こんばんは、「実況中継ライヴ・オン2006」文字正人です。

　京都RAGにあの爆音＆喋りの長い（笑）バンドが帰ってきました。ライヴ自体は
半年振り、私がお伝えするのは１年半ぶりの、野獣王国の模様をお届けします。
果たして、インスト界のやすし・きよし（爆）は健在だったでしょうか。では、
京都・木屋町からライヴ・オン！
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　TRIXのバカ盛り上がりから１週間たちましたが、この日は雨もなく、そこそこ過
　ごし易かった京都地方でしたが、今日の出演は野獣たちです（笑）。でも、リハ
　は早々に終わってたのか、18時少し過ぎくらいにお店に着くと、テーブルにぼち
　ぼちのお客さんが既にくつろいでる様子です。かく言う筆者も、ゾーン指定式で
　通された席につき、時間があるのでピラフではなく豚キムチ丼をオーダーして、
　腹ごしらえなんぞやっております。

　このところ、RAGに野獣で出演する時は、皆さん楽器などは借りてきたりするそう
　で、後のMCでも出てきましたが、ナルチョのベースやアンプは、神戸のチューン
　オーナーの歯医者の先生（爆）から借りるとか。難波氏も、オルガンKORG CX-3は
　RAGに置いてある(^^;そうで、その下にはピアノ系にRoland RD-600、サイドには
　…KORG M1でしょうか!?ずいぶんクラシックなマシンが見えます。ラックに音源ず
　らりと言うことはなく、非常にシンプルになっています。

　19:33、松尾…さんではなく、６月から店長に復帰したブッキングマネージャーの
　秋葉氏が、前説代わりに登場します。RAGに来られたことのある方ならお分かりに
　なると思いますが、入店時や退店時にレジにいらっしゃる、生瀬勝久氏そっくり
　のあの方です。店の宣伝コーナーが終わって…楽屋前のミキサーの辺りで、出演
　者が立ち話してます(^^;。

　＜野獣王国＞　2006.06.03　＠京都・LIVE SPOT RAG
　是方博邦(Gt)　難波弘之(Key)　鳴瀬喜博(B)　小森啓資(Dr)

　そんな中を、19:41、４人の心優しき野獣達が拍手で迎えられてステージに向か
　います。楽器を準備しながら…既に地声で喋り始めます（笑）。

是方＞みなさんこんばんは、どうも！（拍手）野獣王国、で〜〜〜っす！（拍手）
　　　久しぶりに京都、来ました〜っ！（拍手）
　　　まずは１曲目、ワタクシの曲で出来たての曲、やりますっ！

☆１．＊＊＊

　前回を欠席したので、未収録の新曲なのかもしれませんが、ちょっと私の中には
　データがなかったため、＊＊＊印にさせてもらいました。ミディアム16ビート…
　と言うには、指弾きブリブリベースにザクザクドラムで刻むアンサンブル、音圧
　が激しい(^^;ですが。でも、リピーターの私にとっては妙に安心する(^^;音圧で
　もあります。ちょっとキーボードのミキシングバランスが悪く…ぶっちゃけた話
　が「聴こえ辛かった」のでした。中盤で、ただでさえ凄いのに、ワウもかけて、
　「ぎゃ〜おぎゃ〜お」とよく叫ぶ音色のギターがまたすごい(^^;。メロディーへ
　戻ると、少しはスッキリする感じもありますが、十分にぎやかです。難波氏がサ
　イドの鍵盤で中東風な震わせ方の音色で、怪しげながらもきらびやかなソロを聴
　かせ、またメロへ戻るとオルガンも加わって派手になっていきます。最後はリリ
　カルなベースで締めて、やっぱり野獣な音量を実感(^^;。

　１曲終わったらもうMCです（笑）。

　「ありがとー！野獣王国、で〜っす！」と、１曲終わったところでもうMCになる
　のが野獣です（笑）。

是方＞京都はすっかり夏のような気温ですが、いかがおすごしで、しょうか？
　　　…こういうメンバーが揃いました、ハイ。（笑）　今日も、濃い〜濃い〜、
　　　演奏をたっぷりとお届けします。それも（休憩なしの）一部制で（笑）。
　　　野獣の皆さんも、年齢を重ねてきまして、「一部制」って言うと、最初は
　　　リアクションよかったんですね(^^;。それが、やはり寄る年並には勝てず、
　　　段々後半に盛り下がっていく傾向にありますので（笑）、私達と一緒に、
　　　後半に向けて盛り上がっていきたいと、思います。
　　　よろしくおねがいしまーす！（拍手）

☆２．Ｓａｌａ’ｓ　Ｓｋａ
　（”CANDY”KOLA-004 / KONAMI MUSIC ENTERTAINMENT - SME INTERMEDIA）

　続いては、現時点での最新作から、ドラムとギター（歪ませてピック弾き）が中
　心になって曲名通り”スカ”のビートをきざんで始まります。難波オルガンは、
　メロディーはもちろん、ギターがサビをとる時のコーラスパートの間もかな？
　さすがという安定した音が出てきます。中盤のきらびやかな新セリードソロは、
　６連符で最初から勢いよく走っていき、アンサンブル全体の方にもスピード感を
　残します…って、弾く立場からすると結構難しい曲をやってるんですが(^^;。
　ギターの番になると、こちらも膝を折りながらゴリゴリと増やしていきます。
　ナルチョ・難波の両氏は、この辺りではニッコニコしながらプレイしてましたが、
　あまりの暴れっぷりに、終わった直後に４人が自ら爆笑(^^;。

