こんばんは。「実況中継ライヴ・オン2004」文字正人です。

　さて、９月ライヴラッシュ、第２弾は、なんと私個人的には３年ぶりになります、
本田雅人氏の個人名義ツアーでございます。地元へ戻ってからは仕事の都合が上手
く合わず、しばらくごぶさたしておりましたが、今回もやっぱり難しい曲のオンパ
レード（爆）になるのでしょうか(^^;。
　個人的な諸般の都合（爆）により、オンエアが大幅に遅くなりましたが、出来る
だけ詳しくお伝えしてまいりましょう。ツアー２日目の神戸から、ライヴ・オン！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　午後になって強い夕立が降ったりもしましたが、尻上がりにお天気がよくなって
　いった、それほど暑くもならなかった感じ…昨日とえらい違い(^^;の関西地方。
　さて、ちょっと遅れて三宮・チキンジョージへ到着すると、みっちり人が並んで
　ます。私はチキンジョージ売りの番号でかなり大きい番号を持ってましたが、
　1100円といわれた飲食チケットではなく、500円のドリンクチケットのみ…を買っ
　て、久しぶりに立たされてしまいました(^^;。これが19:10頃。テーブルがフルに
　出されて200人程が着席するもすし詰め^^;;、その後にもお客さんが詰め掛けて、
　オールスタンディングにしない状態での満員状態です。
　なので、機材もあまりちゃんと見えなかったんですが、キーボードはYAMAHA MOTIF
　ES7と…下段は黒っぽいパネル…去年高中氏のライヴで見た時はYAMAHA S90だった
　ので今回もそれかな…って程度です(^^;。でも、MIDIラック類が見当たらないの
　で、その２台だけかも。EWIはモジュールが２台、チューナー＋エフェクタ＋ミキ
　サー（YAMAHA MV802なんて久しぶりに見た…ウチにもあります(^^;）が見えます。
　ステージ上は、左からギター、（少し奥まって）キーボード、SAX&EWI、（少し奥
　まって）ドラム、ベースの順に並んでます。
　入場にかなり時間がかかりましたが、19:22にはもう譜面や水をスタッフが置きに
　来ました。ということは、開始はあまり押さないな…と思っていたら、その通り、
　19:35に客電とあの看板の照明が落とされます。

　　　　＋−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−＋
　　　　｜ＴＨＥ　ＬＩＶＥ　ＨＯＵＳＥ　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　｜Ｃ　Ｈ　Ｉ　Ｃ　Ｋ　Ｅ　Ｎ　　　Ｇ　Ｅ　Ｏ　Ｒ　Ｇ　Ｅ｜
　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　｜ 　　　IT WAS ALWAYS BEEN OUR POLICY TO SUPPORT 　　　｜
　　　　｜　　　　　　　　　GREAT "ROCK" MUSIC　　　　　　　　　｜
　　　　＋−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−＋

　＜本田雅人ＬＩＶＥ　ＴＯＵＲ　２００４＞
　2004.09.18　＠兵庫・神戸CHICKEN GEORGE
　本田雅人(Sax,EWI,Flu,他は後ほど詳しく20:30ごろ(爆))
　梶原順(Gt)　松本圭司(Key)　青木智仁(B)　則竹裕之(Dr)

[19:35'00]
　オープニングのSEが始まります。ドラムのキックや一発シャウト、シンセベース？
　な音色がランダムに始まって、やがてシンセベース音色でビートが始まり、ヴォ
　イスコーラスも入ってきます。転調を繰り返すフレーズ、ステージ上のライトが
　点滅する中を…

[19:37'00]
　５人の男達がステージ上に現れ、拍手が起こります。各々の楽器のスタンバイを
　しながら、バックのヴォイスコーラスが盛り上がってきて…

☆１．ＡＴＨＬＥＴＥ
　（”Assemble A Crew”VICJ-61209 / VICTOR ENTERTAINMENT）

　赤いボディのEWIとオーバードライブギターとのぶっといユニゾンでメロディー
　を聴かせる、新譜１曲目の16ビート曲から、このツアーのメニューもスタートし
　ます。リズムループかな？とシンセブラスかな？はシーケンサーっぽいです。
　（松本氏、この曲で弾いてたのはS90のエレピだけっぽかったので）ドクドク来る
　青木ベースとサクサク来る則竹ドラムに乗せて、新譜の曲ですが、バンドの一体
　感は既にかなりのものです。テーマに続いてイントロ進行でショートドラムソロ。
　元パターンを上手く崩して爆裂させ、いきなり拍手をさらいます。テクニカルな
　フレージングのEWIソロから、スッとＢメロへ戻ると、どっしりと的確なタイミン
　グでボトムに刺さるベースに支えられ、最後までドライヴしていきます。

[19:43'25]
☆２．ＳＭＩＬＥ　２　（”Assemble A Crew”）

　続いても新譜から、今度はぶっとい音色のEWI・ギター・松本氏のシンセブラス
　もイントロでユニゾって、ブリブリベースにのって、アルトサックス＋ギターが
　饒舌にメロディーを唄います。テーマに続いて、ディストーションギターソロ、
　それでいて出過ぎない音量で巧みに唄います。軽快にサビを唄うと、本田氏が後
　ろを一発見やって、みんなでユニゾンをキメて、ピアノソロへ。キレのいい音色
　で、巧みなフレーズでファンキーにキメていきます。ピアノをcool downさせる
　と、転調させてテーマへ。そして今度は、メカニカルなサックスソロへ。聴く側
　をグイグイ引き込んでいくフレーズに、ドラムも徐々に絡んで崩しにかかります。
　集中力は最後の最後まで必要で、エンディングもなんか難しいこと（爆）やって
　ました(^^;。

[19:48'30]
　ここで、主役の本田氏からご挨拶。

本田＞どうもこんばんは〜！（拍手）
　　　えー、久しぶりにツアーにやってまいりました。本田雅人と…バンドのよう
　　　な皆さんの面々でございます（笑）。昨日、福岡で初日を迎えまして、最近
　　　このバンド、自画自賛が流行ってるんですが（笑）、とってもいいライヴで
　　　した(^^)。お客さんがとっても暖かくって、福岡へ来たのが４年振りにもか
　　　かわらず、よくぞ覚えてて集まっていただいて、最初からオールスタンディ
　　　ングだったんですよ(^^)。（座ってるテーブル席を見て）…あ、別に座って
　　　るのが悪いと言ってるわけではないですよ(^^;（笑）。いいんですよ、折角
　　　椅子があるんですから、座ってていただいて(^^;。
　　　今日もお送りして行きますが、ここにいるようなベテランのミュージシャン
　　　になると、ライヴを重ねるごとに飽きてくるんですが（笑）、今日はそんな
　　　わけで、リハーサルを極力やってません(^^;。新鮮さを保ったままで行こう
　　　という、策略でございます(^^;。
　　　で、今日のシステムをここでご紹介したいと思いますが、僕のライヴはとに
　　　かく長い長いと言われて、評判が悪いので、今日は短くしてみました。
　　　（え〜〜！と言われて）で、ここで「え〜〜！」と言われることを想定して、
　　　システムを説明するんですが、短くしたと言っても、一般的なライヴからす
　　　るとやっぱり長いんですね(^^;。前回は確か、３時間半とかやってました。
　　　だって、長いだろ〜(^^;、こちらも年を取っていったり、お客さんの方も、
　　　高齢化の波が襲ってきたりと（笑）いうことで、人によっては、椅子なしで
　　　は辛いと(^^;、いうこともありますんで、なるべく長い話をやめて、曲の方
　　　をどんどんやっていこうと。でも、内容は濃いまま、ぎゅっと凝縮してお届
　　　けしようと思っています。

