こんばんは。「実況中継ライヴ・オン2002」文字正人です。
前回に行った時からは…ほぼ１年振りですが、是方博邦氏が率い…てるんだよな、
たぶん（爆）、野獣王国のライヴであります。今回は、レーベルを移籍しての新作
アルバムを引っさげてのミニツアー、それも、一番面白いと言われる京都RAGでの
ステージをお伝えします。新譜を聞いてる分には、これまでの野獣とは多少毛色の
変わったアンサンブルも聴かれたんですが、ゲストなしのライヴでは…、やっぱり
ああいう音（笑）なのか(^^;。それでは、京都・木屋町からライヴ・オン！
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11月の急激な寒波で、紅葉の名所が一気に何箇所も見頃になってきたそうですが、
昼間買物に出かけると、寒さはそれほどでもなかったかな？ しかし、日差しは
すっかり冬の日差し…という京都であります。
この手の音楽にとっては人気のライヴハウス、木屋町三条を少し上がったところ
にある、LIVE SPOT RAGに、開場予定時刻を少し過ぎたくらいで着くと…今日は、
リハが終わっている！（笑） ここは、３階級のメンバー制度があるんですが、
一番会費の高い（爆）ゴールドメンバーの予約チケットが、既に50枚近く(^^;で
最大勢力、という、リピーター率の高いバンドです(^^;。中へ入ると、テーブル
が沢山出してあって、今夜は伝票オーダー制とのこと。それでも、始まる頃には
殆どの座席が埋まっていて、野獣達が野に放たれる（爆）のを、今か今かと待っ
ています。
＜野獣王国＞ 2002.11.10 ＠京都・LIVE SPOT RAG
是方博邦(Gt) 鳴瀬喜博(B) 難波弘之(Key) 小森啓資(Dr)
19:34、BGMが下げられて…通常だと、前後半の間の休憩時間に現れる松尾店長が、
この日は始まる前に登場…ってことは、今夜も休憩なしの150分一本勝負（爆）か。
…などと思ってると、４人のメンバーももうステージに上がってきます（笑）。
それに、ナルチョは松尾店長と肩組んでますが（笑）、他の３人は演奏を始めて
ます(^^;。曲は、「イパネマの娘」（笑） 音量を下げているとはいえ、ステー
ジの上は結構な音量なので、喋りにくそう(^^;な店長。それでも、難波氏のSENSE
OF WONDERとか、是方氏の4daysとか、メンバー制度くらいまでは、必死で(^^;宣
伝されてましたっけ。宣伝に来たのに、ナルチョにつかまった（笑）ような店長
が、ようやく解放（笑）されると…
☆１．Ｎａｍ’ｓ ＦＵＮＫ
（”CANDY”KOLA-004 / KONAMI MUSIC ENTERTAINMENT）
凄い音のオルガンから、少しゆっくり目のテンポでファンクナンバーがスタート。
ワウをビンビンにかけたギターと、赤い５弦ベースがうなる中、シンセブラス…
やないな、ギターにかなり近い音色のシンセが、真ん中で叫び、スピーカー前の
席では、早くもぐしゃぐしゃに絡み合ったすさまじい音(^^;です。作曲者難波氏
のオルガンソロにも、ワウがかかっていて、知らない人が聴くとギターソロかと
思ってしまいそう(^^;な迫力で迫ってきます。これに負けじと、すぽぽぽぽん！
と小気味よく（って言っていいのか後で悩むことに^^;;）ドラムが絡んできます。
…っちゅーか、早くもフィルやら何やら入れまくり(^^;。ギターソロにも…って
ゆーか、座ってた場所が場所でもありましたが、オルガンもドラムもぐっしゃぐ
しゃに混じって聞えて来ます(^^;。ベースも、ディストーションブリブリに入れ
てうなってますし、その音量でもボトムを通す生命力（笑）はすごいです。
アルバム聴くと「おおっ？」っていう感じもありましたが、ライヴで聴いたら、
野獣は野獣です（笑）。
是方＞どうもーっ！ 耳痛いですかぁーっ！（笑）音小さいですかぁーっ！（爆笑）
あ、小さいですか？ 上げます！（爆笑）
鳴瀬＞すごいなぁ〜^^;;。
是方＞野獣の名にかけても、もちょっと上げよか（笑）
…まだ上げる気か^^;;。 と、小森氏の大きな声のカウントから…
☆２．Ｓａｌａ’ｓ Ｓｋａ （”CANDY”）
勢いよく始まった、その名の通りのスカのビートにのせた曲。確かに音大きいで
すけど、バランスは…って言っていいのだろうか(^^;、４人とも聞こえてるのが
すごい(^^;。早めのビートを、ニッコニコしながら小森氏が叩くと、サビのディ
ストーションギターが更にうなりを上げます…こうして聴くと、やっぱり野獣は
野獣（笑）。耳をつんざくような(^^;音圧ですがフレーズは華麗なオルガンソロ
を経ると、ガンガンと刻むピアノが消されそうになる(^^;ほどのギターとドラム
であります。ベースも下のほうでうなりながら、早くも波動砲vsカメハメ波（笑）
みたいなエネルギーのぶつけ合いになってます。早弾き…よりも音圧で圧倒され
るギターソロ(^^;を経て、自分達でも音の大きさに笑ってる(^^;４人であります。
難波＞業務連絡、業務連絡、Ｌ側のキーボードをもっと上げて！全然聞こえない。
鳴瀬＞上げんなよー！（笑）
オルガン・ピアノのレベル調整…今度は上がりすぎたらしい(^^;（笑）。