難波＞やっぱりお客さん逃げたなぁ（笑）。…すんごいな、しかし(^^;。
是方＞年とっても衰えません！（笑）大したもんですわ〜。
　　　（比較的静かな客席に）お食事、おいしいですか？早くビール飲みたいなぁ！
　　　こないだ、いつもようやる曲を２曲やって、それから４ヶ月ぶりのライヴで
　　　すが、（メンバー全員が）色んなところで活躍してますんで、話を交えてか
　　　ら、色々と…次の曲をやってからにしましょうか(^^;。
　　　次は、今まで５枚のアルバムを出してますが、１枚目はライヴやったんです。
　　　ここでも録音したやつですが、あのライヴを体験したひと！
　　　（10人ちょっと位：筆者含む）
鳴瀬＞かなり入れ替わったんやな。（当時きた他の客は）どうしたんや？（笑）
是方＞そのライヴアルバムに入ってる私の曲で、動物の名前が多い時期があったん
　　　ですが、その中から「ペンギンの初恋」を聴いて下さい。

☆３．ペンギンの初恋
　（”野獣王国LIVE”AOCD-1014 / ANY OLD TIME - KENROAD MUSIC・生産終了）

　難波氏がサイド鍵盤から８分の裏拍を使ってストリングス音色で刻むリズムが、
　ユーモラスにペンギンが動いてる様をイメージさせます、ミディアムナンバーが
　久々の登場です。ギターは歪を抑え目にして滑らかに唄います。白フレットレス
　を指で刻むベースとかっちり刻むドラムに乗せ、ギターのフレーズの区切り方が
　野獣王国LIVEのバージョンとは少し変えてあったりして、リズムが少し軽やかに
　なった感じです。中盤では、ワウをかけたオルガンをユーモラスな音色にして、
　つぶやく様なフレーズでのオルガンソロが入り、続いてギターソロへ。一転して
　ディレイを効かせて鋭い音色で、でも唄うように展開します。ユーモラスで可愛
　らしい雰囲気、でもちょっと切ないギターメロディーを、最後はだんだん小さく
　していってエンディングへ。

　時刻は20:05を回ったところです…ここからが長い(^^;。

是方＞ありがとうございます。「ペンギンの初恋」をお送りしました。
　　　それではメンバー紹介でございます。キーボード、難波弘之！（拍手）
難波＞暑いっすね、京都は(^^;。東京は今日涼しかったから。
是方＞京都は、盆地だから、夏暑いし。
難波＞よくこの暑い中に、こんな暑苦しい演奏を聞く気になりますね(^^;（笑）。
　　　RAGは今年30周年？20周年？あ、25周年か。SENSE OF WONDERと確か同じで、
　　　僕自身も２年サバをよんで（笑）今年30周年なんで、７月にRAGで何かやろう
　　　と思ってたんですが、葉加瀬太郎の”情熱大陸”のコンサート（情熱大陸・
　　　SUMMER TIME BONANZA）が横浜で入ったので、秋以降になりました(^^;。
是方＞それはまた、ギャラの良さそうな仕事で（笑）。
難波＞でしょ？（笑）
　　　ところが、私、その番組「情熱大陸」（毎日放送制作・葉加瀬氏の「情熱大
　　　陸」と「Etupiruka」がテーマ曲としてずっと使われている：筆者注）を、
　　　一度も見たことがなくて(^^;（笑）。見よう見ようと思いながら、２ヶ月が
　　　たっちゃいました(^^;。たぶんリハまで見ないかもしれない(^^;。
是方＞バイオリンの曲ですよね？（笑）
難波＞当然(^^;。　東京帰って、明後日、小森君とリハなんですよ。古川望と永井
　　　敏巳のセッションかな？　むか〜し（昔話を語るような口調になり（笑））、
　　　野獣王国っていうバンドがあって（笑）、世にも恐ろしい「綺羅」っていう
　　　曲があったんですが（笑）、その曲を今度やるんです(^^;（歓声）。
　　　新幹線の中で聞いてたり、ウチのメンバー覚えてなくて(^^;（爆笑）。
是方＞メンバーなんてこんなもんだよな、小森(^^;。
難波＞人間なんてらら〜ら〜らららら〜ら〜（笑）、プログレ〜なんてらら〜ら〜
　　　らららら〜ら〜！（笑）　変拍〜子〜なんてらら〜ら〜らららら〜ら〜！
　　　（爆笑）友達〜なんてらら〜ら〜らららら〜ら〜！　人情紙風船（笑）。
　　　（「綺羅」は）野獣でやることはもうないだろーなー(^^;。「ディメトラ」
　　　も最近やってないし、（永井）敏巳セッションとかでやったかな？
　　　（ふっとい声で）プログレ〜なんてらら〜ら〜らららら〜ら〜（爆笑）
　　　…ま、いっか(^^;。そのうち、気が向いたらやって下さいね^^;;（笑）。
是方＞ああいうのって、ほら、専門でやる人、いるじゃないですか？
難波＞専門でって！（爆笑）…よくそう言われて石投げられるの（爆笑）。
　　　…って、私だって、ああいうのばっかりじゃなくてね(^^;、「情熱大陸」も
　　　やりますし。でも、久しぶりに見たら、濃いよね〜(^^;。新幹線で譜面広げ
　　　て、「あ〜、こうだった！」って（笑）。
　　　東京（吉祥寺）に、シルバーエレファントっていうライヴハウスがあって、
　　　そこはまた、プログレの巣窟で（爆笑）。東京駅から中央線で一本ですので。
　　　（笑）　いつだっけ？
小森＞再来週でしたよね？
難波＞明後日のリハで、覚えてるかなぁ(^^;。最近鳥頭って言われてるので(^^;。
是方＞３歩歩いたら忘れるんでしたっけ？ハエは２秒でしたっけ？（笑）
難波＞そんなこんなで。あと、今月は梅田で「ヌーヴォイミグラートVSジェラルド」
　　　っていう、そういうのばかり専門の（笑）でやります。　大谷礼文が自分の
　　　ソロで一杯一杯で来れなくて…同時に二つのことが出来ない奴で（笑）。
　　　彼は面白いですよ〜。”学級委員”って感じの奴で、バンドやる時は必ずミー
　　　ティングして、こーだったあーだったって言いながら、喧嘩もたまに入り、
　　　堂々巡りで朝までやってます（爆笑）。ライヴよりそっちの方が面白いので、
　　　（笑）見学希望者には、用意があります（笑）。
　　　…あ、大事なこと忘れてた(^^;。RAGにはこのところ”マイオルガン”を置い
　　　てるんですが、あまりココに来るんで、売れ残ったCDを…APJってんですが、
　　　（笑）置いてったんですが、持って帰らないといけないらしいので、買って
　　　って下さい（爆笑）。エフェクタは売りませんが、CDは売りますんで（笑）。
　　　通常3000円のところ、今日は１万円です（笑）。今日は、（APJの最新作に）
　　　ライナーノーツを書いてくれた、麻生圭子さん（作家・エッセイスト、京都
　　　在住、難波氏とは古くからの友人とか：筆者注）があそこに来てらっしゃい
　　　ますが（軽く会釈）、駸々堂…は潰れたのか(^^;（河原町三条にあった大型
　　　書店・2000年倒産のため閉店：筆者注）、ブックファーストで買って下さい。
　　　（駸々堂の後に入ったブックファースト京都店も、上の階の京都宝塚劇場・
　　　京都スカラ座が2006年１月に閉館したため閉店してます：筆者注）
　　　…そうそう、借りてるシンセが壊れたっつって、15年位前の古いのしかない
　　　って言われて、昨日一晩で音作ったんですが、これが、ウチの娘が学園祭で
　　　使ってたのを使って作ってましたが、結構いい音で出来たと。自画自賛(^^;。
　　　（笑）…CD買ってね(^^;（笑）。