　ということなので、いつもメモには５秒単位（爆）で時刻を記入してるんですが、
　どこでどう時間を使ってそういう長さになったのかを検証するために(^^;、今回
　の番組にはその時刻を区切りごとに入れてみました（爆）。アメリカの某ドラマ
　のように見えても、それは気のせいです。私は見てませんので(^^;（大爆）。

本田＞なので、座ったままの方は座ったままでも、立ったままの方は立ったままで
　　　も（笑）、心の中で盛り上がって下さい。　それでは、最後までゆっくり、
　　　くつろいでいって下さい！（拍手）

　そう言えば、本田氏の口調、以前見た時よりも早くなっていたような…

[19:51'45]
☆３．ＳＴＥＰ　ＵＰ　ＡＣＴＩＯＮ
　（”Real-Fusion”VICJ-60653 / VICTOR ENTERTAINMENT）

　アルトサックス・ギターの速いパッセージのユニゾンと豪華なブラスアタックが
　印象的過ぎて(^^;、ニュース情報番組のスポーツコーナー御用達になってしまっ
　た（爆）16ビート曲。この日は、オリジナルより更に速いテンポ(^^;で迫ります。
　キーボード、ここではS90エレピ＋MOTIFきつめのシンセブラスの２段手弾きです。
　息ピッタリのテーマに続いて、ギター・ブラス・ベースキメありのドラムソロ、
　そして、その間にスタンドに固定されて出てきたバリトンサックスを、ブリブリ
　とうならせるソロへ。ここの序盤はバックがドラムだけになり、本田フレーズに
　則竹氏が見事に絡んでいき、スリリングなバトルに。後半は他のパートも戻って
　きて、更に賑やかに。続いて、ハードな音色のエレピソロもフィーチャー。飛び
　上がりそう(^^;な大きなアクションで、スッ転びそうなテンションのフレーズを
　連発します。キメを経てテーマへ戻り、後半では、クィ〜ンとうならせて早弾き
　ギターソロも展開する、どこも気の抜けない(^^;賑やかな１曲でした。

[19:57'55]
☆４．君はエスパー　（”Assemble A Crew”）

　EWIで歌物っぽいポップなメロディーを唄う、新譜の軽快なビート曲。これも、
　オリジナルよりややアップテンポな感じでスタート。ピチカートバイオリン音色
　とＢメロのコードオルガンを、松本氏がMOTIFで切り替えながら入れていきます。
　テーマに続いて、メロディアスなフレーズでギターvsEWIバトル、テーマへ戻っ
　た後は、EWIソロへ。メロディーのフェイク風に入って、だんだんと、どこまで
　いくね〜ん（笑）てな感じで飛んでいく(^^;フレーズも、全体にポップな印象で
　聴かせる１曲でした。

[20:03'15]
☆５．ＹＥＬＬＯＷ　ＢＩＲＤ　（”Assemble A Crew”）

　今度はフルートをフィーチャーするナンバー。でも、イントロは本田EWIと松本
　シンセフルート(MOTIF)でユニゾってましたっけ。ギターがcoolな音色でＡメロ
　を取る間に、本田氏がフルートに持ち替え、やがてユニゾって、綺麗でも分厚い
　メロディーを聴かせます。これも、気持〜ちテンポ早目かな？　クィッと綺麗な
　音色での、饒舌なギターソロ…フレーズがなんとなく本田ソロっぽく感じたのは
　気のせいでしょうか(^^;。戻ってきたあと、サビを熱く盛り上げると、本田氏が
　フルートでソロを取りますが、これが速いパッセージのフレーズの応酬だったり、
　サックスでいうフラジオのようなきっつい音色(^^;も織り交ぜたりして、そのま
　まエンディングへ。

[20:08'35]
本田＞はい、えー、３曲続けて聴いていただきました。その前の大昔の曲から説明
　　　すると、SEに続いて、新しいアルバム”Assemble A Crew”から「ATHLETE」、
　　　…マイクがぶーんっていってます(^^;？（落ち着いたのを確認してから）
　　　「SMILE 2」、お話があって（笑）、アルバム”Real-Fusion”から「STEP UP
　　　ACTION」、また新譜から「君はエスパー」、そして「YELLOW BIRD」と、続
　　　けてお送りしてみました。

　　　今回のツアーは、”Assemble A Crew”発売を記念して回ってますが、もう
　　　聴いていただけました？（拍手）　街中で聞くと、誰も聞いてくれてないと
　　　思いますが（笑）、ここだから聴いてくれてるわけで、有難いことです。
　　　このアルバムの特徴としては、今日のバンドメンバー５人だけで、と言って
　　　も、ブラスとかパーカッションとかも後から入れてるんですが、基本的に、
　　　この５人で作ってみようと。意外と（アルバムでは）そういうのがなくて。
　　　今までのアルバムは、曲によってこの人にやってもらうのが一番いいんじゃ
　　　ないかなと、日本を代表するメンバーに集まってもらって作ってきたんで、
　　　アルバム１枚にドラムが５人とか入ってもらったんですね。それはそれで、
　　　いいものが出来るんですが、この５人はずっとライヴが出来てきて、ライヴ
　　　アルバムとかDVDとかは作ってるんですが、このメンバーでアルバム作って
　　　みようよと、ライヴの度にいつも盛り上がってて、それで作ってみたと。
　　　いうことで、みんなかなり慣れ親しんでるので、一体感も感じられるかなと、
　　　思うわけです。
　　　録音も、普通は１つの曲を５〜６回、或いは10回くらいやったりするんです
　　　が、今回は殆ど１テイクというか、何回かやっても１テイク目を超えられな
　　　いんですね。１回やったらもう２度と出来ないと言うか(^^;。　やっぱり、
　　　１回やるとハプニングしにくいというか、１回判ってるのと初めて通過する
　　　のとでは、キラリと光るおいしいところがなくて。
　　　若い頃だと、「これ間違ったからダメ、もう１回！」とかやってたんですが、
　　　年取ると、「ま、間違うのも人間だし〜」（笑）、いや、間違ってないんで
　　　すけどね(^^;（爆笑）。特に、１曲目の「ATHLETE」は１テイク目なんです。
　　　つまり、レコーディングやろうっつって、最初にせーので音を出した瞬間の
　　　ものなんです。
　　　僕のアルバムの傾向は、どっちかっていうと歌っぽいというか、曲っぽい曲、
　　　ややこしい割に曲っぽかったりするんですが、今回は、より曲らしい曲、
　　　ポップな明るめの曲をやりたいと、作りました。まだの方は、どっかその辺
　　　で売ってますんで、立ち寄るといいことあるかもしれませんよ(^^)。
　　　…次は何話すんだっけ(^^;（笑）。