鳴瀬＞もう中止や！（爆笑）…すんごいよなぁ〜、（客席に）大丈夫？途中でバタッ
と倒れるんじゃないだろうな(^^;。
是方＞動かなくなったら、その時は死んだんやな(^^;（笑）。
こんばんは！久しぶりに来ました、野獣王国です！（拍手）
…と、スピーカーから、何やら地響きのような低い振動音が…
難波＞奴がやってくる！（笑）
どうも、小森氏に向けてあった扇風機のモーターノイズが、ラインに乗っていた
という説が有力です(^^;。
さて、新譜が出たばかりということで、後ろで今日も帰りに勝ってくださいね〜
と言うところを、東京から追加分が届かなかったのか、開演前で在庫が売りきれ
てしまったとか(^^;。
是方＞（小さな声で）これで、私達も来年の餅を買えると…（笑）
（元に戻って）８月のあっついあっつい頃！スタジオにこもってレコーディ
ングやってました。今日は、このアルバムの中からお届けしていきます！
…ところで、ゲーセンとかって行きます？コナミの、ギターとかドラムとか
を弾くゲーム（ギターフリークス・ドラムマニア）に、野獣王国の新曲が
入ってます(^^)！（ええええ〜〜〜〜っ！と、ホンマに驚いてる客席^^;;）
「CANDY」が入ってます。タイアップ？（笑）まぁ、えらい所にタイアップ
が来たもんですが(^^;。ゲームをやって、あなたも野獣王国の一員になって
下さい（笑）。
☆３．ＣＡＮＤＹ （”CANDY”）
ということで、新譜のトップを飾るタイトル曲。イントロのテクニカルなところ
が、いつもと少し違いますが、出音はものすごい(^^;。ドラム小僧が喜びそうな
パターンから、サビではフリが大きい小森氏、音も凄いです。アルバムテイクは、
生ブラスセクションが入った、野獣としては少し毛色の違うアンサンブルになっ
てますが、生ブラスがないことを空間が空いたと感じさせない爆音アンサンブル
は、いつもの野獣です（笑）。（ちゅーか、ギターとかに振ってあったのかな？）
ワウかけまくって叫ぶギターソロと、やはりワウの効いて生き物の如く多彩に響
くクラヴィネット…それ以上に、ドラムのパワーがとにかく凄い演奏になってて、
爆裂ギター＆オルガンが余裕こいて(^^;上に乗っかってる感じでした。
是方＞この曲、（ゲーセンで）やってね(^^)（笑）。ちなみに、ゲームで小森が
やったんよな？
小森＞京都で先月に(^^;。
是方＞これが、イントロクリアできなかった(^^:！（爆笑）
小森＞いやぁ〜、つくづく向いてないです^^;;。難しいっすね(^^;ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ。
是方＞それも、先に彼のローディーがやってみたら、サビの途中まで行って…
小森＞そんで、その程度かよ！見本見せてやる(^^)！ …そしたら、イントロまで
終わらなくて^^;;（爆笑）。弟子を”さん”付けで呼んでます^^;;（笑）。
是方＞さ、終わろか。（笑） しかし、「CANDY」すごかったな〜(^^;。（中略）
次は、”CANDY”から、鳴瀬さんの曲！（拍手）
（声のトーンを落としてゆっくりと）京都に吹く、爽やかな夏の風のように。
夏の余韻を残す、透明な、ブルーの風が、彼女のほほをなでていく…
いいだろう？（女の声色で）そうだね(^^) （男に戻って）流れてるのは、
俺の曲だよ(^^)（女の声色で）とってもステキ！
鳴瀬＞それって俺の曲だろ！（笑）。
是方＞そんな、「HOT SUMMER NOON」っていう曲、とぉ！
鳴瀬＞とぉーっ！（笑）
是方＞いきなり地獄に落ちたような！（爆笑）
…ステージ上も笑いすぎ^^;;。
是方＞今日の、両極端コーナー(^^;。小森の、悪魔の曲！（爆笑） 「綺羅」を、
続けてどうぞ！
☆４．ＨＯＴ ＳＵＭＭＥＲ ＮＯＯＮ （”CANDY”）
青の５弦に持ち替えたナルチョによる、ベースのリフだけから始まり、ドラム、
カッティングギターと加わっていき、浮遊感のあるシンセパッドとシンセリード
のメロディーが始まる、というアレンジ。爽やかなんだけど、音量は…やや控え
目の野獣^^;;。でも、これはPA間近でも聴いてられる(^^;演奏です。中盤では、
作曲者によるブリブリとしたベースが、リリカルに＆リズミカルに展開します。
…あれ？この曲、シンセベースもあるんだ？ シャープにバキバキと決めたとこ
ろで、高域…が潰れかかってましたが^^;;、そこで始めるピアノソロへ。野獣で
ドライブのBGMになるような曲って…初めてかも？ってくらい、バッチリそんな
雰囲気のあいそうなアレンジ。テーマを挟んで、今度は、ペダル奏法を使って、
アタックを消してキレイに聞かせるギターソロを、伸びやかに聴かせます。段々
ノッてくると、鳴きのギターになっていきますが、曲の雰囲気はそのままです。
最後は、ドラムが音量下げてきて、ギターもいつものリフ…だんだん、全員の音
量が下がってきて…他のパートもリフレインしながら音量を下げていき…まるで
人間フェードアウト(^^;なんて芸当も見せてくれました。
思わず「それでやね〜」と言い出すのは是方氏(^^;。
☆５．綺羅〜Ｋｉｒａ〜 （”CANDY”）
いきなりキメキメキメ！っていうドラムが轟き…いや、重低音ギター＆オルガン
