こんばんは、「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。
「勢いのある曲が少ない」とか「いや、今までの消化不良分を上手く解消した」
とか、私の仲間内では物議を醸したアルバムをフィーチャーしたライヴの模様を、
今回は渋谷のクラシック系ホール・オーチャードホールよりお送りいたします。
なお、２日間とも行きましたが、演奏曲目は同じなので、今回の番組はリミックス
バージョンとしました。
それでは、渋谷からライヴ・オン！
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かなり天井が高いホール（これが席によって吉とも凶とも出るのですが…）で、
１日目、１階席はよく入りました。２階席はどうもかなり年齢の高い団体みたい
なお客…２日目は、３階席まで結構よく入りました。
19:06、いきなり客電が落ち、リズムシーケンスパターンに乗ってメンバーが入っ
て参ります。ナルチョのアンプは、この日は４台です。前年の６台から減らした
理由(^^;は、ツアーパンフによると「地震対策」(^^;。
ナルチョの大きなかけ声で、まずはこの曲から。
☆１．ＨＡＲＤ ＢＯＩＬＥＤ （”Freshness”PCCR-00150 / PONY CANYON）
いきなりメンバーの台座下のストロボライトがフラッシュしハードにきました！
１日目はそうでもなかったのですが、２日目は１階前半の７割くらいが喚起して
立ち上がってます。この時点で、曲順の本社予想・井崎予想とも沈没（笑）。
☆２．ＩＨＩＬＡＮＩ （”Freshness”）
メンバーの後ろに、この曲の為にか、椰子の木を思わせるようなセットが組んで
あり（”MUSIC PARTY II”という話も（笑））、白と緑のライトとあいまって、
爽やかな雰囲気…になるはずが、演奏はかなり熱かったですね。
☆３．ＩＮＴＥＮＳＩＶＥ ＷＡＹ （”Freshness”）
（”MOTOR LAND 2”（ASKA映像＋テレビ愛知制作）'95.4〜'96.3 OPENING）
もっと予想を覆す曲順！（当時は１曲目かラストと予想していた：後日注）
キーボードソロの音色は、アルバムのほどトリッキーでなく、いつものフルート
系音色のようでした。熊谷氏は、なんか余裕の表情で叩いてたようで。ナルチョ
も後半でベースを叩いてました（笑）。
向谷＞みなさんこんばんは！ カシオペアでーす！
さて、カシオペアのライヴを色々ご覧になってる方は御存知ですが、我々の
十八番、最近やっておりませんが「メドレー」があります（歓声）。
これまでも色々と考えてやって参りましたが、そろそろネタが尽きたかとも
思われましたが、あったんですねぇ(^^)。昨年出した、”Asian Dreamer”。
（PCCR-00129 / PONY CANYON）今回は、野呂一生による昔の振り付けも復活
しまして（笑）、指の出し方覚えてます？ 鳴瀬さん御存知ですか？
（いやいや^^;;というジェスチャー） 見てればわかります(^^;。
＜ＡＳＩＡＮ ＤＲＥＡＭＥＲ ＭＥＤＬＡＹ＞
★４．ＴＨＥ ＣＯＮＴＩＮＥＮＴＡＬ ＷＡＹ
（初出：”DOWN UPBEAT”VRCL-2232 / Village Recordsより2002再発）
アレンジはまんま”Asian Dreamer”バージョン。サビで野呂氏がステップ踏ん
だり、一回転してみせたりと、ビジュアルも見せてました。
１コーラス＋サビが終わったところで…
★５．ＤＯＷＮ ＵＰＢＥＡＴ （初出：”DOWN UPBEAT”）
オリジナル版で”DOWN UP-BEAT！”とボコーダーでやる前の、ボコーダーでの
うめき声（笑）に代わる音は、かなりキャラクターの強い、クラヴィネット系
の音になってましたっけ。