　と、この間に”バンドメンバー”はソデに下がってる模様。

本田＞次は、バンドの皆さんはご休憩タイムと言うことで。これも、恒例行事のよ
　　　うになってきましたが、だんだんネタがなくなってきます(^^;。フルートを
　　　吊ったり、クラリネットを吊ったり、サックスを吊るしたり…引田天功かと
　　　思いましたが（笑）。期待されるのも、嬉しい反面辛いもんがあるんですね。
　　　だって、楽器の種類も、そんなに沢山ないですし、メドレーをやってみたり、
　　　色々考えたんですが、またへんてこなコーナーを作ってみました。
　　　１曲目は、まぁ…いいかな(^^;と。僕の１人多重録音でのアカペラに合わせ
　　　て…ゴスペラーズとかRAGなんとかの、ちゃんとしたバージョンですね(^^;。
　　　（笑）…それって失礼ですよね^^;;。”人数がちゃんとしたバージョン”を
　　　お送りするってことで(^^;。ゴスペラーズ（のライヴを）やってる人もいま
　　　すし^^;;（笑）。
　　　今日のオープニングも、コーラスは僕の声で入ってますが、実は、ドラムと
　　　か”ビシュ！”とかっていうSEも、僕の声なんです(^^;。
　　　（FUJI XEROXの複合機の）「つながってる…」ってCMの前のCM、あれに憧れ
　　　まして、本当はあれやりたかったんですけど、ライヴに間に合いそうにない
　　　と(^^:。鍵盤を押すと、「どぅ〜ん！」とか鳴るようにはしてるんですが、
　　　さすがにいっぺんには出来ないので(^^;。
　　　NHKの特集番組でもやってたんですが（「TOP RUNNER」（NHK＋NHK ENTERPRI
　　　SE 21制作）2004年07月11日放送分：筆者注）、AFRAさんって言うの？
　　　あのCM見てると、カンジ悪い渋谷の若者みたいな感じに思ったんですけど、
　　　NHKの番組見たら、すっごいいい人っぽくて(^^;。僕がお友達にはなれない
　　　だろうなと思いますが（笑）、あの演奏スタイルに、深いものを感じられた
　　　んですね。で、今のところは機械も使ってやってみたと。
　　　次は、オープニングと同じように、コーラスだけじゃなくてドラムも僕の声
　　　ですんで、それにも着目しながら、演奏も聴いてください。”Growin'”や
　　　”Illusion”にも入ってる曲で、「TURNING OF THE DREAM」です。

[20:18'55]
☆６．ＴＵＲＮＩＮＧ　ＴＨＥ　ＤＲＥＡＭ
　（”Growin'”VICJ-60238, ”Illusion”VICJ-60553 / VICTOR ENTERTAINMENT）

　元曲は、生ピアノとのデュオだった曲ですが、そんなわけで、一人多録コーラス
　と、必要最小限のボイスパーカッションによるビートとが流れてきます。アルト
　サックスを首から提げながら、フリューゲルホルンも左手に持ってます。やわら
　かい音色で、最初はフリューゲル、２回目からはアルトサックスで、メロディー
　を唄います。バックトラックは、ちょっと大きすぎて上物を喰うような感じも、
　少〜しありましたが（一人コーラスは結構いい感じでした）、序盤はWHOO..だっ
　たコーラスが、盛り上げどころでAH..と変わると、上手く盛り上がってきます。
　中盤のアルトでのソロは、饒舌過ぎずリラックスして聴ける、いつもの感じです。
　レガートに唄わせるメロディーに戻り、終盤では、饒舌に、でもメロディアスに
　ソロを聴かせ、バックトラックと一緒にゆっくりとエンディングへ。

[20:25'05]
本田＞はい、（MC用マイクコードを手繰るが…何回か失敗して(^^;）「TURNING OF 
　　　THE DREAM」でした。これは、まぁまぁでしたね。
　　　次が大変なんです(^^;。ネタ切れ寸前、「１人でどこまで出来るでしょうか」
　　　コーナーです。今日はひとつ、皆様にも出来そうなもので「１人でどこまで
　　　出来るでしょうか」を提案してみようと、思います。いつかの時代にたぶん、
　　　なじみのあるんじゃないかと思う楽器です。どうぞ〜

　と、大中小ミニと４本揃ったリコーダーが吊るされたセットが出てきます（爆笑）。

本田＞知ってますよね？やったことある人！（大半が挙手）そうでしょそうでしょ？
　　　サックスやったことがある人！（２割くらい？）結構あるんですね〜。でも、
　　　これ（リコーダー）の方が人気高いですね。人気と言うか、有無を言わさず、
　　　ある時期にやらされる(^^;わけですが。今の教育課程ではどうなのか…は、
　　　定かではないですが、僕らの頃は、小学校３年でまず、（左から２本目の）
　　　ソプラノリコーダーをやって、５年生の時に、ちょっと冴えた人には（左か
　　　ら３本目の）アルトをやらせると（笑）。それほどでもない、その他諸々の
　　　人は、ずっとこれ（ソプラノ）ですね(^^;。
　　　これ、でっかいのが結構解りにくいですよね。ここにマイルドセブンか何か
　　　置けばいいんでしょうけど（笑）、これ（ソプラノ）が普通なんです。近く
　　　で見ると、笑う感じがしますけど、このために全部買ってみました(^^;。
　　　（爆笑・拍手）だって、普段の生活では、必要ないでしょ(^^;？（笑）
　　　サックスを（普通の人が）今からレッスン受けたりしても、時間ももったい
　　　ないし、お金も、これ１個で30万〜40万位しますからね。でも、（ソプラノ
　　　リコーダー）これ１個、1000円ですよ！（笑）これ（右端のテナーかな？）
　　　は8000円くらいしましたけど、焼肉１回我慢すれば買えますし（笑）。あと
　　　のもせいぜい2000円くらい、これだとご家庭でも出来るでしょ？　こういう
　　　新しいスタイルの提案を。（拍手）
　　　これ、渋谷のヤマハで買ったんですけど、小さい頃、僕は縦笛が上手な少年
　　　だったんですよ(^^)。それで、（運指が）ジャーマン式とバロック式がある
　　　んですけど、指が違うんです。ソプラノは（と、ドレミファソラシドを吹い
　　　て見せて）…みんな知ってるこういう指使いですけど、アルトだと…こうい
　　　うちょっとプロっぽい(^^;ことがあるんですが、バロック式なんです。こっ
　　　ちの方がいいでしょ？にも関わらず、簡単なのしか売ってないの(^^;！
　　　この企画やるにあたって、カラオケは前に作ってあったんですが、買いに行っ
　　　たのは３日前（笑）。で、全然出来なくて(^^;（笑）。でも時既に遅し（笑）。
　　　だからやるしかないんですが、そんなに真剣に聴くコーナーじゃないんで、
　　　まぁ、あれなら僕にも出来るよと、温かく見守ってください(^^;。しかも、
　　　メドレーになってますんで、ゆっくり聴いて下さい。
　　　では、やってみようかな。リコーダーメドレーです。（拍手）

[20:31'10]
　＜リコーダーでどこまで出来るでしょうかメドレー＞

★７．ＴＲＡＦＦＩＣ　ＪＡＭ
　（T-SQUARE”IMPRESSIVE”VRCL-2034 / Village Recordsより再発）

　…で、いきなりそんなしんどい曲からやるか(^^;。オケは（今度は肉声多録では
　なく楽器です）、リコーダーが音量負けしないように、ドラム＋ベース＋ピアノ
　＋少しブラスくらいでちょっと薄めにしてあって、時々予想外にオクターブ上下
　したりはしましたが、テクニカルな曲をかなりきっちり聴かせます。１コーラス
　終わってソロになると、リコーダーでもきっちり本田節（爆）を聴かせます。

