BACK TO LIST PAGE
HOME

ON AIR LIST
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
JAN ---
FEB ---
MAR 03/12
是方博邦20周年ライヴ 野獣王国
六本木PIT INN
03/13
向谷実 TALK&PLAY
YAMAHA銀座店
APL 04/30
東原力哉十四夜音語り ギター三羽ガラス
東原力哉
野呂一生 渡辺香津美 岩見和彦
LIVE SPOT RAG
MAY 05/06
東原力哉十四夜音語り 猛獣ナイト
是方博邦 鳴瀬喜博 難波弘之 東原力哉
LIVE SPOT RAG
05/13
ATLANDAM (non-pro)
横浜TOHRYUMON
05/21
KOREKATA−JIMSAKU
是方博邦 神保彰 櫻井哲夫 森村献
MYCALシアター本牧
JUN 06/09, 06/10
CASIOPEA
渋谷オーチャードホール
JLY 07/07
吉弘千鶴子バースデーセッション
吉弘千鶴子 神保彰 櫻井哲夫他
六本木バレンタイン
07/09
Fantastic BEATs (non-pro)
目黒THE LIVE STATION
07/12
JIMSAKU100%
六本木PIT INN
07/13
JIMSAKU
六本木PIT INN
07/22
HAPPENING (non-pro)
四谷FOUR VALLEY
AUG 08/04
YOKOSUKA JAZZ DREAMS '95
CASIOPEA
MALTA
角田健一ビッグバンド+日野皓正
よこすか芸術劇場
08/20
中央アルプスJAZZ FESTIVAL
in 駒ヶ根 '95
松岡直也BANDA GRANDE
JIM-TAKE-SAKU
T-SQUARE
伊東たけしオレオレバンド
駒ヶ根高原スキー場
08/27
天文ガイダース (non-pro)
胎内パーク(胎内星まつり'95)
SEP 09/02
鳴瀬喜博ベースクリニック
横浜STARS
09/10
ARTISTECH VOL.4
熊谷徳明 下野人司 笠原康弘 大坪稔明
六本木PIT INN
09/14
JIMSAKU
with 伊東たけし 野呂一生
日本青年館
09/24
是方博邦20周年ライヴ 野獣王国
LIVE SPOT RAG
OCT 10/14
El Paraiso Verde
吉祥寺曼荼羅
10/21
ARTISTECH VOL.5
熊谷徳明 下野人司 笠原康弘 大坪稔明
六本木PIT INN
NOV ---
DEC 12/10
上海熊猫分公司 (non-pro)
横浜TOHRYUMON
12/09
CASIOPEA
NHKホール
12/14
CASIOPEA
神戸CHICKEN GEORGE
12/23
JIMSAKU
六本木PIT INN
1994
1993









LIVE ON!









TO PAGE TOP
BACK TO LIST









LIVE ON!









TO PAGE TOP
BACK TO LIST









LIVE ON!









TO PAGE TOP
BACK TO LIST









LIVE ON!









TO PAGE TOP
BACK TO LIST









LIVE ON!









TO PAGE TOP
BACK TO LIST

 こんばんは、「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。

 95年7月の六本木PIT INN・JIMSAKU 3days、2日目は、7月にしてこの年最初の、
レギュラースタイルによるJIMSAKUライヴの模様をお届けします。ご挨拶も、櫻井氏
曰く「明けましておめでとうございます(笑)」(3日目もバンドでのJIMSAKU)
 では、前日のJIMSAKU 100%に続いて、六本木からライヴ・オン!
=====================================
 19:43、開演です。

 <JIMSAKU> 1995.07.13 @東京・六本木PIT INN
 櫻井哲夫(B) 神保彰(Dr) 森村献(Key) 吉弘知鶴子(Key) 武藤良明(G)

☆1.SMALL WORLD
 (”JIMSAKU”POCH-1016 / POLYDOR K.K.・生産中止)

 もうお馴染みの曲ですね。森村ピアノ、まだ序盤戦ですがそれなりに絡んできま
 す。まだ序盤という聴き方もできますが、なんか調子良さそう〜って感じでした。

☆2.SONGO DE GO GO
 (”JADE”POCH-1143 / POLYDOR K.K.・生産中止)

 どうも、他の方のツアーサポートで北海道あたりにいるらしい、売れっ子バイオ
 リンの中井氏が、この日は不在のため、バイオリンが取るフレーズを誰が取るか、
 というのもポイントの一つでした。で、この曲はギターがAメロを取ります。
 中盤のベースとドラムの掛合も、”オレオレ!”ときたら”ソラソラ!”と返す
 ような、この二人ならではの雰囲気でありました。途中で神保氏がスティックを
 飛ばしてしまう一幕もありましたが^^;;。

 櫻井氏による短いメンバー紹介がありまして、ライヴのすぐ後に発売となる新譜
 のタイトル曲からです。

☆3.BLAZE OF PASSION
 (”BLAZE OF PASSION”POCH-1507 / POLYDOR K.K.)

