こんばんは、「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。

　11月の”JIMSAKU 100%”に行かなかったんで、個人的には実に駒ヶ根以来になる
JIMSAKU LIVEを、すっかりおなじみになった六本木ピットインからお伝えします。
　バンド形態のJIMSAKUとしては、10月のコンサートで吉弘さん・中井氏が抜けた
ために、４人編成となったわけですが、どのようなアンサンブルになったのか。
では、早速六本木からライヴ・オン！
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　クリスマスイヴイヴ^^;;の週末土曜日ということで、六本木の街は、いつもにも
　増して賑やかでありました。あらゆるイベントが行われるこの日に、220〜230人
　ほど（大ざっぱ目測（笑））の音楽ファンが六本木ピットインに集まりました。
　19:36、４人になったJIMSAKUのメンバーが入ってきて開演です。

　＜ＪＩＭＳＡＫＵ＞　1995.12.23　＠東京・六本木PIT INN
　櫻井哲夫(B)　神保彰(Dr)　森村献(Key)　武藤良明(Gt)

☆１．Ａ　ＭＡＮ　ＦＲＯＭ　ＴＨＥ　ＡＮＤＥＳ
　（”JIMSAKU”POCH-1016 / POLYDOR K.K.・生産中止）

　これまであったリコーダーとバイオリンのパートを、各々キーボードとギターに
　割り振って、聴いた瞬間の印象は少しあっさりしたサウンドになった感じです。
　しかし、いきなりの櫻井ソロや、フルート系のシンセソロに呼応して激しくなる
　ドラミングといったインタープレイの激しさは、衰えるところを知りません(^^)。

☆２．ＦＯＲＴＹＦＩＶＥ　ＤＥＧＲＥＥＳ
　（”FORTYFIVE DEGREES”POCH-1093 / POLYDOR K.K.・生産中止）

　いきなりこの曲がくるか(^^;。白いギターの武藤氏、前へ出てソロを始めると、
　壊れたフラワーロック状態（笑）。音の迫力は回を重ねる毎に増してきています。
　この年のアルバム（”BLAZE OF PASSION”）の曲以外は”そこそこ”激しかった
　(^^;神保氏のドラムですが、この曲の後半は、この年の楽曲の録音に負けるとも
　劣らない激しい演奏でありました(^^)。

　櫻井氏から簡単にご挨拶とメンバー紹介がありました。櫻井氏が神保氏に対して
　「20年間付き合ってますが、なんら怪しい関係ではございません（笑）。音楽的
　付き合いだけです（笑）」と紹介した場面も^^;;。次は、アルバムではゲストが
　２人いた曲になりますが、今回は４人だけでやります。

☆３．ＢＬＡＺＥ　ＯＦ　ＰＡＳＳＩＯＮ
　（”BLAZE OF PASSION”POCH-1507 / POLYDOR K.K.）

　この年のアルバムの中では、個人的にメロディーが気に入っている曲。櫻井氏の
　前近くという席のせいもあったかもしれませんが、少々キーボードが聞こえにく
　かった感じもありました。で、真ん中のギターソロは、武藤氏による一人ギター
　バトル(^^;　武藤氏のソロは、素人の私でも「そろそろ終わるな」というところ
　が大体わかるような感じ(^^;。でも、なんか”くる”ものは回を追う毎に大きく
　なってきました。森村氏はソロの間にこにこしながら見守り、時折音でくすぐり
　を入れてくるのが面白かった(^^;。

☆４．ＣＲＥＳＣＥＮＴ　ＪＡＭ　（”NAVEL”POCH-1386 / POLYDOR K.K.）

　バラバラで断片的な音が、少しずつまとまったフレーズになる形で始まります。
　体全体をくねらせて、ビジュアル的にも怪しさが感じられる神保氏(^^;、フレー
　ズが怪しい櫻井氏でしたか。（でも、曲の長さはちょっと短かったかな？）

☆５．ＣＥＮＴＲＯ　ＨＡＢＡＮＡ　（”FORTYFIVE DEGREES”）

　３ー２クラーベに乗って”バカ”がつくくらい叩く(^^;ソロに続いて、マリンバ
　とブラスが印象的なナンバー。以前は吉弘さんが演ってたマリンバのＡメロは、
　すっかり森村節になっています。リズムパターンもまた凝ってましたね。この曲
　のピアノソロはいつも熱いので大好きなんですが、今回も熱演(^^)。終わった後
　”疲れた〜”と手首を振っている、森村氏でした(^^)。ベース・ドラムのソロも
　すごかったですが、終わった後なぜか１回転を決める櫻井氏でした(^^;。