も…いや、ベースも殆どギターの如くうなって…とにかくものすごい^^;;。この
日最大級のブリブリベース(^^;にのって、それでまた、途中で変拍子が仕込んで
あるためか、是方氏も鳴瀬氏も譜面から目が離せない様子です。複雑な展開部を
経て到達するサビメロは、結構個人的にツボにくるカッコ良さであります。段々
と音圧が上がっていったところで、いったんスーッとリズムを刻むピアノだけに
なり…是方氏は汗をぬぐってます。怪しげな雰囲気のコード進行をピアノでガン
ガンに刻んだ後、むっちゅ〜！と存在感を示すシンセソロ（私の席からは見えな
かったんですが、たぶんProphet-5ですよね…まさかNordleadとかではないです
よね(^^;）。リッチな音色できらびやかなフレーズ…他の曲が他の曲なだけに、
テンションは高いですが、聴く方は少しひといき(^^;でしょうか。でも、ドラム
が、そのテンションを更に高めるように絡みながら暴れ始めます。 ソロ明けの
変拍子なキメ^^;;も、ほとんど一糸乱れずという感じでクリアし、どっしりと存
在するボトムに添って、テンポを落としていくキメへ。「ヘイ！」なんて掛け声
もあって、ドラムが暴れる暴れる(^^;、とゆーか、崩れていくというか…途中で
拍子取れなくなった人、手を上げて(^^;！（実は私^^;;） それが明けての、
ギターとシンセによる分厚いサビメロ…参りました^^;;！ 腰をくねらせながら
ボトムをがっちり支えるナルチョベース、最後に叫んだギターといっしょに大暴
れするドラムと、最後までグッと引きつけられるような…というか、この曲、
マゾ？（笑） 終わったところで、拍手の中を雄叫び上げてるのはナルチョ(^^;。
是方＞ありがとーっ！踊れましたかぁーっ！（笑）
鳴瀬＞しかし、なんちゅう曲やっ！（笑）
是方＞息できひん^^;;（笑）。ドラム！小森啓資！（拍手）
小森＞こんばんは(^^)！ いやぁーーーー、すばらしぃ！今日の「綺羅」は決まり
ましたねっ！こんな曲に付き合っていただきまして、それだけで満足です！
最後まで楽しんでって下さいっ！（笑・拍手）…ちょっと興奮してます(^^;。
是方＞ドラム！コモリ・ケースケ！（拍手）
…この曲、ここまで来んの、大変やった(^^;。レコーディングの３〜４日前
に譜面が届いて、…（音符で）真っ黒^^;;（笑）。ビビリました^^;;。
一生懸命練習しても…でけへん^^;;（笑）。難波さんに電話して「ちょっと
小森の曲、どーする？」 ナルチョにも電話して「どーする？ナルチョ(^^;」
やめよ、やろ、やめよ、やろ、やめよ！…でも、やろ(^^;。…という、ギリ
ギリのところで、アルバムに入りまして。今日の皆さんの為に…というか、
自分の為に(^^;（笑）、練習してきましたが、まさかこの曲がライヴで出来
るとは、思いませんでした(^^;（笑）。どっから考え付いたん？
小森＞イントロとエンディングは、10年くらい前に作った曲から…
是方＞ということは、SENSE OF WONDERの頃や！難波さんの影響やな(^^;。（爆笑）
小森＞諸悪の根源があるとすれば、こちら(^^;（笑）。
難波＞（変な声色・早口で）研究しろと教えた、事実も権限もございません！（笑）
是方＞ムネオハウスは作ったんか！（笑）
難波＞（物真似して）記憶にございません(^^;！（笑）
（低い声色にして）…でも、あのナルチョをして、「ディメトラがポップに
聞こえた」と言わしめた、恐ろしい曲(^^;！（笑）
鳴瀬＞もう、寝てても出来るもんね〜。でぃ・め・と・ら、ま・ほ・ろ・ば。（笑）
小森＞あのー、「き」って、糸偏に…何でしたっけ？ 奇妙の「奇」でしたっけ？
奇抜の「奇」でしたっけ(^^;？ 「ら」は…羅生門の「羅」ですか。
難波＞「ラ」〜は青い空〜(^^)
小森＞意味は何でしたっけ^^;;？ 昨日調べてもらったんでしたっけ…
難波＞「きらびやかで、美しいさま」…でも、こういうの、暴走族が良く使います
よね(^^;（笑）
小森＞広島でのアンケートでは、この曲が妙に評判良くって(^^;。土地ならではか
なと。町興しと、暴走族のテーマにもってこいの曲かと(^^;。（笑）
と、難波氏が「ぱぱらぱぱら…」、是方氏がギターでエンジンをふかすような音
を出すもんだから…
小森＞かっこいいっすね(^^)！
難波＞是方、暴走族の音上手い(^^;！ギターよりええで！…ホントに走ってきたか
と思っちゃった(^^;（笑）。
小森＞…ですね(^^;。（感極まった様子で）…ありがとうございました！最後まで
楽しんでって下さい(^^)！（拍手）
是方＞ケースケ！（拍手） キーボード・ヒロユキ！（拍手）
…なんか、若手のロックバンドみたい(^^;。
難波＞どこが若手や(^^;。
是方＞気持だけ^^;;（笑）。
12月にはRAGで４ステージに出演すると言う難波氏。もう一つのパーマネントユ
ニット・A.P.J.でもいらっしゃるそうですが…
難波＞A.P.J.＝ACOUSTIC PROGRESSIVE JAZZの略なんですが、（ベースの）水野さん
曰く「アダルト・プレイ・ジャズ」、するとナルチョが腹立つこと言って…
「アリフレタ・ピアノ・ジャズ」だっけ？「アリキタリ・ピアノ・ジャズ」？