 リズムは細かいですが、全体の雰囲気はハードに始まります。ギターは、以前と
 比べてよく鳴くようになったような、という印象です。もっとも前半はちょっと
 鳴きが足りないかな、とも思いましたが^^;;。”情熱の炎”でありますが、いき
 なりパッと派手に燃えるのではなく、徐々に燃え上がっていつのまにか手をつけ
 られないくらい…と表現しておきましょうか。
 中盤では、武藤ギターVS吉弘シンセリードの3分近いバトルも聴けました。7日
 のバレンタイン(#037参照)では吉弘さんの圧勝のような感じでしたが、この日
 はそうでもなかったかな?

☆4.ALISA (”NAVEL”POCH-1386 / POLYDOR K.K.)

 今回はアコースティックギターは使わずに、エレキのクリアトーン系音色でソロ
 を取った後、この頃とみに歌いたがるらしい(笑)櫻井ボーカルの登場。前から
 2列目でベースアンプの前で聴いたせいもあるかもしれませんが、ベースのメロ
 ディーが真ん中にあって、その回りから、コーラスのように櫻井ボーカルが聴こ
 えてきたような気がして、ちょっと不思議な気分でありました。森村氏がじっと
 センターを見守っている様な感じで、いい感じの時間が流れて行きました…

☆5.CRESCENT JAM (”BLAZE OF PASSION”)

 …と思っていたら、今度は空中分解寸前のところでつながっていく、イントロの
 危険なアンサンブル。スペイシーなシンセリードで、さぁどう出るのかな?って
 いう目で、ステージ右側を見ている知鶴子さん。櫻井氏が前へ出てソロを取りま
 すが、神保氏が絡んできて、そのうち森村氏も絡んできて、結局、武藤氏以外は
 みんなで絡み合う状態に^^;;。ギターのメロに戻った後も、神保氏の手数は殆ど
 減ってませんでした(^^)。

☆6.TOKYO TOWER OF POWER (”NAVEL”)

 個人的にこのブラスとオルガンの絡む場面は大好きです(^^)。森村氏のオルガン
 ソロは、迫力を感じました。メロディーは、武藤ギターと知鶴子さんのメタル系
 リードで仲良く…ってな感じでやってたかな^^;;。ギターソロは、以前の武藤氏
 だとそろそろ終わりかな?ってところでも、すぐに終わらなくなりました(^^)。
 終わった後、武藤氏と森村氏がいい感じで会釈をしてました。

櫻井>(神保氏が)BGMになり得ないアルバムを作ろうと言ってたんですが、その割
   にBGMに使われてますが^^;;。 その、我々の曲を使っていただいている…
   「スーパーモーニング」というアルバム…(笑)失礼「スーパーモーニング」
   という…番組ですね(笑)。
   (5月の本牧でも同じ言い間違いをしてたような(笑))
   その司会のお二人が今夜お越しになってますんで、ちょっとお呼びしてみま
   しょうか(拍手)。

 ということで、PA卓の手前で鑑賞していた「スーパーモーニング」(テレビ朝日
 +テレビ朝日映像(現・ViViA)他制作)の当時の司会者、川野太郎・伊藤聡子の
 ご両人がステージに上げられました。番組テーマ曲は、先行シングルとして発売
 されていますが、ジャケット裏側に司会の二人の写真が「まるでメンバーの如く」
 櫻井氏・談)入っており、伊藤さんが妙に舞い上がってました。