１コーラス終わってすぐにキーボードソロの後のユニゾンに入って…
★６．ＣＯＡＳＴ ＴＯ ＣＯＡＳＴ
（初出：”SUN SUN”VRCL-2235 / Village Recordsより2002再発）
２日目は、サビのキメのところで向谷氏は飛んでましたっけ^^;;。
１コーラスやってギターソロが入って、さて次は…
★７．ＴＨＥ ＳＯＵＮＤＧＲＡＰＨＹ
（初出：”THE SOUNDGRAPHY”VRCL-2231 / Village Recordsより2002再発）
”Asian Dreamer”ではかなりシンセの音数が多かったようですが、この日は、
ブラス＋エレピにサイドのＷ７（YAMAHA'94年モデル）のボイス音、こちらは、
92年のactive tourなどで聴かれたアレンジに近かったと思います。
１コーラス＋キーボードソロ、野呂氏の”指出し”もあって…
★８．ＮＯＲＴＨ ＳＥＡ
（初出：”HALLE”VRCL-2233 / Village Recordsより2002再発）
いきなり（唐突とも言う^^;;）重い曲になります。ドラムの音がかなりズシリと
くる感じがしました。キーボードソロ無しのショートバージョンでした。
★９．ＭＩＤＮＩＧＨＴ ＲＥＮＤＥＺＶＯＵＳ
（初出：”CASIOPEA”VRCL-2221 / Village Recordsより2002再発）
イントロが短かったですね。キーボードのバッキング音が、「DOWN UPBEAT」の
時と同様なキャラクターの強い面白い音にしてありました。
１コーラス＋ギターソロときて…
★１０．ＬＯＯＫＩＮＧ ＵＰ
（初出：”Photographs”VRCL-2229 / Village Recordsより2002再発）
”Asian Dreamer”バージョンなので、ちょっとゴリゴリした音ではありますが、
アコピでメロをとり、リズムアレンジは軽め、ギターもクリア系音色のあっさり
アレンジでした。１コーラスとサビが終わって…
★１１．ＡＳＩＡＮ ＤＲＥＡＭＥＲ （初出：”PERFECT LIVE”LD初回特典）
キーボードのＡメロは、ちょいとスチールドラム風。ブラスアタックは使わずに
やってたので、94年秋のチキンジョージ公演やアルバム”Asian Dreamer”の時の
印象とはちょっと違う演奏になりました。メドレーの中では一番ライティングが
派手だったかな？ これはほぼ全曲やり、かなり短く端折ったメドレーで、８曲
18分の演奏でした。
向谷氏、今度はワイヤレスマイクを持ってキーボードの台座を離れます(^^)。
ここは、１日目と２日目のミックスです。
向谷＞そうかぁ、野呂さんの場所からはこんな風に見えるんですねぇ。野呂さんと
いうのは「ワイパー奏法」ですね。絶対正面見ない（笑）。今までが鳥篭に
入ってたのが解き放たれたようで（笑）。お客さん元気？ 今日（１日目）
のお客さんは結構疲れてるのかな？ （鳴瀬コーナーへ移って）ボク昔こっ
ちでやってましたが、今は左側のキーボードを弾いていると壁しか見えませ
んが（笑）。しかしいつもよく下へ降りますねぇ。喋りながら降りるのって
躊躇してしまいますが…
といいながら、向谷氏がお茶の間へ乱入！ ２日目はナルチョが途中でオルガン
を弾いたり、残った３人がなんかやってたりして変に盛り上がってました（笑）。
お客さんにインタビューもしてました。向谷氏、大阪でもマイクでの乱入を果た
したそうですが（笑）、そうやって裏方にグランドピアノを準備させたところで、
野音以来の「向谷実カルテット」（笑）となります。
☆１２．ＳＷＥＥＴ ＶＩＳＩＯＮ
（”Hearty Notes”VRCL-2238 / Village Recordsより2002再発）
向谷氏の上方から緑のライトが当たり、ライヴでもお馴染みになったこの曲から