もっと腹立つこと言って(^^;。どーしてそんな、腹立つことをすぐに思いつ
くわけ^^;;？…ほらまた、人が喋ってる間はボーーっとして、ムカツク^^;;。
12月１日には、山口のお寺でやります。寺で変拍子！トクオウ寺の変！（笑）
２日はチキンジョージに十何年振りに出て、３日がここ、４日が浜松なので、
全部来てください（笑）。新幹線でどこも１本です。（東京に）帰ったら、
野獣の曲忘れます(^^)！…あ、東京（STB139：22日）があるか^^;;。
是方＞日があくから、「綺羅」忘れそうや^^;;。
難波＞じゃ、４時間くらい前に入って練習しよ！…こういう大事な話をしてる間も、
（ナルチョが）知らん振り〜ん…って、腹立つでしょ？（中略）
A.P.J.は、アルバムも11月７日に野獣と同時発売になってますんで、野獣の
CD聴いて疲れたらA.P.J.、A.P.J.聴いて眠たくなったら野獣聴いて目を覚ま
して、また疲れたらA.P.J.聴いて、眠くなったら野獣聴いて…てな感じで、
一日に10回、ヘビーローテーションで聴いて下さい（爆笑）。
是方＞難波さん！（拍手）
難波＞長く喋ると、勝手に機嫌悪くなりますから、そろそろ…
是方＞ベース・ヨシヒロ！（拍手）
鳴瀬＞やっほー、ヒロユキ、今のは短かったなぁ。
難波＞いつも怒るからだよぉ。
鳴瀬＞いや、別に怒ってないよ、ちょっとアングリーなだけだから（笑）。
みんなぁーっ！元気ぃっ！どぉーして元気なのっ？（笑）あんな曲聴いて〜。
最近は、ええ曲やれなくって(^^;。 僕もこれからは、プログレッシブ・
ロック・ベーシストとして（笑）、他の軟弱なフュージョンなんかやらず
に！（笑） 変拍子で歩きますんで、転んでるおっさんを見たら、僕だと
思って下さい（笑）。
…ホンマ、家でも練習しました！譜面コピーしてみんなに渡したいよ(^^;！
ホンマやで！ でも、すごいキレイなの！これ、小森書いたの？違うの？
ただいま、この曲は盗作であることがわかりました(^^)（笑）。家で練習
してると、あ、譜面さかさまや(^^;。４分の３拍子のところが、３分の４
拍子…３部音符かぁ！８分の７拍子のところが、７分の８拍子…７部音符
かぁ…ええええっ！（爆笑） 指の皮が５回向けまして、もうムケてばっ
かり…シモネタはいけませんね(^^;。
是方＞とばしとるー(^^;。
鳴瀬＞えー、野獣王国、１回解散して再結成しての新作”キャンデー”（笑）。
野獣王国WORLD TOUR in JAPAN！ニホンのミナサン、サヨウナラ！アイ・ラブ
・キョート(^^)！イェイッ！（笑）アイ・ラブ・キョート・ピーポー！サン
キュー！（爆笑）
「今のはイントロ(^^;」なんて言いながら、まだまだ続きますが、少し早送り(^^;。
鳴瀬＞しかも、今日は椅子があって！ 元々ジャズシンガーですから(^^)。
か〜れ〜は〜よ〜(^^)！（笑） これ以上唄うと、別料金になるから(^^)。
…って、別料金って言うと、みんな帰っちゃうんだよな(^^;。デフレ傾向の
中、フランクマックが75円の今日この頃！そうる透は毎日食ってます！（笑）
どーでもいいんですが。今日はワタシ、童謡歌手！っつっても、
チルドレンに愛される、ラブリーなソングを、メニーメニー、シングしてる
んですが（笑）。大きな栗の〜木の下で〜！ハイっ！
…と、お客さんはそこを繰り返さずに次を歌ってしまい、崩れるナルチョ（爆笑）。
「ダメだよぉ！台本通りやってよぉ！」と言いながら、ピアノ・ドラムも加わり
ながら、もう１回歌います。お客さんも「大きな栗の〜」と繰り返すと、次は
「小さな栗の〜」、更に「中くらいの栗の〜」…で終わってしまいます（笑）。
鳴瀬＞ありがとうみんな！（拍手）ぃやー、驚いた(^^;。先歌われちゃうんだもん、
笑ったね(^^;。
是方＞何のコンサートかと思うやろね(^^;。
鳴瀬＞アイ・ラブ・キョート！（ドラム・ギターもうなる）ロックンロール！（笑）
若い頃は、ロックンロール歌ってまして…やるなよ！（爆笑）別料金だから。
ここまでで、イントロ〜１・２番、間奏で、サビね！次(^^)（笑）。
…別にないなぁ、もう^^;;。12月は、RAGには呼ばれてません！（笑）一日も
呼ばれてません！（笑）12月は31回もステージがあります！（哀しげなギター
が入って、だんだん、スネたような格好になって）あーあ、来たいなぁRAG。
毎日でもいいなぁ。「アリキタリ・ピアノ・ジャズ」の日に、乱入しようか
なぁ（笑）。コレちゃんの日もに乱入しよ。客席でスパゲッティ食べながら
「知ってる曲やってる！」タダの騒いでるオッサンだな(^^;。自費でもRAG
来たいなぁ…（オルガンでAmのバッキングが始まる（笑））12月が終われば
来年です！…また！新たな気持で来たいと思います！2002年のRAGの想い出を、
胸に一杯詰めて、精一杯演奏したいと思います！…みんなありがとーっ！
（Am6の演歌エンディング（笑））サンキューバンドさん！ひとつよろしく！
（笑・拍手）…あー、よう喋った！12分位？
是方＞終わった(^^;？ ナルチョーっ！（拍手）…喋りの方向性は、面白いスね〜。
ギター・是方です！
難波＞ヒロクニ〜（拍手）