　テーマの進行でフェイクを聴かせたところで、オケが変わります。まずここで、
　その奮闘振り(^^;に拍手が起こり…

★８．ＴＥＣＨＮＯ　ＭＡＭＢＯ
　（”Cross Hearts”VICL-60838 / VICTOR ENTERTAINMENT）

　今度は、一番左端のソプラニーノ（ソプラノより更に小さい）で、ダンサブルな
　メロディーを取ります。アルバムではフルートのパートかな？１コーラスの後、
　ここでもソロへ。高音域…しかないか(^^;…で、バリバリと吹きまくり、リフも
　刻んだりしていると…

[20:36'05]
★９．ＧＲＡＮＤ　ＢＬＵＥ　（”Real-Fusion”）

　一番右端の大きいの（テナーかな？）で、ミディアムスローナンバーのメロディー
　（アルバムではソプラノサックスかな？）が始まります。ドラム・ベース・エレ
　ピ・シンセストリングスのシンプルなオケの上で、ビブラートもきっちり震わせ
　ながら聴かせる演奏、このバージョンはこれで結構いい感じではないかと。ソロ
　もやります、段々饒舌に崩していく…かと思ったら、最後はメロディアスになっ
　ていき、ここでも曲のつなぎ目のところで拍手が起こります。

★１０．ＪＡＺＺの世界旅行
　（”Carry Out”VICL-60392 / VICTOR ENTERTAINMENT）

　一転して、またソプラニーノの方へ移動して勢いのあるＡメロ、ほわーっとした
　Ｂメロからはアルトで、テーマのに続くソロは、またソプラニーノに戻り、早い
　パッセージの連続で圧倒します。…こんなフレーズでリコーダーを聞いたこと、
　多分ないだろうし、これからもないと思います（笑）。サビへ戻って、イントロ
　のリフを繰り返すエンディングから…

[20:40'45]
★１１．ＲＵＮＮＩＮＧ　ＨＩＧＨ　（”Carry Out”）

　曲名どおりのテンションの高い、EWIでメロディーを取ってた曲のイントロへ。
　ソプラノでキメを決めると、ほぼそのままのオケにのって、高いテンションで吹
　きまくります。中盤ではリコーダーのみのソロ…ピッチシフターを使ってたかな？
　一人でハモリが聴こえてましたもん(^^;。サビへ戻ると、ちょっとややこしいブ
　レイク(^^;も聴かせて、11分になった”限界へ挑戦”メドレーもエンディングを
　無事迎えました。

[20:42'40]
本田＞どうもありがとうございます。（拍手）　リコーダーでした〜。
　　　皆様のご家庭でも、これなら、音量も殆ど出ませんし、防音室とかなくても、
　　　好きな曲を、僕の曲のようなややこしい曲でなくて(^^;、歌謡曲なんかでも
　　　お楽しみいただければと。ということで、曲は賑やかですが、とっても盛り
　　　上がらない（笑）メドレーでした。
　　　では、メンバー１人づつ呼び込みながら、メンバー紹介を。
　　　ギター、梶原順！（拍手）