☆６．ＧＵＲＵＧＵＲＵ　ＬＡＢＹＲＩＮＴＨ　（”NAVEL”）

　後でMCで言うには「マニアックな曲」（爆）。いきなり千手観音モードのドラム
　から入って、超絶技巧度は増しておりましたが、バラバラになりそでならない、
　息の合ったスリル満点の演奏でした(^^)。

　たった二人のコンサートや、編成の異動など、色々ありましたよね、という話の
　後、突然櫻井氏が「神保氏の裏芸コーナー！」と紹介して、いきなりコーナーが
　変わります。
神保＞今日はJIMSAKUのコンサートにようこそお越しくださいました。これからは、
　　　しばし”二人の世界”を（歓声）。僕はボサノバギターを裏芸としておりま
　　　して、腕前は大したことないんですけども、ドラマーですんで（バスドラを
　　　踏みながら）足技を交えつつ（おおっという声）やろうかなと。
　ここでドラム教則ビデオの宣伝。スペシャルゲストは「あの！櫻井哲夫さん(^^;」
神保＞featuring TETSUO SAKURAI となってますけど、前もそうだったんですが、
　　　余りフィーチャーされてないと、小言をいただきました。今回も早速”ジャ
　　　ケットに写真がない”という小言をいただきました（笑）。

☆７．ＷＨＥＮ　ＴＨＥ　ＷＩＮＤ　ＧＯＥＳ　ＤＯＷＮ　（”FORTYFIVE DEGREES”）

　コードを弾いているはずのギターが、ふと気がつくとメロディーでベースとハモっ
　ている、元々シンプルなアレンジの曲をたった２人でやった訳ですが、聴いていて
　気持ちくなる演奏です。

☆８．ＴＲＩＧＧＥＲ　ＳＯＬＯ

　ここからは、ヤマハドラムトリガーシステムDTS-70とKORG 01R/W（当時のセッティ
　ング：後日注）を駆使した、シーケンサーなしの一人アンサンブル(^^;で、軽快な
　ナンバーを。間にトリガーOFFのソロがあるのですが、この部分も回を重ねる毎に
　激しくなってきた(^^;。

☆９．ＳＵＮ　ＳＨＡＤＥ　（”JIMSAKU BEST SELECTION”POCH-15XX / POLYDOR K.K.）

　ここで、なんと大型の”細身のウッドベース”風縦型フレットレスベースが登場。
　”JIMSAKU BEST SELECTION”にのみ収録の、全体にトロピカルな曲調のトリガー
　パフォーマンスですが、今回は身長ほどあるベース(^^;との競演であります。
　（ベスト盤は買ってないのでどうなってるか解りません）。ベースがメロディー
　をとるような格好ですが、クールな雰囲気の中にも熱いものもあった演奏でした。

☆１０．ＣＨＡ　ＣＨＡ　ＢＬＵＥ

　たった二人の時間(^^;まだ続きます。これもこれまでにやったことあったような
　トリガー曲。今度は、トリガーでモントゥーノ風ピアノを聞かせてくれます(^^;。
　大きなベースは、細かいフレーズもブリブリと鳴っておりました。

☆１１．ＦＵＮＫＹ　ＰＵＮＣＨ　（”Wind Loves Us”POCH-1243 / POLYDOR K.K.）

　「こんだけ叩くのは、神保さんくらいしかおらへんぞ！(^^)」と、急に関西弁で
　突っ込みたくなる（笑）ドラムソロから入りまして、おなじみのデュオ曲です。
　JIMSAKUならではの、息の合った崩れそうで崩れない緊張感の後は、櫻井氏のソロ
　パフォーマンス。今回は、チケット発売日に予定が空いていたために、ほぼかぶり
　つきモード(^^;で見ていたせいもありますが、後半部分で上からも下からも伸びて
　くる左手に圧倒されました(^^)。10分に及ぶ熱演でした(^^)。

☆１２．ＡＷＡＫＥＮＩＮＧ　（”BLAZE OF PASSION”）
　（「スーパーモーニング」（テレビ朝日＋ViViA他制作）'95.4〜'96.3テーマ曲）

　”Rising Sun...”という感じのライティングが見事にはまったイントロ。流れる
　ようなメロディーを支える凝ったリズムは、番組で流れている部分だけではわから
　ないでしょう(^^;。武藤氏は後半で頭を振り乱しての熱演でした(^^;。結構今日の
　テイク良かったかも知れない(^^)。

