方＞力哉、マジで言うとったもんなぁ（笑）。目ぇそらしたもん（笑）。
鳴瀬＞いや、目が恐いのは本多俊之や（笑）。…いない奴のことを言うのは楽しい
　　　（笑）。でも、いない奴で一番受けるのは山岸（潤史）や（笑）。あいつを
　　　一目見たら、底抜けに笑えます（笑）。
　この後、先日の野獣の時のmcでも出ましたが、ナルチョの結婚披露パーティーで
　組まれた、オリジナルカシオペアに遅れてきた^^;;リズム隊の代わりに、須藤・
　則竹コンビがノーリハーサルで”ASAYAKE”をやった話。
鳴瀬＞須藤君なんか、俺よりうまかったもん（笑）。則竹君なんか、神保そのまま
　　　（背筋を延ばして（笑））。今度有給をもらいまして、代わりに”ペガサス”
　　　としてツアーを回ってもらおうと…シャレにならんやないけ^^;;（笑）。
　　　俺、そしたらT-SQUARE入れてくれる？
是方＞俺もCASIOPEA入れて！(^^;”ASAYAKE”の物まねできるでぇ(^^;（ギター弾き
　　　ながら右見て左見て（笑））
鳴瀬＞ちょっと違う（笑）。元より不良っぽい（笑）。野呂は、最近また髭を延ば
　　　してまして、あいつの場合、全部つながっちゃうんだよね(^^;。俺が延ばす
　　　と、どうしても”カールおじさん”になるんで（笑）。全部黒いとまだいい
　　　んだけど、下だけ白くなってサンタクロースになっちゃう（笑）。眉毛と髭
　　　はまだ元気良くて^^;;。
難波＞年とったら、村山富市みたいになる（笑）。
鳴瀬＞…なんで、女性がいないとこういう話ばかりになるんや（笑）。（ちょっと
　　　間があいて是方さんと目を見合わせて笑ってしまう）…やっぱ、喋った方が
　　　いいや（笑）。昔、二子玉川って、小さい遊園地があったよな。
難波＞（国道）２４６の上を汽車が走ってたのよ。知らないかなぁ？
鳴瀬＞電車と言えば、うちの向谷が鉄道ヲタクで、「シュレイントミュレータ」で
　　　（わざと言いにくい間違え方を^^;;：筆者注）ガッポリもうけちゃって^^;;。
　　　この間はドイツのを作って、今度はフランスだぁっ！とか言って^^;;。まぁ、
　　　あいつの場合は、あれが生きがいだから（笑）。見事に実益にしてしまった
　　　という（笑）。実は、難波ちゃんも鉄道ファンなんだよな(^^;。
難波＞俺は何の実益もない^^;;。鉄道模型とかはあるけど…
鳴瀬＞向谷の場合は、昔の切符とか集めてるもん。見せられても何もわからん^^;;。
　　　…ところが！もう一人鉄道ヲタクがおったんですよ！某ドラムの則ちゃんが。
是方＞広い部屋に模型敷き詰めて遊んでるんやって(^^;？
則竹＞…そんな人聞きの悪いこと言わないで下さい^^;;。やってます(^^ゞ（笑）。
是方＞則竹君、コスプレもやってるんやって？（笑）
則竹＞そんな、やめてくださいよ^^;;。ブルートレインの車掌さんの服持ってます
　　　（笑）。……終わりですm(__)m（笑）。
是方＞それ、着たことは(^^;？
則竹＞…あります（爆笑）。だって、小学生の頃からの夢だったんです(^^;
鳴瀬＞その、ずっと夢だったのは、どうやって手に入ったの？
則竹＞ファンの方からもらったんですよ^^;;。お父さんが元鉄道員って方から。
鳴瀬＞有名なバンドには入っておくもんやなぁ（笑）。
則竹＞（笑いながら）スクェアに入って１年目くらいのツアーで、ＭＣで紹介され
　　　たんですよ(^^ゞ。
鳴瀬＞向谷の場合は、ファンから時刻表が送られてきます（爆笑）。難波さんにも
　　　何か送ってあげてください^^;;。都電もなかとか（笑）。４日くらい前の、
　　　賞味期限の切れた奴を（笑）。向谷は、ツアーなんかで電車で移動するとき
　　　に、キップをもらっただけで「あ、これは古い車両だな」（爆笑）　で、時
　　　刻表探してきて「やっぱり(^^)」…なんでそれだけでわかるんだよ！（笑）
難波＞わかる人は凄いらしい^^;;。俺はわからんが(^^;。実は、レッド・ウォーリ
　　　アーズのベースも、すんごい鉄道ヲタクで(^^ゞ。私なんかヒヨッコ（笑）。
　　　列車番号まで言えてしまうんだから（笑）。模型も300両持ってるらしいし
　　　（爆）、車なんかも部品もらって作ってしまう（爆笑）。もう、上を見たら
　　　キリがない（笑）。
鳴瀬＞（則竹氏に）今度は、電車の車両の中に住まなあかんなぁ（笑）。
難波＞ブルートレインの車掌服、ステージ衣装にしたら？（笑）
則竹＞３年くらい前のスクェアのツアーで長崎に行く時に、僕だけ前日からブルー
　　　トレインの「さくら」で行きました（爆笑）。
是方＞難波さんと青森へ行った時に、飲んでから「電車見に行こうぜぇ！」（笑）
難波＞いや、あれはね^^;;、弘前で呑もうって話になって、その時にたまたま見た
　　　い電車があったんですよ…付き合わせてスンマヘンなぁ(^^ゞ。
鳴瀬＞…なんでこんな話になったんだよぉ（笑）。
難波＞あとの２人、楽屋で死んでるわ、たぶん^^;;。「あのオッサンら…^^;;」
鳴瀬＞早く出てきてもらうために、後の曲はテンポ倍にしてはよ終わろ(^^;（笑）
是方＞次の曲は（テンポ倍では）弾けません！（笑）　難波さんの曲といえば！
　　　（しーん(^^;）RAGでは「DIMENSION TRAVELER！」って返ってきたけど…
　　　あ、ここでもちょっと返ってきたなぁ^^;;
難波＞ヒットするかなぁ(^^ゞ。「これ、クラブーとかでぇー」（笑）
鳴瀬＞踊れるかぁ！（笑）　是方、喋りすぎやで（爆笑）。
是方＞いや、なんかおしゃれなところやったんで緊張してたんですが、喋ったら、
　　　すごい楽になりました（笑）。よかったら、立って踊ってね(^^;。
難波＞…踊れるもんなら踊ってみぃ(^^ゞ（笑）。