是方＞…あ〜、わろたわろた(^^;。…どうしましょか？ 皆さん、お酒でも飲んで。
料理頼んだ人、演奏始まったら食べられへんねぇ(^^;。
鳴瀬＞サラダは？（客席：しおれてます（笑））しおれてるってー！（爆笑・拍手）
難波＞植物にキレイな音楽を聴かせると、よく伸びるといいますが、本当にそうか、
実験してみよう〜(^^)。それでは、野獣の音楽で実験してみよ〜。ほーら、
葉がしおれるだろ？（爆笑）
鳴瀬＞さっきのオレの歌(^^;？
是方＞いや、そーじゃないと思う(^^;。（中略）
続いて、KONAMIのゲームの曲を、野獣とA.P.J.の両方でアレンジを変えて収めた
とか。曲名が言いにくかったのか(^^;、それとも自分達のMCの思いだし笑いか(^^;、
「２曲続けてどうぞ」って紹介した後、ステージ上はなぜか爆笑(^^;
20:20頃から20:43頃まで、丁度、２部制のライヴなら１部と２部の間の休憩時間
くらいのところを、全部メンバー紹介で喋り倒しました(^^;（笑）。
☆６．Ｔｈｒａｓｈａｒｄ Ｉｎ Ｔｈｅ Ｃａｖｅ （”CANDY”）
ミディアムテンポの、ちょっとメロゥな雰囲気。音圧…の点では、さっきまでの
曲ほどではない(^^;ですが、リズムの音の太さは、やっぱり野獣（笑）。テーマ
に続いてのギターソロも、ここは細かめなフレーズが続き、サビメロのフェイク
になっていきます。コード進行が同様なので、ハードな音色のエレピソロも、
テーマの細かいフェイクから入ります。途切れなく続くフレーズは、段々とテン
ションが上がるにつれて、細かくなっていきます。それを支えるベースラインも、
力がこもってくる感じです。バーんっ！とベースが締めると、ギターやドラムに
負けないように…なのか、シンセストリングスが、ものすごい出音です(^^;。
ベースの音圧というか役割が、ここでは相対的に大きく感じられます。終盤は、
いななくギターvs叫ぶエレピのバトル（…って、自分で書いててどんなんや^^;;
と思いますが、そーなんだもん（笑））になってますが、全体的には、主人公が
さすらうような感じの１曲でありました。
今度は、ディストーションギターが割れそうになるくらい^^;;に張り上げます。
ディレイもたっぷりかけての、叫びのギターソロを２分弱展開して…
☆７．竜宮のつかい （”CANDY”）
ロータリースピーカーエフェクトがゴリゴリに効いたオルガンと、ブンブンうな
るベースと共に…メロディーは牧歌的で、曲調は明るいんです(^^;。サムピック
とボトルネックを使って、動物の鳴き声のような音を奏でるギター…初期の名作
「哀愁のクジラ」を思い起こしたのは私だけかな？ ドラムも、前の曲より少し
ヘビーな音色で叩いてます。そんな中だから、パワーはあるんですがProphetの
アナログシンセリードの音色が、柔らかくて気持良く感じられます。そんな雰囲
気を受けてか、今度はギターが、ボリューム奏法での柔らかい音色で、クィーン！
と入ってきます。ズドン！と響かせるドラムと相俟って、生き物の鳴き声のよう
に聞こえてくるんですね、ライヴだと。バックがオルガンとベースになると、
是方ギターが、悠々と大洋を泳いでいくかのように響きます。でも、野獣の音圧
ながら(^^;、トロピカルな風景も浮かんでくる…まぁ、違う絵の具で海を描いた
と思えばいいのかな(^^;。終盤は、再びディレイをかけていななくギター、ロー
タリースピーカーを効かせるオルガンとなっていきます。是方氏の合図で、これ
をゆーったりと締めにかかると、時折リリカルなリフを入れながらも、ボトムを
支えていたベースが、ひときわ雄大に締めた、９分近い演奏でありました。
是方＞「竜宮のつかい」っていう曲は、深海に住んで、長〜い、ひょろ〜っとした
わけのわからん魚が、見えるところに潜っていって、よかったなぁっていう
気持で作った曲です。たまに、打ち上げられて標本になったりしますが(^^;、
神秘的なところが…好き(^^)。（笑）
チューニングしながら…ちょっとMCも疲れ気味かな？
是方＞野獣、初めての人、どのくらいいます？（１／３位が手を上げる）
鳴瀬＞（キーボード〜ギター前辺りを見て）えらいところに座ったなぁ(^^;。
是方＞野獣の場合は特に(^^;。…よう、我慢してんなぁ^^;;（笑）。そこに座った
モンが悪い(^^;…カンニンな^^;;。もう慣れた？（笑・否定が多い）
岡山では、急性難聴になったお客さんもいてはって…悪いコトしたなと(^^;。
（笑） でも、それから音量は下げてません（笑）。
…好きなんやねぇ〜、野獣が(^^;。（ナルチョ前のお客さんに）そこ、ギター
聞こえへん？
難波＞そこはねぇ、ベースの生音のほうがすごいの(^^;。
是方＞こっち赤組(^^)！（笑・半分くらい歓声で応える）
難波＞じゃ、こっち白組！（歓声やや少なめで）
是方＞あー負けてるぞ(^^;！
難波＞どーせ、キーボードとドラムにはいねーんだよ！日陰者ですよぉ^^;;。
是方＞（カウンター辺りを指して）なんか、無派閥か？
難波＞どーでもいいから早く終われっていうことじゃない(^^;？
是方＞今日が（野獣）初めての方？嫌いになりました(^^;？（笑）…いや、どっち
かやと思うんや。好きな人は好き、そうでない人はもう…