是方＞ドラム、小森啓資！（拍手）
小森＞こんばんは！　５月から、音楽教室に通い始めてます。あ、ドラムじゃない
　　　ですよ！（笑）ＤＴＭのを…
難波＞デスク・トップ・ミュージックの略ですね。
小森＞あ、そうなんですか？知らなかった！（笑）
　　　…今は、コンピュータで（曲を）作るのが普通で、譜面もコンピューターで
　　　渡されることが多くて、これは時代に乗り遅れる気がして、２年前に通い始
　　　めたんですが、これが、やる気のないオヤジが先生で、スケジュールもぶつ
　　　かってたせいもあって、辞めちゃったんですね(^^;。で、４月頃にまた、
　　　楽器屋で体験入学したら、今度は若い女の先生で可愛くて（爆笑）、教え方
　　　も上手くて、すぐ入会したんです（笑）。改めて機械揃えて、接続とかした
　　　んですが、同じ機種じゃなかったようで、上手くいかなくて(^^;。そしたら、
　　　野獣王国を応援してくれる、FUSIONを勝手に応援するウェブサイトの子が、
　　　「２日で修理して戻しますよ」（笑）と言ってくれて、本当に翌々日に戻っ
　　　てきまして（笑）、ホント感謝してます(^^)。これで出来るかな？と思って
　　　たら、また配線が難しくて出来なくて(^^;。友達に電話したら、僕の持って
　　　るLogic（というソフトウェア）の人って少なくて、みんなProTools（という
　　　別のソフトウェア：筆者注）の人が多くて、そのまんまなんです（爆笑）。
　　　やっと、ちゃんとやってくれる人が見つかって、須藤満君がLogicに詳しいと
　　　言ってくれたんで、明後日配線しに来てくれます（爆笑）。また家が近所な
　　　んで(^^;（爆笑）。ようやく僕の”ＤＴＭライフ”が始まるのかな〜と、
　　　期待してます。
　　　僕、普段はドラムを教えたりしてますが、今回は生徒側の気持ちになって、
　　　改めて思うことがあって、この年になって習い事っていうのも、なかなかい
　　　いなと思いました。先生が可愛いのは大事です（爆笑）。