始まります。この日、ナルチョは縦型ベースではなかったです。２日目は熊谷氏
のハットの音がよく響いてたかな…
☆１３．ＳＯＭＢＲＥＬＯ （”Hearty Notes”）
こちらもライヴでお馴染み、向谷氏の５拍子ナンバー。天井の高いオーチャード
ホールならではの残響の深さは、このコーナーでは、ドラムの音などにプラスに
働いていたと思います。向谷氏はソロでなくても口をあけてました(^^;。
（１日目）
向谷＞前半との音量差は何だったんだという（笑）コーナーでした。この編成だと、
私は楽器持ち歩かずにツアーができますね。ジャズクラブまわりなんてのも。
しかし以外とタッチは重いし、先ほどステージから降りたときの衝撃が腰に
残っております(^^;（笑・かなりの高さを階段無しで降りてます：筆者注）。
ナルチョ毎回大変だねぇ(^^;。だから筋トレやってるんだ、腕立て100回に、
腹筋500回（笑）。
（２日目）
向谷＞これでもうちょっとピアノがセンターにくると、リチャードクレイダーマン
になれるんですが（笑）、この新しいアルバム…あ、新しくないか（笑）。
この間も、アルバムタイトル間違っちゃって顰蹙買いました^^;;。この間は
曲名を間違えたり、あと曲間違えてピアノソロへいったりしましたが（笑）。
☆１４．ＰＬＥＡＳＵＲＥ （”Hearty Notes”）
ライヴ初登場。前２曲がしっとり聴かせるようなタイプなのに対し、こちらは、
リズム・メロディー共軽快なナンバーで、これまでのアンプラグドコーナーとも
ちょっと違った雰囲気でした。片手が空いてた向谷氏は踊ってたりしてましたが。
エレクトリックセットに戻ると、「ノリちゃんの曲」との紹介でドラムキックに
なりますが、キックに乗せて始まるか、と思ったらまだMCが続きます^^;;。今度
は”歌謡ショー”風に読んで下さい（笑）。MCは１日目から。
向谷＞北海道から出てまいりまして、はや５年、カシオペアにもすっかり馴染んで
参りました。そのYoungなFeelingで、曲を作って参りました。一説によると
最もCASIOPEAらしい曲を書いてくる（笑）、ということはキメが多い、年を
重ねたメンバーとヤングなノリちゃんとの相乗効果が相まって、Fusionと
いう言葉の語源にもなっているような、そんな曲をお送りいたしましょう！
☆１５．ＬＯＯＰ ＯＦ ＭＡＧＩＣ （”Freshness”）
２日目は１階席後半の左側ブロックまで立ち上がってました。
そして、キーボードソロが終わってブレイクすると…
〜ＤＲＵＭＳ ＳＯＬＯ〜
この構成だけ”本社予想”当たってしまいました^^;;。１日目、軽いビートから
徐々にフィルが増えていって、今度はちょっと叩きまくって…そうかと思うと、
４ビートみたいなライド音を入れてみたりと、叩きまくる一辺倒とは、ちょっと
異なるソロ…と思ってたら、元の曲へ戻る時に叩きまくってました（笑）。
２日目、前半からして１日目以上に叩いてましたが、後半は笑ってしまいました。
”PERFECT LIVE”の神保ソロのコピー（笑）。…もっとも、完コピではなかった
ですが(^^;、コール＆レスポンスで、２日目はすっかり盛り上がっておりました。
時間は両日とも５分強でしたが、２日目の方がおもしろかったなぁ(^^)。
☆１６．ＢＡＳＳ ＳＯＬＯ
１日目は、いきなり早弾きフレーズも出てきて、始まってから２分強で向かって
左側から客席へ飛び降り、腰の重かったお客さんを立たせて帰ってきました^^;;。
２日目は”行くぞー！”とばかりに２階席まで乱入して、盛り上がりは決定的に
なりました。ステージへ戻ってから、今までのディストーションの音よりもっと
「お下劣な」（笑）音も披露してました。ツアーパンフによると、ALBITの新型
アンプによるもののようですが、一言だけ、あれはベースの音かぁ？（爆笑）
１日目は７分強でしたが、２日目は１０分を越えてました。