櫻井>今度スタジオに生で遊びに行ってもいいですか?(歓声)
 プロデューサーも一緒にきていたのか、相談してましたが、いい返事は出ず^^;;、
 ”えええ〜っ”という声が上がったところで…
川野>”笑っていいとも!”状態(笑)。
 やはり、「ニュースステーション」のような余裕は「スーパーモーニング」には
 ないのか(^^;(苦笑)。
伊藤>生で聞かせていただくと、ホント素敵ですね(^^)。皆さんよくあんなに手が
   器用に動きますねぇ(爆笑)
川野>(6弦櫻井モデルを見て)すごい太いですねぇ。こんな広いのによく持って
   らっしゃいますね^^;;。大丈夫ですか、こんなに太くて(笑)。(ドラムを
   見て)こっちもすごいですね。これだけ太鼓があるんですよぉ(爆笑)。
 と、二人ともTVの中で一番”何があっても驚かない”状態になっている(爆)
 ワイドショーの司会をしてるとは思えないくらい、単純に驚いている様子^^;;。
櫻井>川野さんって、割とくだけるんですねぇ^^;;。
川野>ビシっとやらざるをえないような状況でしたから(笑)。
櫻井>割とBGMがマッチしてましたね(笑)。
伊藤>結構ドロドロとした(笑)。せっかくの音楽の上に○原や○祐の顔だったり
   するんで、申し訳ない(^^;(笑)。
 そんな話がありまして、ゲストコーナーを占めようというところで…
櫻井>生出演となると、朝早いんでしょうねぇ(笑)。
川野>本番は8時からですが、打ち合わせは6時半からやってます(笑)。
櫻井>とすると音リハ・カメリハは5時半からかな? 森村さん、大丈夫ですか?
   (爆笑)

☆7.CAT WOMAN (”BLAZE OF PASSION”)

 これと次の曲は、ライヴ後すぐに発売の新譜から。で、まずは吉弘エレピによる、
 これまでとちょっと違うもの哀しげな雰囲気の曲。オルガンが拍車をかけます。
 リズムは今度はきっちり固めにやってます。後半のエレピとオルガンの絡みは…
 なんて言うんでしょうか、すごい陳腐な表現ですけれど、大人同士が徐々に燃え
 上がるような…って感じですかね^^;;。で、ここに、ドラムが見事に絡んでくる
 のが、JIMSAKUならでは^^;;。

☆8.I FEEL YOU IN MY HEART (”BLAZE OF PASSION”)

 イントロでは櫻井氏のファルセットボーカルも入ってました、スローバラードで
 あります。フレットレスベースと武藤ベースが登場。アルバムでは生のを弾かれ
 たそうで、この日は持ち込めないのでサンプリングではありますが、吉弘さんの
 ハープシコードが印象的に入ってきます。神保さんはブラシでやってましたが、
 ブラシであれだけ激しかったり細かかったりするフレーズをやるのも…^^;;。
 冗談ではなくて、櫻井氏のベースは歌心を感じます。

☆9.CENTRO HABANA
 (”FORTYFIVE DEGREES”POCH-1093 / POLYDOR K.K.・生産中止)

 2分ほどのドラムソロがあって、一転して明るくなります。Bメロのバイオリン
 パートは武藤氏がやってましたが、なんか若いのに音に少し貫禄がついた…気が
 したのは私だけでしょうか? 吉弘ブラスも絶好調でしたが、この曲の森村氏の
 バリバリピアノソロ、4分近かったんですが、何度聴いても、聴くたびに独特の
 世界っていう度合いが高くなっていってる気がしました。吉弘さんが乗りすぎて…
 という場面もありましたっけ^^;;。
 本当に、森村氏と神保氏の絡みは、聞いてる側からすると理屈なんかない世界で、
 すっかり名物になった感じが致します。

☆10.DRUMS SOLO’95

 前日も披露されたのですが、なんか前日のより激しかったような(^^)。毎度毎度
 思いますが、よくあれだけいろんなことやって、ちゃんとメロディーが聴こえて
 くるようになってますねぇ(^^)。ドラムソロとしても、よくあれだけ音が入って
 くる余地がありますねぇ(^^)。これが9分ほどありました。

☆11.GURUGURU LABYRINTH (”NAVEL”)

☆12.BIG MAN (”NAVEL”)

 メロディックな前者と、いかにもベースソロ!っていう後者とが、切り放せない
 メニューになりました。5月(是方セッション)の時から、櫻井氏のソロは音色
 も色々凝るようになったのではないかと思っています。

 で、さっき話に出ました”麻○や上○の顔と共に流れる”(といっても、オープ
 ニングは20秒も流れませんが^^;; エンディングもあわてるとほとんど聞こえま
 せんし、ローカル編成の都合で番組の真ん中(8:30〜9:30)だけを放送していた
 大阪などでは殆どわからない(苦笑)。)えらい括弧の中が長くなりましたが、
 番組テーマ曲であります。