　　　先ほどから不穏な雲行きのプログレですが（笑）、（メンバーである）KENSO
　　　のニューアルバムが、（かつて在籍の）キングレコードから出ます！（拍手）
　　　僕も曲書いてます。大変な思いをしましたが、素晴らしいアルバムになる予
　　　定です。レコード発売記念で、10月22日にCLUB CITTA川崎でライヴやります！
　　　あと、去年アメリカでやってきました、NEARfestのDVDも出ますので、ぜひ、
　　　お買い上げいただきたいと思います！（拍手）

　　　ま、そんな感じで、エロカッコワルイ演奏で（笑）、最後までお楽しみ下さい！
　　　（拍手）

是方＞そして、ベース、鳴瀬喜博！（拍手）
成瀬＞今日は長かった！（笑）　やっと回ってきた(^^;。
　　　近況ですが、風邪ひいててずっと(^^;。５月頭くらいから寝込んじゃって、
　　　すごい切ない思いをしたんだよね〜。病院の窓から、枯葉が落ちるのを見な
　　　がら…２日位前にまたひいちゃって、東京も変なの。暑くなったり涼しくなっ
　　　たりかゆくなったり（笑）。４〜５日前にのどをやられて、（西川のりお調
　　　で）ホーホケキョ（笑）。どうしよう、今日は歌うのに（笑）。
　　　新幹線に出来た新しい弁当屋で、今日は焼きそば弁当買ったら、これがね〜、
　　　すっげーうまい！そばとご飯の間に、味噌と生姜が入ってて、これ食って、
　　　リハで変拍子やったら気分悪くなって(^^;。ノーモア変拍子って（爆笑）。
　　　「死ね変拍子」とか（笑）時間まだいいですか？今日もお客さん一杯じゃん！
　　　３人だったらやめて帰ろうと思ってたけど（笑）。今日は吐きますんで（笑）、
　　　乱入したらお皿を用意して！子供の頃、一番いいのは、洗面器と新聞紙持っ
　　　てったら、「休んでいいよ」って言われた時のうれしいのって！（笑）そし
　　　たら、そんな時に限って元気になったり、リンゴ擦ってくれたり…（中略）
　　　（RAGの）店長！オレ、病気の身を押してやってんだよぉ！（笑）　長〜い
　　　ギターソロや（笑）、ビョンビョンいうシンセソロのところも（笑）、バシ
　　　バシ言うドラムにも堪えて！ただひたすら、シンプルにビートを刻み！（笑）
　　　…だんだん、ケーシー高峰みたいになってきたなぁ（笑・医学ネタを使った
　　　漫談をなさいます：若い読者のために筆者注）。あーいう人達って、テレビ
　　　で見なくなったな〜と思ったら、みんな入院してくのね（笑）。　次の野獣
　　　（のライヴ）でベースが変わってたら、お見舞いのリンゴ擦ったやつをちょ
　　　うだいね（笑）。オレ、ちっちゃい時から、青白い顔して、いきなりでさぁ…
　　　（中略）　…しみじみとした僕の話、ジンとくるよね？（笑）
是方＞鳴山リンダさーーん！（拍手）
鳴瀬＞まだあるんだよ（笑）。虚弱体質？力弱いって感じ？
是方＞ベースは力強い！（笑）
鳴瀬＞ボリューム100に合わせたるから(^^)。前半の３曲忘れたな(^^;。１曲目、
　　　もっかいやろう！（笑）
　　　（ディズニーの「ＸＸＸＸマウスマーチ」の節で）ぼっくらのな〜かまの
　　　リーダーは、これちゃん、これちゃん、是方ちゃん！
　　　（ドラムがマーチのように小さく刻んできた）
是方＞…これ、どうやって落ちんの？（笑）
鳴瀬＞ギター、是方！（拍手）

是方＞こないだ…（鳴瀬：あ、どっこいしょっと！（爆笑））
　　　うち、兵庫県で法事行って来て、何十年ぶりかで親戚に会ったら、結婚した
　　　とか、離婚したとかいっぱい居て。で、いろいろ会って、僕のお父さんの弟
　　　の嫁さんの子供…いとこですか(^^;？…その子が何と！トルコ人と結婚して
　　　たの！（へぇっ）　その子、是方の方で、”アイスちゃん”って言うの！
　　　（笑）　いや、外人の血がついに、ウチにも混じって来ました。それがまた、
　　　「５歳で〜すっ！」って言うのがすっごいかわいくて！（笑）　即モデルに
　　　行けるような、ますます反映しそうな、今日この頃です（笑）。
　　　自分の家系に外人が混じるって、なかなか無いでしょ？　２月にちょうど、
　　　遊びでトルコ行って来たところやったんで余計に…
鳴瀬＞いやぁ、よかったよかった(^^)。
是方＞そろそろ曲に戻りますか？
鳴瀬＞もう行っちゃうの？（笑）
是方＞だって、もうこのコーナーで30分経ってるよ（笑）。
　　　次は、難波弘之コーナー！難波さんの曲を、２曲やってみたいと思います。
　　　まずは、３年前の最新作から（笑）「Nam Funk!」そして、難波さんと言え
　　　ば！…という曲を、聴いていただきましょう！（拍手）