　「みなさん楽しんでますか？そう、それは良かった（笑）」といつもの台詞(^^;
　も出たところで、ADLIB誌の'95ベストレコード授賞の挨拶（殆ど演説（笑））。
　ベスト盤や神保氏のソロ作”ROOMS BY THE SEA”（POCH-1514 / POLYDOR K.K.）
　の告知も。ジャケットがＨなのでインドネシアでは発禁とか(^^;で…
櫻井＞神保さんはすごく品行方正ですばらしい人なんですけど、あのアルバムジャ
　　　ケットはちょっと（笑）　中身はＨじゃありません(^^;。
　たくさんの作品を出した「大量生産型アーチスト」とも紹介してましたっけ。

☆１３．ＣＬＵＢ　ＷＩＲＥＤ　（”JIMSAKU BEST SELECTION”）

　ベスト盤にのみ収録の新曲。バッキングのラインは、某「カ」で始まって「ア」
　で終わるバンドの昔の曲そのままってのがありましたが（笑）。この年は、叩き
　まくり弾きまくりという印象の強いJIMSAKUでしたが、この曲は、１６ビートで
　ファンキーにグルーヴする感じでしたか。でも、これまでの明るい曲調とは、
　やはり異なる感じです。JIMSAKUでこういうのも、意外といいですね。

☆１４．ＡＬＩＳＡ　（”NAVEL”）

　久しぶりに櫻井氏が歌おうとするんですが、最初はマイクがちゃんと向いていな
　いわ、向けてもマイクが生きてないわ(^^;。そういう部分を除きますと(^^;、
　本当に美しい曲であります。

☆１５．ＳＭＡＬＬ　ＷＯＲＬＤ　（”JIMSAKU”）

　ドラムのフレーズを一瞬「PLEASURE IN RIO」と聞き間違えそうになったのは、
　私だけか（笑）。はたから見ていて、森村氏のマルチキーボードは結構苦労され
　てるように見えたのがこの曲(^^;。某バンドの方(^^;ならダンパー踏んで軽々と
　やりそうな所も、両手で懸命に弾いてらっしゃいました。この日に結構見られた
　光景は、隣合っていた武藤氏と櫻井氏が二人で呼吸を合わせているシーンでした
　が、一回り半位年の離れたこのコンビは、仲よさそうにやっておりました(^^)。
　この曲のエンディングのピアノソロは、これまた熱かった。（終わりそうで終わ
　らない(^^;）

　「来年は海外へもっと出て行きたいと思います」という言葉で締めくくられ、早
　くも本編最後の曲になりました。

☆１６．ＴＯＫＹＯ　ＴＯＷＥＲ　ＯＦ　ＰＯＷＥＲ　（”NAVEL”）

　中間のベースソロでは、櫻井・武藤両氏が楽しそうに踊っています(^^;。最前列
　中央のテーブル客が飲物を片づけ始めたので(^^;、武藤氏は、ソロをやりながら
　テーブル上に乗っかるパフォーマンスも。おりてからしばらくひっくり返ってい
　たのが、また面白かった(^^;。