　梶原氏が出てきて…ギターを持ち替えてきました。

本田＞喋んないの？
梶原＞昨日、呑み過ぎまして(^^;。
本田＞初日から飛ばしてたよね(^^;。
梶原＞松本君と、初めて飲みまして…彼のアレンジで呼んでもらったりはしてたん
　　　ですけど、こういうのは初めてで。彼とは、同じ丑年なんです。
本田＞ムシ(^^;？（笑）
梶原＞ウシ(^^;。
本田＞ああ、子、丑、…ってすぐ来るのね(^^;。あと思い出せないけど(^^;。
　　　松本君と、一回り違うんだ。どうです？
梶原＞とってもよかったです。なので、思わず飲んでしまって(^^;。
本田＞説教とかしてない？（笑）
梶原＞たぶん(^^;。　…で、何だっけ？
本田＞何か（宣伝とか）ないの？
梶原＞Ｊ＆Ｂ（梶原順＋浅野”ブッチャー”祥之）も、一通りやって…
本田＞あれ、すぐやるじゃない(^^;。ずっとツアー中のような…
梶原＞ま、それがＪ＆Ｂらしいと言えばらしいけどね。小回りきくし。
本田＞いざやろうとなったら、３人でも、２人でもいいし。
　　　ギター２人だから出来るんだよね。
梶原＞伊東さんとやってるじゃん。
本田＞サックス２人だと、せいぜい３曲(^^;。伊東さん嫌がるし(^^;（笑）。
梶原＞やり難いんだろうなぁ(^^;。心中お察し申し上げます。
本田＞あ、やると喜んでやってくれるんだけどね(^^;。
梶原＞自分の楽器…は楽器なんだけどね
本田＞自分のと全然違うことをやらされるっていうか(^^;。サックスで伴奏しろって
　　　言われたことないもん(^^;（笑）。
梶原＞ぼっぼぼっぼ…ってベースやるとか？
本田＞ベースラインと、あとメロディックなコードとか。
梶原＞ギター２人だと、自然だね。
本田＞レコードも作っちゃえば？
梶原＞こないだは、アコースティックギター２本に沼沢尚って、ヘンな編成で。
本田＞何か足りないよね(^^;。
梶原＞むしろ、ギター２本に何か足した、っていう感じで。なんか、１年中ずっと
　　　ライヴやってるような気がする(^^;。来年は（本田雅人ツアーを）、もっと
　　　やったら？
本田＞皆さん、Ｊ＆Ｂとかで忙しいから(^^;。
梶原＞Ｊ＆Ｂは俺だけだよ(^^;。てか、１年に１回だと、曲忘れるよね(^^;。
本田＞でも、意外に覚えてるんだよね(^^;。…もちろん、皆さんの予習があってこ
　　　そなんですけどm(__)m。
梶原＞予習なかったら、出来ません^^;;。
本田＞もちろんそうなんだけど(^^;、でも、もうちょっとやれると…年２回位は…
　　　（拍手）　年取ると、すぐに１年経ってしまうんだよね(^^;。
梶原＞なんか、ずっと浅野さんと居る気がする(^^;。去年、浅野さんが計算してく
　　　れたんですけど、１年に45日間だったとか。でも、かなりのもんでしょ？
本田＞大きなツアーだと、年に60回とかやったりするから、それ位やってるね(^^;。
梶原＞大きいのか、小さいのか、よくわからんけど…近々は…（近畿では）ないか
　　　な(^^;。名古屋とか、広島とかはあるけど…
本田＞今日、（福岡からの移動で）広島で降りようとした？
梶原＞寝ぼけてて(^^;。また違うところでもやりたいねっつってて、広島のところ
　　　で「降りなきゃ」っつって、寝てた本田君も起こしたんだけど、そうか(^^;。
本田＞かなりしつこく起こされたよね(^^;。
梶原＞まだ酔っ払ってたんだよ(^^;。１人で笑ってました^^;;。
本田＞よくぞ神戸へいらっしゃいました(^^;。梶原順！（拍手）
　　　そして、昨日飲み明かした仲間…にしますか？（と言ってもなかなか出てこ
　　　なくて、楽屋通路を見やって）出番ですよ〜…帰っちゃった？（笑）
梶原＞じゃ、もう少し僕と話しますか？　リコーダー良かったよね。
本田＞今日、上手かったよね(^^;。全然良くなった(^^)。
梶原＞毎日、自己ベスト更新してるよね。すごい。
本田＞だんだん、端折るのが上手くなって、プロっぽくなってきたってことで(^^;。
　　　初めて聴いた方は、「へっただなぁ」とか思ったかもしれませんが…
梶原＞逆にあんな風に吹く小学生の方がいやだよ(^^;。
本田＞小学生のときは、もっと上手かったんだよ(^^)。
梶原＞音楽の先生にとってはイヤミだよね（笑）。
本田＞親よりも上手かったもん(^^;。…あ、父親が高校の音楽の先生なんですけど
　　　（笑）、アドリブの練習してたもん（笑）。朝から晩まで吹いてて。
梶原＞気持ちはわかるけどね(^^;。俺も５年くらいまでやってたけど、だんだん、
　　　いやになってきて、こっち（ギター）に来ちゃったと。
　　　…あ、（松本氏が）来ましたね(^^;。
本田＞キーボード、松本圭司！（拍手）
松本＞こんばんはー。（拍手）スンマセンでした(^^;。
本田＞（梶原氏と）何話してたの？
松本＞結構、マジメな話でした。途中から何言ってるのかわからなかったです(^^;。
　　　（しばし沈黙）…何を話そうか…頭の中が真っ白(^^;。皆さん元気ですか？
　　　何もない、キビシーです(^^;（笑）。
　　　あ、最近はゲームばっかりやってます(^^;。ミュージシャンって、ホントに
　　　ダメだなと思うのは、都内で電車で移動しないでしょ？　僕は方針変えて、
　　　レコーディングだとピアノだけなので（機材は運ばなくて良く）…
本田＞ピアノな人は電車多いよ。
松本＞そうですか(^^;？　調子こいて車で行ってたの僕だけ(^^;？（笑）
本田＞だって、他のピアノの人会わないもんね(^^;。
松本＞それ、電車に乗るようになったんですが、ファミコンカラーのゲームボーイ
　　　アドバンスを買って、通勤中にやってますが、かなりヤバイですね、傍から
　　　見ると(^^;。自分ではわからなかったんですが、他の人がやってるところを
　　　見ると、あ、こうやって見えるんだと(^^;。
本田＞子供ならいいけど、大人だからね〜。
松本＞しかも、ファミコンカラーに親近感覚えてんですが、その割に、ファミコン
　　　時代のゲームの復刻版は、あんまり面白くないですね(^^;。
　　　で何やってるのかと言うと、SHOCKWAVEで流行ったZOO KEEPERって知ってる？
　　　動物が落ちてきて崩すと消えるっていうのを、狂ったように（笑）。ゲーム
　　　ボーイ版は、なかなか10面消せなくて(^^;、10面、次が15面、20面終わると、
　　　クリア画面が出て、今度はスコアトライアルになるんですが、僕今127万点
　　　出してますが、これよりいってる人います？ちょっと自信あります(^^;。
　　　３〜４ヶ月の間、１日２時間くらいやったかな？
本田＞あんまりやってないねぇ。24時間くらいとかやってたことあるよ(^^;。バカ
　　　みたいに、野球ゲームとか色々やって24時間。やることなかったんだろな(^^;。
松本＞ZOO KEEPERのいいところは、（テトリスにハマッタ人がよく言ってた）
　　　目をつむっても（ブロックが）出てきたりするのがなくて(^^;、あれ危険だ
　　　よね(^^;（笑）。
本田＞テトリスやってた頃って、ギターのここのところ（ペグの辺り）に、無性に
　　　（ブロックを）入れたくなって（爆笑）。あれ、何現象っつーの？
松本＞PlayStation2で「塊魂」（かたまりだましい）っていうのがあるんだけど、
　　　これが如何に面白いか、女性の友達はほんとにわかってくれなくて(^^;、
　　　ゲーム好きの友達でもそうだったんだけど。
　　　あれも中毒性があって、とにかく何でも固めて大きくなっていくんだけど、
　　　車を運転してて、自転車を見かけるとくっつけて回したくなる衝動に駆られ
　　　るんだよね(^^;（ゲームを知ってるらしき客中心に（笑））。
　　　やりすぎると危険です(^^;。
本田＞ちっちゃい子供には、ホント影響あるよね。俺たちでもあるんだから(^^;。
松本＞全然音楽と関係ない話でしたが(^^;、ゲームばっかやってます(^^;。
本田＞松本圭司！（拍手）
　　　それでは、ベース・青木智仁！（拍手）
青木＞（本田氏に薦められて）勝手に喋っていいの(^^;？　（以下流暢に（爆））
　　　今日は、世間的には３連休の初日ですよね？私達は堅気の商売じゃないので
　　　連休は関係ないですが(^^;。本日は、本田雅人とAssemble A Crewバンドの
　　　ライヴへようこそおいでくださいましたm(__)m。
　　　私の趣味は、飲酒ということになっておりまして（笑）、ところが、６年間
　　　酒を断っておりましたが、誕生日にまた始めました(^^;。（拍手）
　　　今日は、心機一転、白い服を着て参りましたので、皆様の色に染めていただ
　　　きたいと、思う次第でございます（笑）。
　　　私、焼肉に目がないのでございますが、今日の打ち上げが何と焼肉屋で行わ
　　　れると聞きまして、やる気が俄然出てまいりました(^^)（笑）。　今日は、
　　　目の前ににんじんぶら下げられた状態で演奏いたします（笑）。
本田＞注目してます（笑）。宣伝とかはないんですか？
青木＞それでは、この場をお借りしまして、アドバタイズメント・コーナーを。
　　　本田君ともやってます、”フォーバカインド”（FOUR of a KIND）が、10月
　　　21日にセカンドアルバムをビクターエンタテイメントよりリリースすること
　　　になりました。音もだいぶこなれた自信作ですので、ぜひともお買い求めい
　　　ただきたいと思います（拍手）。
　　　あと、他店ではございますが、12月の10・11日に、大阪ブルーノートでツアー
　　　の最終日となっております。ぜひとも、万障お繰り合わせの上お越し下され
　　　ば、これ幸いでございます。
　　　低音部担当の青木と申します（笑）。以上、アドバタイズメントでした。
　　　（拍手）
本田＞…で、大阪いつだっけ(^^;（笑）。
青木＞12月10・11日…って言いましたよね(^^;？（客席に確認）
本田＞暗記しとかないと(^^;。で、アルバムいつだっけ？（笑）青木智仁！（拍手）
　　　すばらし〜。ずっと（衣装は）黒だけだったんですが、皆さんの色にぜひ染
　　　めてください(^^)。個人的には、緑のシャツと赤いズボンがいいです（笑）。
　　　まだ色付のを見たことがないんで(^^;。
　　　青木智仁先生のお話の後は、ドラムス、則竹裕之！（拍手）
　　　…また、面白いこと言ってよ(^^)。昨日、良かったよね？
則竹＞僕も電車通勤してるよ。
本田＞遂に持っていくの諦めたんだ(^^;。っつーか、電車オタクでしょ？（笑）
則竹＞そういうわけでも、ホントはフェラーリで通いたいんだけど(^^;。
　　　オタクっつーか、”電車好き”なんだけど(^^;。
本田＞同じこと(^^;（笑）。
則竹＞都内だと、地下鉄か山手線でしょ？あれはあんまり面白くないよ、車両的に。
本田＞じゃ、何だと楽しい？
則竹＞歴史のある車両がいいよね。あと、長い距離を。
本田＞じゃ、新幹線でいいじゃん？（笑）
則竹＞新幹線はダメです(^^;。新幹線の車両、１台あげるって言われても、もらい
　　　たくない(^^;。くれるんだったら、キハ５８とか…（笑）
本田＞あ、知ってる。ディーゼルだよね？
則竹＞なかなか見られなくて。四万十川は、青と白のに変わっちゃったんだよね？
本田＞何で知ってるの(^^;？
則竹＞僕は、旧国鉄時代のものが好きなんですよ(^^)。
本田＞じゃぁ、山手線だって歴史あるよ(^^;。
松本＞山手線って環状だから、すごい長距離だよ（笑）。
則竹＞僕はロマンチストだから、同じところをぐるぐる回る人生はヤダ（爆笑）。
　　　出来れば、ディーゼルの、お弁当とトイレの混じったにおいが…
本田＞それってヘンタイじゃん(^^;（笑）。でも、ちょっとだけわかる(^^;。
　　　今のたとえで、匂いがしたもん(^^;。
則竹＞あと、冷凍みかんとか(^^)。
本田＞いま、頭の中に浮かんだのは、（出身の）高松駅。
　　　昔は宇高連絡船っていうのがあって、そこでうどん食べて、高松駅から乗る
　　　のね。確かにジーゼル臭かった(^^;。「いい日旅立ち」とか流れそうな…、
　　　まだその頃は「いい日旅立ち」はなかったか(^^;。
　　　…ところで、こんな話でいいの(^^;？
則竹＞山手線もいいことあってね。マンウォッチングしてると面白くて。見てると、
　　　普通の人って、意外といないんだよね。みんなどこかおかしくって(^^;。
　　　だから、僕だって十分おかしいけど、自信持って僕も生きる資格あるんだな
　　　と、思えるんだよね（笑）。
　　　あ、ひとつ宣伝していい(^^;？っつーか、言えって言われてるんだけど(^^;。
　　　神保彰さんと、最近組んで活動してるんですが、CASIOPEAの年末ツアーで、
　　　そのユニットで一緒に出ることになりまして。CASIOPEA with その名前って
　　　ことで…
本田＞それは何人？２人？
則竹＞２人。ドラムだけのユニットで。
本田＞こないだ、神保さん版の「１人でどこまで出来るでしょうか・六本木ピット
　　　インさよならライヴ」見たけど、あれを２人でやるの？（笑）
則竹＞あれは、神保さんじゃないと出来ません(^^;。僕の入る隙もないし^^;;。
本田＞じゃ、何するの？（笑）
則竹＞それは、とにかく見に来て下さい(^^;。ホントは、どうするかまだ考えてる
　　　ところで(^^;。神保さんが、新曲出来たよってMDを送って下さるんですが、
　　　…もうそれで完結してるんです(^^;（爆笑）。神保さんのやる気を損ないそ
　　　うになるのでがイヤなので言わなかったけど(^^;、これ、神保さんには内緒
　　　ね(^^;。タバコを吸うことすら、隠してます(^^;。
本田＞で、いつやるんだっけ？
則竹＞（神戸は）12/15に…　自分の生きる道を考えとかないと(^^;。
本田＞入るところがないんだね。いらないとか、クビとか？（笑）
則竹＞…言わなきゃ良かった(^^;（笑）。何とかするはずです(^^;。
　　　…本田君が来てて、そこドラム叩くだけで幸せだなと。（ひとりでどこまで…
　　　のコーナーの）１曲目で、フリューゲル吹いて、その後にアルトに持ち替え
　　　たら、なんか自由だったよね？
本田＞そうでもないよ(^^;。難しい曲だから自由ないかも(^^;。
則竹＞今度、歌を練習しとく(^^;。
　　　神保さんすごい！でも、あ、則竹の存在があるなと、思われるのが究極の姿
　　　かな(^^;。日野（皓正）さんもそうですよね？こないだ、RAGでやった時の
　　　テープを聴いたら、半音下がったままでやってたのね。でも、やってる時は
　　　どーでもいいと(^^;。
本田＞たかが半音(^^;。たった半音(^^;（笑）。
則竹＞…何の話だっけ？
本田＞CASIOPEA入ってうれしいって宣伝でしょ？（笑）
則竹＞まぁそうなんだけど…だって、僕らCASIOPEA世代だし。
本田＞ま、SQUARE世代でもいいんだけど（笑）、でも微妙だよね。
則竹＞SQUARE世代は大人になってからだから(^^;。
本田＞てゆーか入ってからでしょ？（笑）ここら辺みんなCASIOPEAフリークで(^^)。
　　　SQUAREの初日、CASIOPEAのステッカー張ったシンバルケース持って来た人だ
　　　から（笑）。
則竹＞じゃ、バスドラに本田君のシール張ってCASIOPEA回りましょうか？（笑）
　　　12月15日に、ここ（チキンジョージ）でやるみたいですよ(^^;。
本田＞５人？４人？
則竹＞僕と神保さんは、２人で１人だから４人（笑）。
本田＞良かったですね(^^:。東京も見に行きたいけど…何月？（笑）
則竹＞12月(^^;。CASIOPEA with SYNCHRONIZED DNAって言うんですけど。
本田＞12月15日、CASIOPEA with 則竹 みたいな方がわかりやすいんじゃない？
　　　なんか、シンクロナイズド…って言うと、鼻つまんでやりそうじゃん（笑）。
則竹＞神保さんって、ちょっとおかしいセンスをお持ちで、急に素っ頓狂なことを
　　　おっしゃるんですよ(^^;。
本田＞みんな、今日から（掲示板などに）書き込むよ(^^;。
則竹＞…本田君の次に好きです(^^;。（笑）
本田＞則竹裕之！（拍手）
　　　…大変長いメンバー紹介でしたが(^^;、そろそろ演奏してみたいと思います。
　　　そろそろ終わりが近いので…ホントですよ(^^;（笑）。でも、曲はまだ結構
　　　ありますが、曲をぼんぼん続けていくので、ここで「もう終わり」って言っ
　　　とかないと(^^;。ということで、どんどんお送りしていきたいと思います。
　　　これも久しぶりのフルコーラス演奏で、十年も経ってしまったのかな？
　　　”Glowin'”に収めた曲です。「CONDOLENCE」