　20:33を過ぎていますが…30分には届きませんでした(^^;。

☆４．Ｎａｍ　Ｆｕｎｋ！　（”CANDY”）

　少〜し跳ねたテンポとビートに、アルバムでは生ブラスが加えてありましたが、
　この日は難波氏のシンセブラス・これは、80年代に流行った音色っぽいですが、
　強すぎないですがよく通る感じで決まります。曲名通りのファンクな雰囲気を、
　ぶんぶん刻む白フレットレスベースとざくざく刻むドラムによる、重心のドスン
　と座ったビートと、年季の入った余裕の音色のオルガンで作り上げます。ブレイ
　クをはさんでのオルガンソロは、やや素っ頓狂に始まり、だんだん知的なフレー
　ズへ。細かく刻んでくると、ギターやドラムも会わせにやって来ます。続いて
　ベースソロも、細かいフレーズをぶんぶんと圧倒的なパワーでうならせます。
　結局全パートがぐぁ〜っと盛り上げて、一発ブレイクしてテーマへ戻ると、オル
　ガンがさらに細かく聴かせていきます。キャリアの長さを感じる１曲。

是方＞ヒロユキ！（拍手）

　と。ここでギターはチューニングし直してますが…今の曲までで相当狂った模様
　(^^;。ナルチョも、５弦フレッテドに持ち替えて「よ〜いしょっと！」とか、
　ギターのチューニングに合いの手入れたり（笑）と、ちょっかい出してます(^^;。

是方＞難波弘之コーナー、次は、難波さんと言えば？…という曲です。「まほろば」
　　　という曲を…聴いていただいて、いいですか？（笑・拍手）

☆５．まほろば’９９
　（”SWEET & THE BEAST”KICP-695 / PADDLE WHEEL - KING RECORDS・生産終了）

　その心は、ナルチョの嫌いな変拍子の曲(^^;であります。ベースは指弾きでぶり
　ぶりと…言わせてますが。ハードな音色のエレピもさることながら、ドラムが特
　にビートを複雑な感じにしている(^^;気もします。ぶっといシンセリードによる
　テーマを終えると、まずは５拍子で、ピアノの刻みによるブリッジが入り、キメ
　がきまってブレイクすると、シンセマリンバ系音色で今度は７拍子に。ベースも
　ドラムも細かいことやってます…と、聴く方にもある種の集中力が要るかも(^^;。
　そのままシンセソロを聴かせ、今度は６拍子に移しギターソロへ。こちらは早弾
　きがうなりをあげるようなフレーズです。そして、５拍子へブリッジからスッと
　戻っていきます…ややこしいけど必然はある(^^;。テーマをもう１回フルで聴か
　せて、７分近い１曲になりました。

　時刻は20:49を回ってます。

是方＞難波弘之！（拍手）
難波＞変拍〜子なんてらら〜ら〜らららら〜ら〜！（笑）
鳴瀬＞心臓に悪いよな！（笑）　心臓って、普通は４つなのね。神様が決めたのに、
　　　それに逆らったらどうなるか！つまずくんだよ！（爆笑）
　　　この曲、愚痴をこぼすと必ず間違えます。愚痴こぼさなかったとしても、
　　　間違えた！（笑）　オレの体内時計には、７拍子はないんだよ！（笑）
　　　７時と５時は！３拍子は…あるけど(^^;。　難波君と小森君、心して聞いて
　　　ほしいんだけど！（笑）
難波＞ミーティングしようか！（笑）
鳴瀬＞あの、踊れない、乗れない曲、変えたほうがいいよ！
　　　…つきあってくれよぉ！（爆笑）
小森＞すごすぎて入れない(^^;！
難波＞代わりに大谷君入れとくよ！　…近況あるんでしょ？
是方＞10日ほど前にドイツ行って来ました！
鳴瀬＞サッカーで？（笑）（是方氏がなんかやって見せるが）老人ホームのサッカー
　　　だよ！（笑）　なんで？
是方＞友達の円道一成君(Vo)が、一緒に行ってくれって行って来たので、ライヴを
　　　やりに。何かと思ったら、日本がムーブ…違う、ブームなのね（笑）。
　　　ムーブって楽器無かった？　ムーグ？
難波＞モーグ！（moog）
是方＞日本DAYっていうのがあって、各国からだーっときて、何万人かによるフェス
　　　があって、そこで生け花、書道、空手、そんな中にステージでは僕らが演奏
　　　すんねん。
難波＞日本の伝統なの？（笑）
是方＞そう(^^;。向こうは日本アニメがブームで。コスプレしたドイツ人が居たり。
難波＞アメリカ人もコスプレすごいよね(^^;。
是方＞びっくりしましたよぉ、ドイツ人のラムちゃんとか（笑）、わけわからんも
　　　のもあったり、刀持ったりとか（笑）。
　　　とりあえず、13時間かけて飛行機乗って、…なんとか症候群にもならずに、
　　　フランクフルトから２時間位バス乗って、デュッセルドルフまで行って、　
　　　野外ライヴ！それが、朝起きたら大雨や！（笑）用意して、集合時間にロビー
　　　に行ったら、「スンマセン、中止になりました！」１３時間飛行機に乗って、
　　　ちゃんとバゲージして、中止よ！（爆笑）
鳴瀬＞は〜くしゅ〜っ！（拍手）
是方＞振り替えないんかい！っつったら、その日は土曜日で、日曜日はドイツ人働
　　　かないから、振替はあり得ないと(^^;。無くなること考えてなくって（笑）、
　　　もう、意気消沈^^;;。キャンセルってものすごい嫌な気分で(^^;。観光に乗
　　　り換えるわけにもいかず、それで、街のライブハウスを５軒くらい回って、
　　　どっか演奏さしてくれへんか探したんやけど、あかんかったんです（笑）。
　　　しゃあないから、ビール飲んで、ケルンの大聖堂見て帰って来ました。
　　　次の日は、（日本）領事館の人がビアホールに招待してくれたけど、「残念
　　　でしたね〜」（笑）　海外で中止って、ナルチョある？
鳴瀬＞行く前に中止ってのはいっぱいあったよ。
是方＞JALやったら食べ物はええけど、AERO FLOATとか乗ったら最悪ですよ！
　　　自然に椅子がリクライニングするし！（笑）それに10時間！（爆笑）
難波＞うそぉ〜！