　前の年の年末ライヴもそうだったんですが、アンコールでのメンバー紹介ＭＣが、
　これまた長かった^^;;。
櫻井＞神保さんのあれはすごいですね、トリガーシステム。一人でやってバンドの
　　　演奏が聞けましたよね、ちょっと前の曲ですけど。でその後ジミヘンみたい
　　　な人が出てきて、すごい印象を全て持って行っちゃいましたけど（笑）。そ
　　　の前の神保さんの隠し芸はすごかったと思いません？（拍手）
神保＞ビデオをご覧になるとよくわかりますので（笑）。櫻井さん見ました？あれ。
櫻井＞まだ見てないんですよ。昨日くれたばっかりじゃないですか。あの切り替え
　　　スイッチは、やっぱり左斜め上にないとまずいんですか？（笑）
神保＞そんなことはないんですけど。叩いても音が出ないんで、空振りしていると
　　　間違える人もいるんで（笑）。音色を切り替えるスイッチなんです。そうい
　　　うのもビデオを見ると（しつこい（爆笑））。
　このライヴは2daysだったんですが、初日には伊東たけし氏の乱入(^^;もあった
　とか。MILD JAK-JAZZ出演に絡めてジャカルタへ行った話で、大学回りやライヴ
　ハウス等、25ステージをこなしたとか。で、なんとJIMSAKUにドラマのタイアップ
　の話(^^)。しかし、日本ではありません(^^ゞ。インドネシアでドラマのテーマ
　曲になったとか。「さてその曲は何でしょう。３択です（笑）」
　　　１）Ａ　ＭＡＮ　ＦＲＯＭ　ＴＨＥ　ＡＮＤＥＳ
　　　２）ＡＷＡＫＥＮＩＮＧ
　　　３）ＴＨＥ　ＬＡＳＴ　ＳＣＥＮＥ
　この日のお客さんの正解者多数(^^;。正解は３）だそうです。「GYPSY ROMANCE」
　（”JIMSAKU”所収）も採用されたそうですが、「２つとも櫻井さんの曲ですよね」
　と神保氏（爆笑）。
神保＞櫻井さんにとって９５年はどんな年だったんでしょう？
櫻井＞激動の95年でした（笑）。日本人全てそうだと思いますが(^^;。
　しばし沈黙（笑）。つまったらメンバー紹介へ(^^;。
櫻井＞先ほど狂ってました（笑）。ギター・武藤良明！（拍手）
　武藤氏にもマイクがあてがわれ、いきなりマイクを持つ武藤氏。
櫻井＞もう慣れてきたよね。いきなりマイク持って（笑）。
武藤＞ＭＣマイクあるよって打ち合わせで言われたんで(^^;。
神保＞さっき、キてましたね。今日はなにかやってやろうとか？
武藤＞もう、それは…、ね(^^)（笑）。
神保＞初々しいですね（笑）。これからピチピチで売出のギタリストでございます。
　と、あっさり終わってしまったので、「もっと喋らせてあげたらいいのに（笑）」
　と突っ込む櫻井氏(^^;。次に森村氏登場。やはりジャカルタの話、向こうの打ち
　上げで、なぜかカラオケを歌わされたと言う話へ。森村氏は「君といつまでも」。
　櫻井氏はデュエットをせがまれて「ENDLESS LOVE」を歌ったとか。22日もライヴ
　後に森村・櫻井両氏の旧友に連れられて行ったそうですが…
森村＞ああいうところ初めてだったんですけど、すごいね、いきなり盛り上がって
　　　るんですよね。圧倒されちゃって、初めてゲイバーへ行った時のようなイン
　　　パクトを（笑）。そこで「早速歌え！」って言われても、何歌っていいんだ
　　　かわかんないですよね。
櫻井＞でも歌ってたじゃないですか（笑）。
森村＞櫻井君はね、WHAM!の「LAST CHRISTMAS」（おおっという声とともに手拍子が
　　　起こる）でも、サビのところしか知らないんだよね（爆笑）。僕も英語の歌
　　　がいっぱいあるからっていうことで、「LISTEN TO THE MUSIC」を。始まった
　　　ら「しまった！」と思ったんだよね。キーがものすごい高いんだよね（笑）。
　　　「うぉぉぅうぉぉっ！」って所で金切り声になっちゃって。それが変に受け
　　　るんですよね。（なぜか違う曲を弾き始めた武藤氏（笑））凄い恥ずかしい
　　　思いをしまして(^^;。でも、お金払って恥ずかしい思いをするというのも、
　　　結構つらいもんがありますね（爆笑）。みんな練習してくるんだよね。
櫻井＞みんなうまいんですよよね。「お前ミュージシャンだろ」って目がギュッと
　　　こっちにきたんですけどね（笑）。
森村＞恥ずかしさと悔しさをバネにして、くるんでしょうね。
櫻井＞神保君うまいんですよ、実は。「函館の女」（歓声）「…（中略）…はぁぁ
　　　こだってぇ〜！」（拍手）
森村＞今度伴奏付きでやりますか（拍手）
櫻井＞あとねぇ、「北酒場」（爆笑）。こぶしが効くんですよ、彼は。
森村＞そういう曲も作ってくださいよ、今度（笑）。おしゃれじゃない曲も（笑）。
　　　来年は何だっけ？
櫻井＞オランダの、ノースシー・ジャズフェスティバルに（拍手）。海外のスケジ
　　　ュールってころころ変わるんで、あれなんですけど。
森村＞インドネシアも毎日時間が変わったり。
櫻井＞ほんっとにすごいんですよ。当日になってもどのステージでやるかわからな
　　　い、サウンドチェック何時っていってもわからないという（笑）。
森村＞そんなことやってる間にビール飲んでおなか壊したり（笑）。僕なんか３日
　　　目からピーヒャララ（爆笑）。そんな中で神保君だけはおなかをこわさなか
　　　ったという、すばらしい方で（拍手）。
櫻井＞だって、神保君はお酒飲まないし、部屋でボサノバギター弾いてただけだっ
　　　たし（笑）。（海外は）どうせ行くんなら、スイスのモントルーもねぇ(^^;。
　　　それ（交渉）が、来年前半の事務所の仕事だと思います（爆笑）。
　日本の方は、学園祭を攻めてみたいという話でしたっけ。。