　やっぱり１８分喋り倒してしまった（爆）。

☆１０．ＤＩＭＥＮＳＩＯＮ　ＴＲＡＶＥＬＥＲ
　（野獣王国”野獣王国LIVE”）

　8/6,4/4,8/7,8/5,...変拍子が入り乱れる^^;;、難波氏の最近のライヴ代表曲。
　Ａメロ前までは、ロックタイムの如くカラーライトが裂烈！　則竹氏は何回目の
　演奏かは存じませんが、さすがにキッチリ叩いてきます(^^)。あまり譜面見てい
　なかったようにも見えましたが…。シンセソロは、モジュレーションかけまくり
　の、この日一番の下品な^^;;音。シンセソロ・ギターソロのバックで、負けじと
　ガンガン攻めるドラムがよかったです。ラストのリフレインは、一際、音がデカ
　かった(^^)。

☆１１．ＨＥＡＲＴ　ＯＦ　ＥＡＲＴＨ　（是方博邦”KOREKATA”）

　いきなりからテンションの高いイントロ、白ライトも乱舞して、攻撃的に始まり
　ました。ギターの音、この日一番の”突き刺さるような”音。ソロ前のブリッジ
　〜ユニゾンにかけて、全員で盛り上がってきますが、ソロを控えた則竹氏の力の
　入りように、ナルチョが全身で反応してました(^^)。
　そして、ドラムソロに入ります。まずは、原曲のビートを保ちながら展開。いっ
　たんそれを締めて、カウベルでユニークなビートを刻んで、だんだんテクニカル
　な16ビートへ移ってきます。時折唄うようなフレーズもあって、見ていてすごく
　”楽しそう”な雰囲気がうかがえます。ナルチョが時々「おっ(^^;」というよう
　な表情を見せたり、是方氏が終始にこにこと見ている中、７分ほど過ぎたあたり
　から、細かいオカズも増えてきて、段々音もデカくなってきます(^^)。いったん
　静かになって、曲に戻ろうとしますが、そこからまだ、盛大なパフォーマンスが
　続きます。９分に渡っての盛りだくさんな(^^)ドラムソロは、そのままエンディ
　ングまで４人が突っ走る、見事なトリガーにもなってしまいました(^^)。