　…と、しばらく飛行機のサービスに怒る是方氏ですが、ちょっと早送り(^^;。

是方＞ドイツはドイツで、キャンセルされるし(^^;。今年の僕の運勢ってどう？（笑）
　　　この盛り上がった気持ちを、ブルースで癒します。かつて「LITTLE HORSEMAN」
　　　っていうアルバムに入れた、そのタイトル曲を、聴いて下さい。

☆６．ＬＩＴＴＬＥ　ＨＯＲＳＥＭＡＮ
　（是方博邦”LITTLE HORSEMAN”・生産終了）

　アルペジオギターでゆったりと始まります。ころころした音色のエレピと、５弦
　フレッテドですが指弾きで優しく刻むベースに乗せて、ちょっと明るくなれそう
　なギターメロディーが始まります。ブルースと言っても、そんなに泥臭くないか
　な…と思ったのはテーマまで(^^;。ギターソロは、思いっきり泥臭いところで聴
　かせます。続くオルガンソロも、鍵盤を引っ掻きながら、何かを訴えかけるよう
　に熱く聴かせます。後半は、細かいフレーズやトリルを組み合わせ、更に饒舌に
　迫ります。拍手の中をテーマへ戻ると、すーっと身を委ねられるボトムの上で、
　メロディアスなギターに戻っていきました。

是方＞そして、また変拍子です（笑）
鳴瀬＞３拍子？
是方＞世の中には、色んな音楽もあるってことで…（水を飲んで）…行きますか？
　　　”FULL FANTASY”っていうアルバムに入れた、小森君の曲でこざいます。
　　　（拍手）「2000GT」…どういう意味？
小森＞車の排気量なんで(^^;。

☆７．２０００ＧＴ
　（”FULL FANTASY”KICS-741 / PADDLE WHEEL - KING RECORDS）

　派手なドラムのオカズから始まりました、16ビート３拍子のミディアムナンバー。
　ベースがどっしりとボトムで、オルガンと一緒にリフのように刻んで、ドラムは
　非常に荒々しく、カッチリした３拍子ですが、音が塊のように襲ってきます(^^;。
　テーマを終えると、まずはピアノソロへ。ここではサクサク刻むドラムの上で、
　きらびやかなフレーズから、ナルチョの別のリフが、突っ込みを入れるように絡
　んできて、拍手の中をドラムソロが始まります。
　16ビートで、しなやかに繰り出すハットとタムのフレーズから、いったんブレイ
　クを入れて、スネアからフレーズを再構築します。次第に手数も増え、フレーズ
　は細かくなっていきますが、荒々しさも一緒に備えて、ずっと嵐のような音圧で
　続いていきます。もう一回ブレイクして足でも蹴りまくて、今度は元曲のテンポ
　でフレーズを再開。嵐が何度もやって来て、ナルチョも横で煽ってます（拍手）。
　６分近いパフォーマンスから、張り切ってフィルを刻み、元曲のＢメロ→Ａメロ
　へ戻っていきます。すると、オルガンもモーレツに叫びだし、ギターもワウかけ
　てバトルに加わり、ドラムも負けじと盛り上がっていきました。全体では14分近
　くになった１曲でした。

是方＞コモリケースケ！（拍手）
難波＞ドラムソロまだ途中だったんだって(^^;（爆笑）。強制終了（笑）。
鳴瀬＞ホンマ！　１回エクスタシーに行って、また行くんやもんな！（笑）
難波＞この恨みは深い（笑）。
鳴瀬＞もうお腹いっぱいやってもた〜ってアイコンタクトがあったから（笑）。
　　　小森ちゃんでした！（拍手）
是方＞まだ途中やったって、なんて引き出しの多い人でしょうか(^^;。
　　　（客席に）…へばってませんか？音にやられてませんか(^^;？（笑）
　　　まだまだ、濃い〜やつが残ってます！（笑）
鳴瀬＞次はクッションのような曲を。
難波＞このままいったら、バカみたいだから(^^;。
鳴瀬＞聞き捨てならんな〜それ！（笑）　このまま次にオレの曲行ったら、バカな
　　　曲みたいじゃんか〜！（笑）
難波＞いえいえいえいえ、そんなわけでは(^^;（笑）。
鳴瀬＞さっき、３拍子は好きっつったけど、撤回する！（笑）
是方＞三拍子には聞こえないかも(^^;。
鳴瀬＞現代音楽みたい…
是方＞じゃ〜、（最前列のお客さんに）ちょっと頭いたくなった？（笑）前に座っ
　　　たんが間違いやったな(^^;。　…バラードやろっか。
鳴瀬＞オレも痛いよ〜（笑）　でも、このまま引き下がれないよな！（笑・拍手）
是方＞若干次の曲でクールダウンしてから、思いっきり盛り上がる曲にしたいと、
　　　思ってる次第です。これも確か”FULL FANTASY”に入れた「LONELY PLANET」
　　　って曲を聴いて下さい！（拍手）