☆１７．ＪＵＩＣＹ ＪＡＭ （”Freshness”）
そのままお下劣なイントロへなだれこみ、CASIOPEA流セッションへ。キーボード
ソロの間にナルチョが熊谷氏の前へ出て、いつの間にかセンターにいる（笑）。
向谷・野呂両氏が顔を見合わせる場面もありました。Ａメロが終わったところで、
ベース→キーボード→ギターの順に、12小節のソロ回し大会にもなりました。
（ベースが唸るとキーボードがサイレンのような音で応える場面もありました。）
結局、オリジナルを大幅に上回る７分を越える”ソロ回し大会”なりました。
「ここからは絶対座らせないぞ！」的展開。
（１日目）
向谷＞冒頭で「恐怖のオーチャードツアー」とと申し上げましたが、その理由は、
この後に強力な曲が目白押しでして、曲順決めた野呂さんを恨みます（笑）。
我々は、「音楽による最終解脱」を目指しております（爆笑）。そういえば、
野呂さんは意味深な衣装を着ておりますが（御想像通り真っ白のちょっとラ
フな衣装（笑））、今までは”社長”とか呼んでおりましたが、これからは
”尊氏”と呼ぶことにしましょう（笑）。
次の曲は、その尊氏が絶対やろう！と言ってきかなかった曲で、「もういい
じゃん、150万回くらいやったよ」といっても、「だって好きなんだもん！」
（笑）。これほどまでに、自分の曲を愛している男がいたでしょうか！
野呂さんが精一杯心を開いて、ソロを弾きまくります！ ときめき！（歓声）
☆１８．ときめき
（”THE PARTY -AUDIO STACK-”GNCL-1072 / GENEON ENTERTAINMENT・2006再発）
（”ごきげんよう”（フジテレビ制作）'97頃まで居残りゲスト紹介BGM）
前年末でも聞かれた話で、すぐにわかったこの曲。照明は全開で、やっぱりよく
盛り上がります。さぁギターソロ弾きまくっていただきましょう！というところ
で、今度は野呂氏がステージを降ります！（歓声） ほんっとうに、野呂氏は、
この曲好きなんですねぇ、って感じがよく伝わってきました。私も大好きです。
向谷＞野呂さんの愛情がたっぷりの”ときめき”をお送りいたしました！
続いては、TV番組でよく使われてます。TV局の愛情を感じてしまいます（笑）。
著作権料もっと払ってくれよ！（笑）FIGHTMAN！（歓声）
☆１９．ＦＩＧＨＴＭＡＮ （”FULL COLORS”GNCL-1073 / GENEON ENTERTAINMENT・2006再発）
いいぞぉ！こういう展開！ 今度演奏する機会があったら、ソロ回し参考にさせ
ていただこうかなぁ(^^)。
しかし教育テレビのお兄さん（笑）、この曲弾きながら飛び跳ねるかぁ！
”THE PARTY”、”FULL COLORS”とくれば、次は”active”からトップに収めた
この曲だ！
☆２０．ＮＥＷ ＨＩＳＴＯＲＹ
（”active”GNCL-1074 / GENEON ENTERTAINMENT・2006再発）
アルバム順に１曲づつおっかけるパターンはこれまでもありましたが、この年は
まだ終わらない！
向谷＞次の曲は、鳴瀬さん、大変ですねぇ(^^;。箱根の山道を登って行くような、
ベースライン…って、俺もそれ弾くんだよな（笑）。
☆２１．ＦＬＹ ＴＯ ＴＨＥ ＳＵＮ
（”DRAMATIC”VRCL-2236 / Village Recordsより2002再発）
メロディーは爽やか、リズムはバキバキ。ナルチョ曰く”エログロ・ナンセンス・
サンバ”（笑）。ギターソロの後ろで、ブラスアタックをのけぞりながら入れる
向谷氏(^^;。後半でドラムの短いソロがフィーチャーしてありますが、この日は
ベース×８小節→ドラム×８→（ベース×２・ドラム×２）×２と200％増量（笑）。
…とくれば、”ANSWERS”からはあの曲だぁっ！