[21:20'35]
☆１２．ＣＯＮＤＯＬＥＮＣＥ　（”Growin'”）

　何気に変拍子で、ドラムの拍が変なところに入る(^^;イントロのキメから、久し
　ぶりの演奏だと思いますが、これもまた息ピッタリに始まったビート曲です。
　EWI＋歪ませたギターのユニゾンメロディ、この日は本当に迫力すらありました。
　シンセブラスはTRITONの手弾きだと思います。テーマに続いては、gentleに始ま
　り、めくるめく細かいパッセージを畳み掛ける松本ピアノソロ。ドラム・EWIも
　バシバシと合いの手をはさんでヒートアップしてくると、松本氏、弾きながら…
　時々立ち上がってます(^^;、他の方のライヴサポートでは、少なくとも私は見た
　ことがない(^^;。拍手の中を、ドラムがドコドコと(^^;ブレイクをはさんで、
　本田EWIソロへ。ギターがカッティングを刻みながら乗せていくフレーズ、段々
　テクニカルなパッセージなのに叫びが入ってきます。ドラムも一緒に盛り上がっ
　たりアクセントをつけたりするうちに、一発ブィ〜ッと叫ぶとスローダウン。
　EWIソロを再構築し始めると、早いトリルフレーズからＢメロへ自然に戻してい
　きます…見事。サビのあとは、梶原ギターソロも高いテンションの早弾きを披露。
　最後の最後に、全員で燃えるようにサビへなだれ込んでいく、勢いではアンサン
　ブルが決して決まらない(^^;曲を、熱く演奏…５分なのに書き過ぎたかな(^^;。