これからはもう、静かな曲はありません(^^;！ ギュィーン！ギュィーン！
ボォーン！ボォーン！バコンバコン！ってのばっかりです(^^;。
次は、前のアルバム”POWER JUNGLE”の２曲目「獏の夢」を聞いて下さい。
☆８．ＢＡＫＵ’Ｓ ＤＲＥＡＭ （”POWER JUNGLE”KICP-650 / KING RECORDS）
…一発目の出音から、笑わなしゃぁない音圧^^;;、ワタシ的には「（爆）の夢」
な（笑）ミディアムスローな16ビート曲です。ブーンとうなるベースが、特に、
イントロでは前に出てくる感じ。シンセシタールが、これまた爆音の中を突き刺
すように鋭利に響きます。中盤で、中東風なイメージのシンセリードが出てきて、
やっとひと息(^^;。でも、ソロバックでのコード弾きの音量とちゃうで、あそこ
のギター^^;;。それに、さり気なくライトハンド奏法なんて派手なこともやって
はるし(^^;。シンセソロの締めで、ドラムも猛烈に叩きまくり、リフへ戻ると…
普通のバンドなら各自のソロのような音量^^;;。叫びまくってるうちに、ギター
なんか弦切ってしまいますし^^;;。ストラトの方に持ち替えて、また鳴らし直す
と（笑）、ナルチョ・小森氏の方を見て苦笑してます(^^;。ドラムがものすごい
音量になって、いつの間にか締めになり、Ｂメロに戻ると、ま〜たベースのすん
ごい音圧にさらされることになります（笑）。長〜くなったラストノートを、
更に煽って長くするギタリスト(^^;と、８分近く”爆”走してました。
是方＞…切れちゃったわ(^^;（爆笑）。ちょっと（音）小っちゃかったですか？
（笑）…よ〜う、座って聴いてますねぇ(^^;。次もうるさいっすよ〜（笑）。
野獣にふさわしい、「GARUU」って曲を（笑）。
☆９．ＧＡＲＵＵ （”CANDY”）
新譜の最後に入っているファンクナンバー…というか、どこを切っても爆音（笑）
な曲は、さっき以上に笑わなしゃぁない音圧（笑）。ピアノパートなんか、音が
割れそー(^^;。３連ビートの部分へ来ると…まださっき以上に歪ませるかっ(^^;！
パーカッシブに攻めるオルガンソロ…も、バックの音圧にかき消されそう^^;;。
段々と、怪獣の叫び（笑）になってくると、ちょっと失敗した(^^;？なところで、
他３人がクッとその方を見やります^^;;。そのソロが終わると、少し音数も音圧
もスッキリした？…いや、ドラムのテンションが上がってくると、ギターもオル
ガンもぐっちゃぐちゃに(^^;交わって壊れます(^^;。ベースだけが辛うじて曲を
わからせてくれる(^^;感じでした。野獣でなきゃつけないタイトル（笑）通り、
ほえまくったメンバーでした。
そして、ドラムが雷鳴轟かせ…
☆１０．ＤＲＵＭＳ ＳＯＬＯ
最初から叩きまくってスタートします。タム回しだけでも、なんでこんなに…と
いう音圧、いくらPAの近くとは言え…ねぇ^^;;。最初の叩きまくりパートから、
ちょっと一服して、今度はハットとバスドラでビートを刻んで、フレーズを組み
立て直します。次第に、強弱をつけながらのタム回しも加えていき、また嵐のよ
うになっていきます。６分近くたったところで、テンポを変えて、それまでより
は、割と基本的なビートを強調しながら、少しづつテンポを上げていきます。
ロールのようなフレーズを絡めながら、ドスン！ドスン！とバスドラも響かせ、
シンバルも少しづつ増やしながら、フレーズを畳み込んでいきます。 そして、
嵐のように上の方は打ちまくり、下の方は蹴り続けてると…アンプを少しいじっ
てたナルチョは、ニコニコしながら見ています…８分も経ってるのに、衰えるど
ころか、更にテンポが速くなっていき…と、ようやくスローダウンして「コン！」
とカウベルを叩いて(^^;、10分を超えるパフォーマンスは締めとなりました。
続いて、ナルチョがベッキベキのベースリフを刻んで…雄叫びを上げます（笑）。
☆１１．ＳＡＶＡＮＮＡ ＲＵＮ （”SWEET & THE BEAST”KICP-695 / KING RECORDS）
ギターだけ出なく、音圧のせいかライヴ終盤だからか、ピアノも歪んでます(^^;。
ナルチョソロをフィーチャーする為のような曲は、さっきソロが終わったところ
なのに、ここでもまだ叩きまくる(^^;ドラムが、疾走感を演出します。一瞬、汗
をぬぐったりもしてます。ピアノ連打のリフ、ここだけでも、ものすごい音圧で
全員が迫ってきます。そして、バキンバキンのベース…「あーあー」とか言いな
がら、急に音出して驚かせるナルチョ(^^;。まずは前座（笑）のシンセvsギター
バトル。ウネウネと＆ギャンギャンと叫ぶシンセ。…ギター、リフを入れ損ねた
かな(^^;？その分を挽回するかのように、先ほど弦を切ったギター^^;;で、叫び
まくるギターであります。
そして、始まってから２時間近く経った21:35過ぎに、ベースソロがスタート。
まずは、歯切れの良いチョッパーからで、客席は勿論、是方氏も手拍子してます。
段々と全身をくねらせて刻むフレーズ…暴れ出す前兆のような気も(^^;。ライト
ハンドもやりだし、バンバンと弦叩きをめまぐるしく織り交ぜながら…って、見