☆２２．ＴＡＫＥ ＣＯＵＲＡＧＥ
（”ANSWERS”VRCL-2237 / Village Recordsより2002再発）
（「DIAMOND SOCCER」（テレビ東京＋ENGINE NETWORK制作）'94.4〜'95.3 OPENING）
真っ赤にライトアップされた中を、台座下に仕込んであるストロボライトが走り
回ります。ギター・キーボードのユニゾンで、二人がアイコンタクトをとる場面
もあって、”絶好調！”という感じが伝わってきます。やっぱりこの曲のブラス
は、あの位過激じゃないと目だちませんねっ(^^)。
向谷＞殺人的曲進行（笑）。それでは、通算２７枚目…だよね？（笑）のアルバム
”Freshness”から、この曲でお別れです！
☆２３．ＨＥＬＬＯ,ＴＨＥＲＥ （”Freshness”）
そーなんです！この曲が、本編ラストにやって参りました。イケイケドンドンの
日テレ状態（当時(^^;）が、一転して、明るく爽やかモードに戻ります。ギター
ソロの後半でリズムが軽くなって、ブラスがリフレインを省略せずに弾く場面が
くるのですが、１日目は向谷氏がそこをド忘れして(^^;、熊谷氏が、パターンを
変えようか迷うような場面もありましたが(^^;（笑）。
さて、オリジナルはフェードアウトなので、ライヴではバシッと終わるとばかり
思ってましたら、ギターソロが終わって、リフレインをオクターブ上げて弾いた
ところで、ラストノートを延ばしたまま野呂氏が両手を振ってステージを去って
いくではありませんか！ ナルチョがこれに続き、向谷氏も一礼してステージを
降り、熊谷氏が残って最後を締める、という”ライヴ版フェードアウト”（笑）
とでも言うべき珍しい演出で、本編が終わります。
１日目のアンコールでは、向谷氏が使っていたワイヤレスマイクを、ナルチョに
渡して、ホールでは異例の２人ＭＣ(^^)！
向谷＞ということで、向こう正面の鳴瀬さんこんばんは(^^)。
鳴瀬＞こっち正面の鳴瀬です（笑）。今日は由緒正しいオーチャードホールという
ことですが、うちのおふくろにそう言っても”お茶の水ホール”としか聞い
てくれません(^^;（笑）。
向谷＞オーチャードホールって、楽屋入り口が変わってますよね。
鳴瀬＞向谷は横が入りませんでした（爆笑）。えー、今日はT-SQUAREコンサートと
いうことで（笑）…
などと言うと、”TRUTH”のドラムを叩く人がいた^^;;（笑）。EWIのフレーズを
エレピで弾くヒトもいた^^;;（爆笑）。
鳴瀬＞向谷君！失礼だよ（振ったのはあんたや(^^;（笑））
向谷＞JIMSAKUとか？ あ、櫻井さん、髭を蓄えられたんですね（笑）。
鳴瀬＞私が（MCで）喋るとどうしてこう滑るんでしょう（笑）。向谷さんは、司会
生活ン十年でいらっしゃいますしね（笑）。
向谷＞司会と言えば、誰も見てないと思いますが教育テレビの”ティーンズねっと
わーく”（月曜12:30〜13:00・1995年度を、ゆうゆと一緒に担当）の司会を
やっておりまして、今日は出演している高校生達が来てくれています！
鳴瀬＞おー、高校生達元気かー(^^)！
最後列から、何とか声を返してました。
向谷＞気持ちは高校生(^^;と思っている人の反応がなかったところを見ますと、
今日の客席は、かなり平均年齢が高いようです（笑）。それでは、私らが
喋ってばかりでもなんですので、リーダーに締めてもらいましょう！（歓声）
ナルチョのワイヤレスを受け取ると…
野呂＞私は潔白です！（爆笑）
RAGのギター三羽ガラス（#035参照）から、進歩がありません(^^;。
向谷＞え、もう終わり？ じゃぁノリちゃんにも喋ってもらおうかな！（歓声）
熊谷＞みなさんこんばんは。
向谷＞ありがとう、いつまでたっても進歩のない奴だ（笑）。しかし、「潔白だ」
とまで言って、冗談で済むようになって良かったですね(^^;（爆笑）。