☆13.AWAKENING (”BLAZE OF PASSION”)
 (「スーパーモーニング」(テレビ朝日+ViViA他制作)95.4〜96.3テーマ)

 ズゥーンという感じで始まります、リズムやバックの雰囲気は相当ハードな曲。
 ギターがキャッチーに唄っているので、テーマ曲として使えるような曲ですが、
 ライヴで聞くと「こんな曲をよくテーマとして使ってるなぁ」という感じ(笑)。
 (もちろんライヴの音の出方と、テレビで流れるときの音の出方は全然違う訳
 ですが、テレビの方がどうしても抑えられたような音になってしまいます。)
 ソロも長くなって10分を越える長い演奏になりました(^^)。

☆14.FORTYFIVE DEGREES (”FORTYFIVE DEGREES”)

 もうやり慣れた曲という感じで、大半のメンバーは、弾きながらステージでよく
 踊ってました^^;;。吉弘VS武藤の形でまたもやソロバトルなんですが、今度は、
 吉弘さんがショルダーキーボードKX5を持って登場。途中でドラムがスコン!
 とリズムを抜いてみたりというシーンもありました。武藤氏がアーミングで対抗
 しようとしても、すぐにまた驚かせてフレーズを返してくる吉弘さん。こちらは
 3分半を越えるバトルでありました。

 本編はここまで。アンコールは、前年末のPIT INNライヴに続いて長いMCの時間。
 メンバー紹介とソロ活動の告知がたくさんありましたが、森村氏のバンド、デル・
 ソルのキューバ公演を見に行くパックツアーがあったとか^^;;。しっかり告知の
 BGMはデル・ソルの7/21発売の新作でした。神保ソロ・デルソルの話を聞いてから
 出てきた吉弘さんは、櫻井氏と「あたしたちアルバムどうしましょ(^^;(笑)。
 どっちが先に出るか(爆笑)。」なんて話もされてました^^;;。
吉弘>櫻井さん、スーパーモーニングへ出演する簡単な方法がありますよ(^^)。
   事件を起こして取材に来てもらえばいいんですよ^^;;(笑)。フェンダーの
   ベースを盗んだりして(爆笑)。
 インドネシア公演が初めての海外旅行だった武藤氏は、1日目は極度の緊張で、
 神保氏曰く「武藤君は曲によって間違え易い箇所があるんですが、ホントにそこ
 で間違えるのを見てるのが楽しい(笑)」んだったそうです^^;;。

☆15.I’M GONNA CATCH YOU
 (”Wind Loves Us”POCH-1243 / POLYDOR K.K.)

 サックスがいればそれでメロディーを取ってしまう曲ですが、吉弘ブラスはとに
 かくカッコ良かったです(^^)。サビ手前のバイオリンはベースでカバー。なんか、
 (CASIOPEAとの比較で)JIMSAKUに対して持っていた印象と違い”一糸乱れず!”
 って感じの演奏でありました。

 ということで、終演21:53。バンドバージョンのJIMSAKUでございました。
=====================================
 <SET LIST> 1995.07.13 @東京・六本木PIT INN
    1.SMALL WORLD  2.SONGO DE GO GO  3.BLAZE OF PASSION  4.ALISA
    5.CRESCENT JAM  6.TOKYO TOWER OF POWER  7.CAT WOMAN
    8.I FEEL YOU IN MY HEART  9.CENTRO HABANA  10.DRUMS SOLO '95
    11.GURUGURU LABYRINTH  12.BIG MAN  13.AWAKENING  14.FORTYFIVE DEGREES
    [ENCORE]15.I'M GONNA CATCH YOU

 というわけで、JIMSAKUにしてはかなりかっちりしたライヴになっていた2日目
ではなかったかと思います。7日のバレンタインでも思いましたが、武藤氏の演奏
に余裕が出てきたような印象を持ちました。7日に暴れまくった知鶴子さんは、
こちらではがっちりリズム隊の脇を固めてました…って、普通逆やろが(笑)。

 ライヴで先にこれだけ新曲を聞くと、アルバムで聞いたときどう感じるんでしょ
うかね…(私は、94年の”NAVEL”は駒ヶ根まで聞けなかった^^;;) カシオペア
だって春のチキンジョージではやって3曲なのにねぇ。



文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1995/07/15 (PATIO #047)
LAST EDITED: 2002/06/30(アルバム関連の情報の欠落個所を補完)


BACK TO LIST PAGE
HOME