☆８．ＬＯＮＥＬＹ　ＰＬＡＮＥＴ　（”FULL FANTASY”）

　ミディアムバラード、ギターの音色はかなり歪ませてるのに、聴く分には結構気
　持ちいい？といった印象。５弦ベースを、この曲ではピック弾きをしてるためか、
　多少雰囲気を変えるのに成功しています。この上で、刻むオルガンとためながら
　鳴くギターが加わります。サビでは、難波氏＆ナルチョがバックで、是方氏と一
　緒に「シャララ〜」と歌います。この声も結構よく通ります。中盤ではギターソ
　ロ、ここではメカニカルなるフレーズながら、よく鳴きも入った感じでした。
　確かに、ちょっとクールダウンでしょうか、音量・音圧的には。

是方＞さて！佳境に入って来ました。鳴瀬さんの曲ですっ！（拍手）
鳴瀬＞楽器は借りもんです！
是方＞借りもんにしちゃ上等です！やっぱり、あれやるの？
鳴瀬＞やるの！
是方＞では、鳴瀬さんの「SAVANNA RUN」が火を吹くか！
鳴瀬＞咳が出るか！　待ってるのがやっと出そう！（笑）

　てなわけで、イントロのベースフレーズのあと、「ハークショーン！」
　（笑・拍手）

☆９．ＳＡＶＡＮＮＡ　ＲＵＮ
　（”Power Jungle”KICS-650 / PADDLE WHEEL - KING RECORDS・生産終了）

　野獣でのベースソロ曲で、野獣では副弦をあまり使わない鳴瀬氏も、この曲では
　副弦をベシベし刻みます。いつもの派手な音色です（笑）。オリジナルよりテン
　ポを少しだけ下げたかな？でも、この曲を支えるドラムも大変です(^^;。テーマ
　を終えて、うぁ〜っとうなったところで、まずはきらびやかなシンセリードソロ。
　サイドの古い鍵盤から出てくる音色、結構存在感がありましたが、あれホンマに
　M1辺りでしょうか(^^;？ギターもワウをかけて一うなりして、21:43、ようやく
　ベースソロの開始です。

　まずは、客席最前列真ん中のテーブルへ乱入し、カウンターの方へ向かった後、
　後ろの方の客席を踏み荒らします（笑）。元来た道を戻るまで、４分ほど客席で
　パフォーマンスをしていきました。戻ってくると、是方氏にもリフを刻ませて…
　最近CASIOPEAのライヴでも披露してる、「PINK PUNK FUNK」を披露してますね。
　ということは、テーマに続いて、他のメンバーにもファンキーなソロを求める
　わけで…まずは難波氏から。オルガンソロで突っ走り、「RISK YOUR FACE!」と
　言ってるんでしょうか(^^;…続いては是方氏へ。ギュイ〜ン！とうならせた後、
　こちらもやはり突っ走り系で拍手が起こります。最後に小森氏をコールすると、
　８拍子の手拍子に影響させなければ…パワフルなパフォーマンスが続きます。
　そして、お客さんにも８拍子で手拍子させて盛り上げ、ディストーションを増
　やして自分ももうひと暴れして、10分に渡ってのパフォーマンスから、元曲の
　Ａメロへ戻っていきますが…この戻っていった後って、他のメンバーも、音が
　デカイデカイ(^^;。そして、エンディングのリフでは全員がすんごい緊張感で
　迫って来ます。ラストノートでは、是方氏も思わずマイクアームで弦をこすっ
　たり(^^;して、爆裂エンディングまでの13分間、やっぱり野獣！という時間に
　なりました。

是方＞どこが弱っとるんや(^^;！（笑）
鳴瀬＞あ、弱って来た(^^;。（笑）
是方＞なんか、おっさんの方が元気やな(^^;。こんな若いやつおらへんで(^^;。
　　　思いませんか？（笑・拍手）　まだやんの(^^;？（笑）こっちも、も〜う
　　　お腹いっぱいでしょ？（笑）
鳴瀬＞こっちは、まだまだまだ！（笑）
是方＞ありがとうございました！最後の曲です！どうもありがとうございました！

☆１０．＊＊＊

　派手なドラム・ベースと耳をつんざくオルガン(^^;の上で、是方氏と難波氏が…
　肉声で歌います。ちょっと曲目は特定できなかったんですが…、やかましいのに
　カッコいい(^^;です。ナルチョが８弦ベースをチョッパーでぶっとく刻む上で、
　ブレイクをはさんで、ROCKに叫ぶオルガンソロへ。両手でガンガンと連打する、
　エネルギッシュに聴かせると、ギターも、負けじとディストーションを増やして
　うなるうなる(^^;。でも、音圧が凄いのにそれぞれの音が埋もれず、統制がとれ
　ている感じすらした、この辺りはさすがだと思いました。