[21:25'20]
☆１３．放課後は日曜日　（”Real-Fusion”）

　これも、スポーツニュース御用達（爆）のブラスとサックスが華やかなビート曲。
　（少なくとも関西地区では「あさイチ！」（読売テレビ制作）が多用（爆）。ス
　ポーツではないですが「WORLD BUSINESS SATELLITE」（テレビ東京制作）もよく
　使ってます（爆））
　フルートの合いの手は、シーケンスかな？松本氏はピアノパートに専念の様子で
　したので。それはおいとくと、はちきれそうなイントロから、オーバードライヴ
　ギターと絶妙に交わるサビまで、明るい方の本田サックスがわかりやすいくらい
　堪能できます。ソロになると更に突っ走り、上向きながら更にパワーがこもって
　くるメカニカルなフレーズで締めると、慌しくマイクスタンドの高さを落として
　口元へ。ギターソロフレーズと口でユニゾって見せる(^^;、アルバムなら後から
　オーバーダビングするところを、ライヴでもぎりぎりのところで魅せるパフォー
　マンス(^^)。もちろん、演奏も最後までバリッとキメて…え、この曲９分もやっ
　てた(^^;？

　ドラムが揺れるようなビートを刻み、ベース、ハードな音色のエレピと加わって…

[21:34'20]
☆１４．ＰＡＮＴＨＥＲ　（”Assemble A Crew”）

　これは、新譜のややアップテンポな曲、始まると客席の前の方から拍手が起こり
　ます。本田ナンバーにしては、比較的シンプルな雰囲気のアレンジですが、ギター
　とユニゾる＆ハモるサビの雰囲気は、本田バンドならではです。青木氏も、体で
　スイングさせながら刻みます。中盤、まずは松本エレピソロ。出音はファンキー
　に、見た目は首を揺らしながら、いや全身で揺れながら、見た目は熱いけど聴く
　には気持ちいいプレイを締めると、これまたカッティングだけで気持ちいいビー
　トを梶原氏が刻み、ドラムも加わり手拍子が起こります。オクターブ奏法のゴー
　ジャスな音色も聴かせて、サビへ戻ります。本田氏は、終盤でメカニカルでかつ
　はちきれそうなフレーズのソロで締めくくりました。

　ギター・サックス・ドラムの３人で、キメキメのイントロから…

[21:39'35]
☆１５．３−４−５　ワルツでＧＯ！　（”Growin'”）

　これもたぶん久しぶりかな？ソロ第１作からの難しい３拍子（爆）の曲。ドラム
　が元曲よりも更にややこしい(^^;。オーバードライブギター＋アルトサックスの
　メロディー、出音のテンションが高い高い(^^;。ハードなエレピとシンセブラス
　で松本氏がサポートし、難しい拍の取り方をするんですが、サビもバッチリ決まっ
　たところで、そのビートのままブリッジで、則竹氏が猛烈にドラムソロを。中盤
　はエレピソロで少しクールダウン（クラヴィネットを鳴らしてたのはシーケンサ
　かな？）。本田氏もその間水を飲んでたかな(^^;。Ａメロに戻ると、松本氏もピ
　アノをゴージャスに鳴らして盛り上げると、Ｂメロから本田サックスが更に叫び、
　バリッとサビを決めるとサックスソロへ。低音域からビルドアップして行き、
　長さは決まってたみたいですが（シーケンサを使うと）、やはりはちきれそうな
　テンションで決めていきました。

[21:45'10]
本田＞はい、４曲続けてお送りしてみました。そろそろ最後の曲になりました。
　　　これも、フルコーラスでやるのは久しぶりです。「BAD MOON」（拍手）

[21:45'35]
☆１６．ＢＡＤ　ＭＯＯＮ　（T-SQUARE”IMPRESSIVE”）

　来た来た来た、スクエア時代のキメキメタイトなナンバーが(^^)。シンセブラス
　も手弾きで、ガッチリと一体感と迫力のあるアンサンブルが、聴く方をグッ！と
　引きつけます。キメキメのテーマを１回終えたところで、歪ませてコーラスもか
　けたズビズビ音色の青木ベースソロへ。バーン！とベースを叩くと、歓声が起こ
　る中を、ビートはドラムだけになり、ゆったりとサックスソロへ。ステージの反
　対側へ移動したりしながら、饒舌なフレーズが次々と飛び出してきます。ドラム
　との息もピッタリ合わせてくると、サックスはトリルのフレーズが増えたり、ド
　ラムもタムが増えてきたり、自由なフレーズの中に法則のようなものが見えてく
　ると、スッと反応して見せたりフィルを増やしたりと、スリリングなプレイが続
　きます。ブイブイとうなりながら…救急車のサイレンのようなフレーズでスロー
　ダウンさせて[21:51'40]…ユニゾンキメへ戻ると、本田氏が更にブイブイと吹き
　まくります。”ま〜だ吹きまくる！”って感じです。その後ろで、どうやったら
　崩せるんだ(^^;てなインタープレイがあったり、キメを続けながら転調すると、
　本田氏、更に大きなアクションでサビへ戻っていきます。最後まで緊張感の途切
　れない、たっぷり10分になった演奏で、本編終了となりました。

[21:56'15]
　アンコールに応えて、ステージに再び明かりが灯り、５人が戻ってきます。

本田＞どうもありがとうございます！（拍手）ホントにもう、たくさんのご来場を、
　　　今更ながら（笑）ありがとうございます。ホント、結構チキンジョージ自体
　　　も久しぶりで、この前の自分のツアー以来…かな？でも、リハで音を出した
　　　瞬間に懐かしい感じがしました。ここで長いこと、毎日…年末、クリスマス
　　　に、やってた関係かもしれませんが（笑）、同じエレボイ（ELECTRO VOICE:
　　　モニタースピーカーのブランド名：筆者注）のスピーカーの前に立つと、
　　　匂いで中学校時代を思い出せたりするのと同じように(^^;、クリスマスの感
　　　じがします。第２の故郷…と、色んな所で言ったりしてますが（笑）。
　　　こんなに沢山来ていただいて、アンコールにお応えして…今日は、華やかな
　　　曲ばかりだったので、折角椅子があるのに、全然くつろいでいただけなかっ
　　　たかもしれませんが、しっとりした曲を、こんなのもオジサン達は出来るん
　　　だよと（笑）、いうのをやってみたいと思います。
　　　”Assemble A Crew”から「音の雫」。

[21:58'15]
☆１７．音の雫　（”Assemble A Crew”）

　ごおぉぉんん…と響く、クラシカルな音色のエレピに続いて、ソプラノサックス
　が爽やかに唄い始めます。どーーんんと土台を構えるベースと、ブラシで静かに
　刻むドラムも、スッと加わります。アルバム版よりも、より情感のこもった感じ
　のサックスメロディーに続いて、コロコロとした音色で唄うようなエレピソロへ。
　ギターがふわーっとした音色でコードをつけると、松本氏はゴージャスなフレー
　ズをかき鳴らします。Ｂメロとオーバーラップするような感じでソロが続き、
　しっとりとサックスソロへ。ぐーっと情感込めたり、高音域で切なく唄ったり、
　力強くブロゥを聴かせたり、泣かせるように唄ったり…と、色んな表情をつけな
　がら、しっとりとエンディングを迎えました。