☆２４．ＫＥＥＰ ＡＨＥＡＤ （”Freshness”）
（「パネルクイズアタック25」（朝日放送制作）'96〜回答者紹介BGM）
そういえば、これはまだやってなかった(^^;。
☆２５．ＡＳＡＹＡＫＥ
（”Super Flight”VRCL-2222 / Village Recordsより2002再発・
”Mint Jams”VRCL-2227 / Village Recordsより2002再発・”Asian Dreamer”）
今回は、イントロ・エンディングでファットなシンセパッドを弾くという、
ほぼ95％”Asian Dreamer”バージョンでありました。２コーラス目のリズム
アレンジも、私なんぞは結構慣れてきてしまいましたが…
…ちなみに、”ティーンズねっとわーく”の面々は、”拳突き上げ”にはまだ
慣れてなかったようでしたが、やっぱり盛り上がりましたね！
そして、３度目のアンコールで…
☆２６．ＳＬＥＥＫ ＰＡＳＳＡＧＥ （”Freshness”）
（”MOTOR LAND 2”（ASKA映像＋テレビ愛知制作）'95.4〜'97.3 ENDING THEME）
演奏が始まると舞台は真っ青になり、上から星のような電飾が降ってくるという、
T-SQUAREかと思うような(^^;演出。（２日目は、メンバーが入ってくる前に星が
降ってきてしまいましたが（爆））
サビへ入る手前のキーボードの掛け上がりフレーズは、正面のKX88だけでなくて
サイドのＷ７まで使って、バラードにしては忙しい(^^;弾き方になってました。
ピアノソロに入ると夜空の星が一層明るくなり、ナルチョの10弦ベースの副弦が
うまくアクセントになり、ドラムは後半ドラマティックに、野呂ギターがきれい
に歌い上げます…。
CASIOPEAにしては珍しい構成で、酔いしれるようなエンディングになりました。
終演は１日目が２１時１８分、２日目が２０時２０分でした。
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＜SET LIST＞ 1995.06.09/10 ＠東京・渋谷オーチャードホール
1.HARD BOILED 2.IHILANI 3.INTENSIVE WAY
[Asian Dreamer MEDLAY] 4.THE CONTINENTAL WAY〜5.DOWN UPBEAT〜
6.COAST TO COAST〜7.THE SOUNDGRAPHY〜8.NORTH SEA〜9.MIDNIGHT RENDEZVOUS
〜10.LOOKING UP〜11.ASIAN DREAMER
12.SWEET VISION 13.SOMBRERO 14.PLEASURE
15.LOOP OF MAGIC (incl. DRUMS Solo) 16.BASS Solo 17.JUICY JAM
18.ときめき 19.FIGHTMAN 20.NEW HISTORY 21.FLY TO THE SUN
22.TAKE COURAGE 23.HELLO,THERE
[ENCORE]24.KEEP AHEAD 25.ASAYAKE 26.SLEEK PASSAGE
という訳で、アルバムのカラーを悪用（？）して、ここ数年の「盛り上げるだけ
盛り上げるぞ！」というパターンを変えてみたような構成のステージでありました。
盛り上げるところとそうでないところの落差が、こんなに激しかったコンサートも
珍しかった（笑）。
文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1995/06/10 (PATIO #039)
LAST EDITED: 2007/04/03（GENEON ENTERTAINMENT（旧PIONEER LDC）発売盤の再発売に伴う修正）