　22:04、「ありがとーーっ！」と是方氏が叫んで、ひとまず４人は楽屋へ下がり
　ますが、土曜の夜ということもあって、殆ど帰る人もなくアンコールを求める手
　拍子が続きます。
　22:07、期待通りに４人のメンバーが楽屋を出て再びステージへ向かいます。

是方＞ありがとー！（拍手）　よく皆さん我慢しました！（笑）
難波＞ガマンなのかこれは(^^;（笑）。

　是方氏、セッティングしながら何かぼやいてます(^^;。と、ナルチョがベースで、
　ボーーーンッ！（爆笑）

是方＞（クリアトーンで是方氏が弾きながら）あ、きれー…
　　　（ナルチョがベースで、ボーーーンッ！（爆笑））
　　　ティラノサウルスみたいやなぁ（笑）。
　　　（セッティングを終えて）PUFFYの由美で〜す（笑・拍手）
難波＞亜美で〜す（笑・拍手）。

☆１１．アジアの純真　［PUFFY・奥田民生］

　ホンマにPUFFYの大ヒット曲が、キーをA△にして始まっちゃいます(^^;。ベース
　は８弦を…ピック弾きするか？でも、そのおかげでボンボンという感じで、いつ
　もと雰囲気の違う音色に。歌うは是方氏…これ、男が歌っても全然オッケーです
　ねぇ。中盤では、オルガン（こちらはロック系というより教会系(^^;音色）で怪
　しげなフレーズのソロを挟みます。小森氏が、歌の節に合わせて所々で大きなア
　クションを入れたりして、なんかすんごい楽しそうです(^^)。ちょっと音量が大
　きなPUFFY（笑）だったのが、エンディングは大層（笑）なのは、野獣ですねぇ。

是方＞こんなん（音量）でやったら、すぐクビやで！（笑）
　　　ありがとうございました、どーも！また来て下さ〜い！（拍手）

　…と言っても、ナルチョはすでに白のフレットレスを持って構えてます(^^;。

是方＞歌って、すっかり終わりかと思ってたら、間違えました(^^;！（笑）
　　　もう１曲やっていいですか？（拍手）　ありがとうございます、ホントに！
　　　クールダウンしますんで…

　と、コロコロとしたクラシックな音色のエレピと、クリアトーンギターのアルペ
　ジオが絡むソロへ。…エレピにベンドをかけるのは、さすが難波氏(^^;。
　そして、５弦フレットレスベースがす〜っと入ってきます。

☆１２．ＬＡＳＴ　ＢＬＵＥＳ　（”野獣王国LIVE”）

　野獣のクールダウン曲と言えば、この優しいスローなブルースです。Ａメロでの
　ギターは、所々でごぉぉんと大きくしたりしてますが、変わらないメロディーの
　雰囲気です。…ベースライン、ハズシタところもあったような(^^;。テーマを終
　えると、まずは小音量でつぶやくギターソロ、４小節ごとに一発大きく入る音が、
　この日はドラムが凄い(^^;。ナルチョが思わず耳ふさいでます（笑）。続いての
　オルガンソロ、ロータリースピーカー効果をかけた音色がいい音で、寄り添うよ
　うに聴かせます。ここで大事なところをしっかり押さえるのが、さすがナルチョ。
　最後まで優しくしっとりと歌い上げました。

　是方氏によるメンバー紹介に、難波氏が「CD買ってね！」と一言付け加え（笑）、
　22:23、３時間弱の”暑い”（笑）ステージは幕となりました。
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　＜SET LIST＞　2006.06.03　＠京都・LIVE SPOT RAG
    1.**  2.Sala's Ska  3.ペンギンの初恋  4.Nam Funk!
    5.まほろば'99  6.LITTLE HORSEMAN  7.2000GT(incl.Drums Solo)
    8.LONELY PLANET  9.SAVANNA RUN〜PINK PUNK FUNK!(incl.Bass Solo)
    10.**  [ENCORE]11.アジアの純真  12.LAST BLUES

　前にも書いたかもしれませんが、今回も終わった後は汗をかきました（笑）。
個人的には１年半ぶりになった野獣王国は、音圧の暴れっぷりは変わってませんが、
MCの脱線具合などは、多少大人しくなった印象も、正直ありました。聞く側の私達
も多少疲れて…疲れてたのは私だけかもしれませんが(^^;、喋りに対してのリアク
ションが重くなったかもしれません。…って、何の評価をしてるんでしょうか（笑）。
とりあえず疲労の取れてなかった私にとっては、３時間弱のステージは、程よく楽
しめたステージでありました。
　是方氏自体が現在多数のプロジェクトを走らせてる関係もあるためか、次のアル
バムの制作予定はまだ立ってないそうですが、まだまだ続けて見たいプロジェクト
であることは間違いないです。最近、フュージョン系ライヴは、全体的にMCが長く
なったり、パフォーマンスで笑わせたり（笑）する傾向にありますが、キャリアや
存在感で上方漫才に例えると、”やすし・きよし”に当たるような方々（笑）だと
思える野獣王国には、まだまだがんばっていただきたいです…って、どんなまとめ
なんだ（笑）。

　ということで、あなたにとってこのステージはどんな時間だったでしょうか。
　では、また次回のこの番組でお目にかかります。

文字正人(QFG03621@nifty.com) with Let'sNoteR3 and MacBook from KYOTO
1ST ON LINE: 2006/07/01 (PATIO #215)