[22:05'20]
本田＞はい、「音の雫」を聴いてもらいました。…起きてますか？（笑）
　　　じゃぁ、もうちょっとやりましょうか。（拍手）　静かになったのも束の間、
　　　また派手な曲を復活させます。”Growin'”に入ってる「SMACK OUT」って曲
　　　を…（拍手）

[22:06'10]
☆１８．ＳＭＡＣＫ　ＯＵＴ　（”Growin'”）

　梶原ディストーションギターがギンギンにうなって始まると、松本氏もスツール
　から立って、ガンガンとピアノを刻んでます。サックスとメロディーをユニゾリ
　ながら、ギターもオカズをかなり入れてます。中盤の本田vs梶原ソロバトルも、
　どちらも叫びまくります。こういう時にベースは…これも勢いのある音色＆フレー
　ズになってて、更に煽ってます(^^;。とにかく賑やかに、最後まで飛ばしていき
　ました。

[22:10'55]
☆１９．ＭＥＧＡＬＩＴＨ
　（T-SQUARE”NEW-S”VRCL-2030 / Village Recordsより再発）

　そして、90年代の本田雅人を代表するハイテクナンバーへ。ドクドクと刻むパー
　トはシーケンサーのようですが、他のパートは勢い全開です。特に、Ａメロの間
　にフィーチャーしている短いドラムソロが、にもかかわらず暴れる暴れる(^^;。
　ギターもワウかけて叫ぶし、サックスはもちろん早いパッセージで吹きまくり。
　ユニゾンを決めた後のサビでも、まだ暴れまくる、でもバッチリ決まるアンサン
　ブルを、最後まで見事にやってのけました。

　本田氏がメンバーをもう一度紹介して、５人はステージを後にします。お客さん
　はまだ帰らない…

[22:18'10]
　本田氏のみ、もう一度戻ってきます。

本田＞いや〜、ありがとうございます！（拍手）
　　　今日は、あのー、最初にお断りしたように、短くシャッシャッと終わるシス
　　　テムだったんですが、意外と短く終わらなかったです(^^;。昨日の初日は、
　　　ここで「ごめんなさいもうしません」って終わったんですが、やる曲がない
　　　んです、譜面がもうなくて(^^;。おうち帰れば出来ますけど^^;;。皆さんも
　　　電車がないとか、家の人に怒られるとか、そういうのを考えての短さなんで
　　　すが（拍手）、ホントにないんですよ(^^;…って、もったいつけたわけじゃ
　　　ないんですが、昨日、こんなことならと、青木先生がおうちからファックス
　　　で譜面を送ってくれまして(^^;（拍手）。またどうせ最近、１箇所でそうい
　　　うことやったら、あと全部そうなると思うんで、曲増えてしまいました(^^;。
　　　THEなんとか、T-なんとかだと、あれやろうとか言って、すぐ出来ますが、
　　　こっちは毎日はやってないので(^^;。
　　　…アンコールにお応えして、意地でもう１曲（拍手）。みなさん、ちゃんと
　　　帰れますか？（拍手）知りませんよ(^^;。（笑・拍手）
　　　じゃぁ、もう一度１人づつ呼び込みたいと思います。
　　　ギター、梶原順！（拍手）　キーボード、松本圭司！（拍手）
　　　ドラム、則竹裕之！（拍手）　ベース、青木智仁！（拍手）

　…その青木氏が、譜面探してます（笑）。

本田＞えー、最後に、これも”Growin'”から、楽しく終わろうということで、この
　　　曲です。「JOY」（拍手）

[22:21'45]
☆２０．ＪＯＹ　（”Growin'”）

　１作目の、賑やかに明るく盛り上がれるナンバーが始まりました。バリトンサッ
　クスのスタンドも出てきて、テーマの合いの手をしっかりブリブリと入れたりし
　てます(^^;。アレンジは、本田バンドの中では割とすっきり聴かせる感じですが、
　プレイのテンションが高いし…いや、プレイヤーのと言った方がいいか、松本氏
　は立ってる（笑）し、青木氏も大きなアクションで刻んでますし、則竹氏も爆裂
　してますし、客席も総立ち状態です。もちろん本田氏も、トリル入れまくりだっ
　たり、メカニカルに吹きまくります。オーバードライブで音色はギンギンにして
　ない梶原ギターも、吠えるように弾いてます。ギターがワウをかけて切り替える
　と、青木ベースソロもフィーチャー。ズビズビと響かせたかと思うと、バンバン
　ネック叩いたり、本田バリトンサックスとユニゾったりして、歓声が起こります。
　サビになるとドラムだけが残って、「ららららららら｜ら〜ら〜ららっらっら〜」
　と歌う時間、特に歌唱指導（笑）はなかったですが、バックが音量を下げると、
　客席からも結構声が聞こえます。大サビへ賑やかに戻りフィナーレを迎えました。

　本田氏も自分たちに拍手をしながら、メンバーを紹介して送り出し、一番最後に
　ステージを後にしました。チキンの看板に再び明かりが灯ったのは、22:28でした。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　＜SET LIST＞　2004.09.18　＠兵庫・神戸CHICKEN GEORGE
    1.ATHLETE  2.SMILE 2  3.STEP UP ACTION!  4.君はエスパー  5.YELLOW BIRD
    6.TURNING OF THE DREAM  [RECORDER MEDLEY]7.TRAFFIC JAM〜8.TECHNO MAMBO
    〜9.GRAND BLUE〜10.JAZZの世界旅行〜11.RUNNING HIGH  12.CONDOLENCE
    13.放課後は日曜日  14.PANTHER  15.3-4-5(ワルツでGO!)  16.BAD MOON
    [ENCORE]17.音の雫  18.SMACK OUT!  19.MEGALITH  20.JOY

　３時間は僅かに切りました（爆）が、立ちっぱなしは大変でした(^^;。４年ぶり
に来た本田雅人単独ライヴ、曲と喋りの場所の配置もいい落としどころになって、
（喋りのテンポは、えらく速くなった気がするのは私だけでしょうか(^^;。メモを
取ってるうちに手がだるくなったのは初めて（爆））　自らネタ切れの危険を憂い
ながらも(^^;趣向を凝らした企画もして、今回も賑やかなステージになりました。
また、この５人のアンサンブルの揃いぶり、全員で集まるのは年に１回(^^;とは思
えない、息の合い方だと思います。
　総立ちになるのが遅かったとか、色々見聞きもしましたが、チキンのようなあま
りステージの高くない会場だと、これでも良かったんじゃないかなと思ったのと、
関西地区はもう一回り広いところで出来ないかな？という感想も持ちました。いや、
チキンでというシチュエーションはいいんですが、今回、立ち見スペースに相当な
人が集まってましたので(^^;。或いは、回数を増やすとか…。

　ということで、あなたにとってこのライヴはどんな時間だったでしょうか？
　それでは、また次回の番組でお目にかかります。

文字正人(QFG03621@nifty.com) with PCG-C1MSX from KYOTO
1st on line: 2004/10/09 (web site original)