　そして、実は客席にいらっしゃるのが見えたんですが、ゲストがいます！
櫻井＞さて、３択です（爆笑）。キーボード・吉弘知鶴子！（歓声）
吉弘＞みなさんこんばんは(^^)。今日は頭から聞いてたんですけども、すごく楽し
　　　みにしてたんですよ。
櫻井＞僕知らなかったんですよ。ゲストリストに載ってるんでびっくりしちゃって。
　　　あ、そんなこと言っちゃいけないんですね（笑）。（取り繕う櫻井氏（笑））
吉弘＞もうすっごい楽しかった(^^)。自分が弾いてる時よりも、聞いてる時の方が
　　　100倍楽しい（笑）。
櫻井＞ここで踊っていただいても良かったのに（笑）。
吉弘＞勿論弾いているときも皆さんの演奏を聞いているわけですけど、例えばリコ
　　　ーダーなんかがあったりすると、「あと４小節、あと３小節…」とか思うこ
　　　とがあったりするわけですよね。でも今日は、ハナっから「イエ〜イ！」と
　　　かっていう感じで、「JIMSAKUってこーゆーバンドだったんだぁ…（笑）」
　　　と改めて思いました。皆さんにもう一度拍手(^^)！　今日からファンになり
　　　ました（爆笑）。
櫻井＞うれしいですね。ファンが一人増えましたよ、神保さん（笑）。
　２作目を録音予定…と当時は言っていた吉弘さん。で、まだ出せない方…(^^;。
櫻井＞出来てから言いたいのに、君がいつも言うから、「作ります作ります」って
　　　言って。出来てないのをわかってて、また言うから（爆笑）。
神保＞ちょっと性格悪いですよね（笑）。

☆１７．Ｉ’Ｍ　ＧＯＮＮＡ　ＣＡＴＣＨ　ＹＯＵ　（”Wind Loves Us”）

　ということで、今夜も出ました！吉弘さんのリアルな”ペダル・ブラス”(^^)！
　この日のキーボードソロ、かなりメカニカルなフレーズでしたか。これがカッコ
　良かったんだな(^^)。ソロに呼応してドラムもヒートアップ！すっかりアンコー
　ル用の盛り上げナンバーとして定着した感じです。
　しかし、ソロの後サビの出だしで、吉弘さんが派手に○○をやるとは、誰が想像
　したでありましょうか(^^ゞ。

☆１８．ＳＯＮＧＯ　ＤＥ　ＧＯ　ＧＯ
　（”JADE”POCH-1143 / POLYDOR K.K.・生産中止）

　もう一度４人に戻りまして、バイオリンがメロディーを取っていたこの曲。ギター
　がメロディーを取るようになり、印象が太くなった感じです。最後まで賑やかな
　ソロもフィーチャーされました。森村氏は、武藤氏を見ながらキーボードで楽し
　そうにチャチャを入れ(^^;、袖では吉弘さんはすっかり踊ってました(^^)。盛り
　上がったあまりにリフレインが長かったこと（笑）。

　21:50、1995年最後のJIMSAKUのステージが幕を閉じました。
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　＜SET LIST＞　1995.12.23　＠東京・六本木PIT INN
    1.A MAN FROM THE ANDES  2.FORTYFIVE DEGREES  3.BLAZE OF PASSION
    4.CRESCENT JAM  5.CENTRO HABANA  6.GURUGURU LABYRINTH
    7.WHEN THE WIND GOES DOWN  8.TRIGGER SOLO('94)  9.SUN SHADE
    10.CHA CHA BLUE  11.FUNKY PUNCH  12.AWAKENING  13.CLUB WIRED  14.ALISA
    15.SMALL WORLD  16.TOKYO TOWER OF POWER
    [ENCORE]17.I'M GONNA CATCH YOU  18.SONGO DE GO GO

　客席について全然触れなかったのですが、なんかみんな男女を問わずじっと聞き
入ってるような雰囲気だったと、申し上げておきましょうか。あと、４人になって
から出演した”SESSION'95”でシンセブラスのピッチが不安定に聞こえた箇所があ
ったのですが、どうも森村さんの左側にあったＲ社のキーボードのコントロールの
具合みたいですね。
　さて、来年は今年以上に多彩な場所でＪＩＭＳＡＫＵが楽しめるといいですね。


　アンコールのMCで触れられていた、96年の海外ジャズフェス出演の話は、その後
結局なかった^^;;みたいですが、CASIOPEA時代に出演したNORTH SEAやMONTLOUXに、
世界でも数少ないリズム楽器がメインのこのユニット、出て欲しかったですね。

文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1995/12/26 (PATIO #067)
LAST EDITED: 2002/06/30（アルバム関連情報を一部修正）