☆１２．ＪＵＭＰＩＮＧ　ＤＵＣＫ　ＦＬＡＳＨ
　（是方博邦”FISH DANCE”Kitty Records・廃盤）

　今度は、ケロンパチに持ち替えたナルチョの番です(^^)。ブリッジでチタン合金
　のネック（爆）に物を言わせたアーミングをかまして、まずは、ギターVSシンセ
　バトルであります。この日はギターにProphecyが負けてる？などと思っていると、
　シンセをProphet-5に変えて反撃に出る難波氏(^^;。ドラムの壮大なブリッジに
　続いて、”鳴瀬様のお通りだいっ(^^)！”という感じのソロ・タイムへ。まずは
　ディストーション程々^^;;で複弦をかき鳴らしているうちに、じっとついてきた
　則竹氏の方へ歩み寄って行きます。そして、ステージと客席の段差がないためか、
　容易に^^;;乱入(^^)！　ただ、お客さんがちょっとおとなし目だったせいか、
　一周してすぐにステージへ戻られてしまいました^^;;（コール＆レスポンスも、
　今一つ盛り上がらなかったし^^;;）。ステージへ戻ると、バンバン叩くわ、ライ
　トハンドもやるわ、おぞましいディストーションが全開^^;;になるわ、歯を食い
　しばっての７分に渡るパフォーマンスでありました(^^)ｵﾂｶﾚｻﾏ。
　ソロが終わっても４人ともパワー全開で突っ走って、本編は幕となりました。

　アンコールに応えて、今度は女性陣も入れての６人が出てきます。

鳴瀬＞やっぱり、華やかになるねぇ(^^)。今度CASIOPEAに女性入れよう(^^;。
国府＞私、出来るのあるよ(^^)。
　…と始めた曲は「TAKE ME」であります(^^)。ドラムもちゃんと入ってくる（笑）。
国府＞さっき、（ベースソロで）こっちへ来なかったって、左側のお客さんが怒っ
　　　てたよ^^;;。
鳴瀬＞なんか、”あっちいけ”されたんだもん（笑）。
是方＞ロックの人にも喋ってもらお(^^)。
寺田＞ロックは喋らないんだよ^^;;。
鳴瀬＞俺ら、何の人に見える(^^)？
寺田＞…コメディアン(^^;（爆笑）。
　SHOW-YAをヤマハのイースト・ウェストで見て…という話（しかし、沢山排出した
　コンテストや…）がしばらく続いて…
寺田＞それでは、ちょっとだけハードロックにつきあってください(^^)。
　　　Are you all right?　…ノリが悪い^^;;（笑）。

☆１３．＊＊

　サビで「GOOD TIMES BLOW...」って歌ってたのが、そのまま曲名でしょうか(^^ゞ。
　３連ビートで跳ねております。ケロンパチでロックはうるさ過ぎ…ても大丈夫や
　な、このメンツなら(^^;。ますます野蛮になる^^;;ギターソロ・オルガンソロ。
　ピアノソロに入るとちょっとだけJazzyというかBluesyというか…でも、段々髪を
　振り乱してます(^^;。ベースソロになると、ベース以外はほとんど音を出してま
　せん（爆）。そして、ダイナミクスの大きなドラムソロが続いて、最後は歌姫の
　大暴れ(^^)…では終わらず、全員ハイテンションで10分に渡って突っ走って行き
　ました(^^)。

　もう一度、男４人がステージに戻ってきます。

☆１４．ＬＡＳＴ　ＢＬＵＥＳ
　（野獣王国”野獣王国LIVE”, 是方博邦”MR.HEART”TOSHIBA EMI・廃盤）

　近年の是方ライヴでは締めのスローナンバーです。コロコロとした音のエレピも
　たまりません(^^)。スティックを寝かせて刻む（何て言うんでしたっけ^^;;？）
　時の”ターーン！”という音が、よく響いていました。小さな音での熱いギター
　ソロ、その静寂を破って盛り上がりへつなげたのは、一発の則竹スネアでした。
　にぎやかだった２時間４５分にも渡るステージは、引き締まって幕となりました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　＜SET LIST＞　1997.03.02　＠東京・玉川高島屋SCアレーナホール
　　1.**  2.ORANGOUTAN TWIST  3.AQUA DE BEBER  4.IT'S COOL
    5.TEARS OF MERMAID  6.**  7.BLACK BIRD  8.WHEN A MAN LOVES A WOMAN
    9.JUMPING JACK FLASH  10.DIMENSION TRAVELER  11.HEART OF EARTH
    12.JUMPING DUCK FLASH  [ENCORE]13.**  14.LAST BLUES

　野獣以外で（爆）これだけ長いのも久しぶりな気がします。今回は、ナルチョが
それほど派手ではなく、どっしりやってたような印象が、書いているうちにしてき
ました。でも派手なところはやっぱり派手なんですが^^;;（爆）　「プラス１」の
前のテーマ曲は、個人的に収穫だったなぁ（笑）。



文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1997/03/05 (PATIO #087 , FJAZZ/FFUSION #010)
LAST EDITED: 2000/12/13