てるだけでも凄いよ、コレ(^^;、ステージ前の方へ出てくる…いや、まだかな？
段々前に出てきて、ベースが更にベンベンとうなり始めます。更に前に出て行く
と、ドラムもスポン！とけしかけるように(^^;刻んできます。３分ちょっと過ぎ
たところで、いよいよ、一番前のテーブルから乱入開始！ では図解を（笑）。
｜ ＳＴＡＧＥ ｜ MONITOR
MONITOR PA｜ ｜ TV
TV ｜ 終了 乱入開始 ｜PA
−＋ ＋−−−−−−−↑−−−｜−−−−−−−−−−−＋ ＋−
｜ ｜ ｜ □□□□□ ｜カ
｜ ○○○ ｜ ↓ □ＸＸＸ□筆者 ｜ウ
｜ ○○○ ｜ ○○｜ ○○○ □Ｘ柱Ｘ□ ｜ン
｜ ｜ ｜ □ＸＸＸ□ ｜タ
｜ ○○○ ｜ ＋−−−→★ □□□□□ ｜ー
｜ ｜ ＋−− ｜
＋−−−−−−＋ ｜ ○○ ｜ ＋−−−−−−−−−−−−＋
ソファー席 ｜ ｜ ｜ ｜
ＸＸＸＸＸＸＸ ｜ □□□｜＋−★−−＋ ｜−−−−−−−−−−−−−−
ＸＸＸＸＸＸＸ ｜ □□□｜｜ ｜ 厨房
ＸＸ ＸＸ ｜ □★←＋｜ ○○ ｜
ＸＸ EV ＸＸ ｜ □□□｜｜ ｜
ＸＸ ＸＸ ｜ □□□｜｜ ｜
＋ ｜｜なぜか一端 ｜
踊り場 出入り口←−＋＋外へ出る（笑）｜
＋ ｜
｜レジ ミキサー ｜
｜ 楽屋通路 WC｜
｜ ↓ ↓｜
途中、ウンコのような帽子(^^;をかぶったローディー氏がステージに現れ、御大
のタイミングを取ってエフェクタのスイッチを切り替え、爆音にする場面もあり、
３分半ほどに渡って店内を弾きながら練り歩き、ステージに戻ってくると、ドラ
ムと一緒に崩れ落ちていったのでした…デジカメを撮らせてたりもしたっけ(^^;。
暴れるだけ暴れて、おしまいになると、是方氏が「ナルチョぉーっ！」と叫んで、
大きな拍手が起こります。「すりーっ、ふぉーっ！」と叫んでテーマへ戻ってい
くと…いつもいつもそうだけど、なんでまだ音量が上がるのか^^;;。テーマの後
のリフを４回繰り返してるうちに…全身で踏ん張るナルチョ、叩きまくる小森氏、
音圧上がる上がるの是方＆難波氏。最後は、思わず立ち上がって叩きまくった(^^;
小森氏に、難波シンセも叫びまくり…あれだけ凄い音出して、「くやしーっ！」
って言った人も（笑）。「せーのっ！」の合図で、この世のものとは思えない^^;;
爆音が、30秒は響いてました（爆）。
是方＞いやぁ、そっちも凄いなぁ(^^;。（笑）
鳴瀬＞よぉー居るなぁ！（笑） えらい！ オレらもホンマ偉いけど(^^;。
是方＞明日たぶん、死ぬよ(^^;。 ありがとーございましたー！（拍手）楽しんで
もらえましたかーっ！（拍手） 後ろの人、音届いてましたか？（笑・拍手）
おかげで、楽しい楽しいCD発売記念ライヴが出来ました！これに懲りずに、
また来てください！ それでは、ファーストアルバムからの曲をやります！
☆１２．ＧＯＬＤ ＲＵＳＨ （”野獣王国LIVE”YJOK-001〜002 / BLACK BOX）
久方ぶりに、ギターボコーダーでポップなメロディーを歌う、初期の16ビート曲
が登場…なんだけど、ギターの音圧がさっきの余韻か、まだかなりスゴイ(^^;。
Ａメロへ入るところで、小森氏が両手を上げてバーン！とはじいてみせました。
まだまだ、張りのあるドラミングを聞かせ、エレピもガンガンと刻んでます。
…Ａメロの構成を間違えて、何とかごまかす是方氏（笑）。それにしても、こん
なにドラムがものすごい迫力の曲やったか(^^;？ サビでは、本当に嬉しかった
のか、ギターボコーダーで「どーもーありがとー」なんて歌ってます。テーマを
終えたところで、ディレイを重ねてクイィィン…とキレイに一発聴かせるギター。
SMOKE ON THE WATERなんてはさみながら（笑）叫びまくるギターソロを、ベース
もドラムも、まだまだ衰えないパワーで支えます…シンセブラスが辛うじて聞こ
えるほど^^;;。ま〜だ、どこまでいくね〜ん！という勢いで弾きまくり、シレッ
とテーマに戻る(^^;。メロディーのフェイクに、エレピもドラムもついていきま
す。今度のサビでは「きょうとぉー、ありがとー」なんて歌ってる感じです。
シンセソロも…今回はギリギリかな(^^;。そしてエンディングに、まだまだもの
すごいドラムの音圧が轟き、結構爽やかなはずの曲も圧倒してしまいました(^^;。
21:53、是方氏が「どーもありがとぉーっ！」と叫んで、一端終了となります。
アンコールに応えて、４人がビールを持って（笑）戻ってきます。歓声が止んだ
ところで…「じゃ、１曲目から」と言ったのは、（笑・拍手）。
ベースがブーンとうなって…ちゃっちゃかちゃんの、すっちゃんちゃん！と、
オチにしてしまう（笑）。そんなことばっかりやってるうちに、ナルチョだけ止
めたり、ナルチョのところだけ音量下げて…オチへ行ったりとか（笑）。
是方＞これくらいの音量の方がいいよねぇ(^^)。（爆笑）
鳴瀬＞（客席が）うんって言うたでぇ！（爆笑）
難波＞やはり、そちらにも裏切り者がいたか^^;;（笑）。
鳴瀬＞（客のテーブルの）野菜がかわいそうや(^^;（笑）。
難波＞やはり、反乱分子がいるということか(^^;。（一人時代劇調（笑））
是方＞（新譜の）ジャケットですけど、これホンマに７歳の子が描いたんです。
鳴瀬＞ちゃう！俺が７歳の時描いたの(^^)！結構、秀才やろ(^^)！
難波＞この忌まわしいバンドを、既に予言していた！昭和20年代！
手書き風の、スゴイ可愛いデザインなんです…似合わんくらい（笑）。
是方＞字も、５歳の子が書いてくれて。すごいねぇー。
難波＞後ろのねずみみたいなの…クマ？ねずみかと思った(^^;。
鳴瀬＞曲やろうや！（爆笑）
是方＞じゃ、「ALICE」！（拍手）
☆１３．ＡＬＩＣＥ （”POWER JUNGLE”）
「せーのっ！」っつって演奏が始まるバンドも珍しい(^^;。ナルチョのベースが
ブンブン言ってる、ミディアム16ビート曲。きらびやかなギターアルペジオの後、
ギターとシンセブラスがユニゾるテーマは、息ぴったりです。ドラムもここでは
シャープに刻み、ベースがいちだんとブリブリ言ってるのが際立ってます(^^;。
この日のメニューの中では、比較すると（爆）聴き易い方かな…と思ってたら、
サビでやはりぐわぁぁん！と(^^;。ベースが音圧下げて、ギターがぐわぁーがっ！
と叫んで、ワウまでかけたギターソロの頃にはすっかり元通り（苦笑）。もう、
何があっても驚かん！ってくらい、ギターが暴れてます^^;;。と、静かになって、
すっとんきょーに(^^;ピアノソロへ。段々と上のほうへ上がってきて、きらびや
かなフレーズを聴かせる前半。そのうち、ピアノがガンガン叩き、ドラムがガン
ガン攻めてくる…どっちが先だっただろうか(^^;。そして、どっかーん！と走り
出したら、サビはやっぱりものすごい音圧になってましたとさ(^^;。
「もう聴きたくない(^^;？大丈夫ですか？」と是方氏が尋ね（笑・拍手）、よう
やく、クリーンな音色に下ギターのアルペジオが、静か〜に響き始めます。
ステージ上も照明が暗めになり、小森氏が、上のほうを時折仰ぎながら、タイミ
ングをはかっています…
☆１４．ＬＡＳＴ ＢＬＵＥＳ （”野獣王国LIVE”）
ライヴアルバムでも最後に収めた、スローバラード曲…ようやく素の音に(^^;。
メロディーに対する、エレピのオブリガードが、すごく気持ちいい…というか、
ここまでの疲れを癒すかのように（爆）。小音量でキレイに聴かせるギターソロ
…を切り裂くオルガングリス^^;;。そして、再び音量を上げて切々と唄うギター
ソロに絡むオルガンは、本当に多彩に絡みます。絶対崩れないという安心感さえ
感じさせる、大らかなベースでのボトム。Ｂメロ後半では、ドラムは少しリズム
を跳ねさせてたかな？ ゆーっくりと、整理運動のように(^^;…いや、きっちり
とメロディーを歌い上げ、最後の大事なところでのフレットレスベースの唄まで、
たっぷりと聴かせて、22:15、充実の３時間コース（爆）はお開きとなりました。
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＜SET LIST＞ 2002.11.10 ＠京都・LIVE SPOT RAG
1.Nam's FUNK 2.Sala's Ska 3.CANDY 4.HOT SUMMER NOON 5.綺羅〜Kira〜
6.Thrashard In The Cave 7.竜宮のつかい 8.BAKU'S DREAM 9.GARUU
10.Drums Solo 11.SAVANNA RUN (incl.Bass solo) 12.GOLD RUSH
13.ALICE 14.LAST BLUES
久しぶりの野獣王国を、いきなりPAの近くなんかで聴いてはいけません（笑）。
さすがに翌日には回復してましたが、その晩は、PAに近かった方の耳が少し変で、
RAGのある建物を出たところで、少しふらついてしまった(^^;ほど。ま、ふらつい
たのは寝不足の蓄積によるところも大きいとは思いますが^^;;。
アルバムの方は、生ブラスやラップも入ったりと、少し毛色の変わったところも
吸収しようかという感じがしますが、本文でも書きましたが、ライヴはやっぱり、
爆音カルテット(^^;の野獣王国でした。
（それにしても、野獣とA.P.J.が同時期に同じレーベルに移ってるっていうのは…
コナミＭＥには難波氏のパトロンがいたりするのかな(^^;）
ますます、ロック度…というかプログレ度というか…が高くなっていく感じが、
特にドラムの迫力が、フロント三人(^^;を食いそうになるところまできた感じがし
たのが、この日の印象でした。笑ってしまうほどの音圧が、ちゃんとアンサンブル
を構築しているという、やはり末恐ろしい(^^;バンドだと思います。たまに聴くな
らこんなバンド…って、そんな料理番組のコーナーがあったような気もしますが、
MCも含めてとにかくすごかった（笑）。
ということで、このステージはあなたにとってどんな時間だったでしょうか？
ではまた、次回のこの番組でお目にかかります。
文字正人(QFG03621@nifty.com) with PCG-C1XF and MC-P300 from KYOTO
1st ON LINE: 2002/11/30 (PATIO #180)
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