こんばんは、「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。

　1994年のクリスマスイヴに、六本木PITINNで行われたのは、まだバンド編成の頃
のJIMSAKUでありました。かなり奔放で楽しいライヴだったと思います。　当時の
HOME PARTY年末のライヴレポート硬め打ち（爆）の最終回としても、相応しい公演
でした。そんな雰囲気を想像してから、お楽しみ下さいませ。
　それでは、お馴染み六本木PITINNから、ライヴ・オン！
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　この日はよく入りましたねぇ。コーナーを使ったステージなので、神保氏以外の
　５人がほぼ横一列に並んで、ドラム以外はみんなフロントに見えます^^;;。ほぼ
　定刻通りに始まります。

　＜ＪＩＭＳＡＫＵ＞　1994.12.24　＠東京・六本木PITINN
　櫻井哲夫(B)　神保彰(Dr)　森村献(Key)　吉弘千鶴子(Key)　中井一朗(E.Vln)
　武藤良明(Gt)

☆１．ＲＥＮＤＥＺＶＯＵＳ
　（”NAVEL”POCH-1386 / POLYDOR K.K.・以下全て同社）

☆２．Ｉ’Ｍ　ＧＯＮＮＡ　ＣＡＴＣＨ　ＹＯＵ　（”Wind Loves Us”POCH-1248）

　まずは、森村・吉弘両キーボードプレイヤーによる”愛のランデヴー”（櫻井氏・
　談）、そしていきなり激しいのがきます。武藤氏、この日は、最初から首ふって
　フラワーロック状態^^;;。　短めのＭＣの後は…

☆３．ＮＡＶＥＬ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＥＡＲＴＨ　（”NAVEL”）

☆４．ＣＥＮＴＲＯ　ＨＡＢＡＮＡ
　（”FORTYFIVE DEGREES”POCH-1093・生産中止）

　短いドラムソロから(M-4)へ入ります。途中で３分近いピアノソロがありました。
　ソロの途中で、櫻井さんが音を出さなくなった場面があり…
櫻井＞神保君も途中まではキープしてたんですが、献さんが”あっ”ってやってる
　　　間に、リズムキープがなくなってしまいまして、わかんなくなってしまいま
　　　した^^;;。失礼いたしましたm(__)m。
　と弁明してました(^^;。森村氏もJIMSAKUサポート開始当時から比べると、ライヴ
　でいろんな表情を見せるようになりました。
　ここで、簡単にメンバー紹介となります。（お一人づつ喋るコーナーが後で用意
　してあったようですが。）
　「次は３曲メドレーで」と言って始まったんですが…

☆５．ＳＨＩＮＫＩＲＯ　（”NAVEL”）

☆６．ＡＬＩＳＡ　（”NAVEL”）

☆７．ＰＥＡ　ＫＡＮ　ＺＯＵＫ　（”NAVEL”）

　(M-5)のエンディングで、櫻井氏がフレットレスで”ジングルベル”をやろうと
　したんですが、見事に失敗（笑）。(M-6)も少し懲りたのか^^;;（悪意はないん
　ですよぉ(^^;）櫻井氏はボーカルを入れなくなりました。　７．はバイオリンの
　ソロから入ったんですが、長〜くディレイをかましたところがあったかと思うと、
　弾いたフレーズが本当に山びこのように帰ってきました^^;;。フロント３人は、
　当然踊ってるんですが、転調が２回あった後、フロント５人みんな踊ってました。
　まだＭＣへ行きません。

☆８．ＤＲＵＭＳ　ＳＯＬＯ

　２分ほどはひたすら叩きまくり、トリガーシステムをONにして３分ほど。そして
　またいったんOFFにして、今度は先日是方SUPER PROJECT（11/26実施・#018）で
　見せてくれたような、６連ビートを畳み掛けるソロが３分ほど、そしてもう一度
　トリガーをONにして、合計１１分に渡るソロでした。ちょいとトリガーシステム
　がトラブったようでしたが(^^;。

☆９．ＢＩＧ　ＭＡＮ　（”NAVEL”）

☆１０．ＧＵＲＵＧＵＲＵ　ＬＡＢＩＲＹＮＴＨ　（”NAVEL”）

　こちらは、(M-10)後半でもう一度”ジングルベル”に挑戦^^;;。全部で９分近い
　ソロとなりました。

☆１１．ＣＲＥＳＣＥＮＴ　ＪＡＭ　（”NAVEL”）

☆１２．ＳＭＡＬＬ　ＷＯＲＬＤ　（”JIMSAKU”POCH-1016・生産中止）

　ここまで休み無し。「７曲メドレーになってしまいました^^;;」（櫻井氏・談）
　続いては、久しぶりに千鶴子さんのリコーダーが出てきました。

☆１３．Ａ　ＭＡＮ　ＦＲＯＭ　ＴＨＥ　ＡＮＤＥＳ　（”JIMSAKU”）

　リコーダーの音がちょっと小さかったかな？　他のメンバーも、ちょっと音量を
　下げてましたね。そのかわりといっては何ですが、後半は３分近いシンセリード・
　ソロを披露して下さいました。武藤氏も櫻井氏とバトルしてました。
　”一応最後の曲”ということで…

☆１４．ＴＯＫＹＯ　ＰＯＷＥＲ　ＯＦ　ＰＯＷＥＲ　（”NAVEL”）

　この日は、武藤氏と櫻井氏が目配せする場面が結構見られたように思います。
　（結構ハデにミスってもいましたが(^^;）

　ここで本編終了。アンコールですが…

　神保・櫻井の２人がまずステージに戻ってきます。二人でお喋りを始めるんです
　が、これがとんでもなく長かった^^;;
　”再現”なので、話のつながりはかなり適当です（笑）。

神保＞櫻井さん、あのジングルベルよかったですよ（笑）。ああいうのを恥ずかし
　　　げもなくやるのがいいですね（笑）。
櫻井＞傷口に塩を塗るような（笑）。そんなこと言ったら、ドラムトリガーが今日
　　　トラブってたじゃないですか（笑）。
神保＞みなさんは、今年１年どんな年でしたか？　ＪＩＭＳＡＫＵにとっては武藤
　　　君の加入がビッグニュースでしたね。あとは櫻井さんのＴＶ出演（笑）。
　　　今回はせりふもあるんですよね。
櫻井＞やっぱ、カラーだわ（笑）。
神保＞あのＣＭ、音楽はジンサクじゃないんですよね。この辺が厳しいところ（笑）。
櫻井＞神保さんの話もしましょうよ。先日、カタリナ・ジャズフェスティバルに出
　　　演されまして（拍手）、テーマ曲が神保さんのソロアルバムから選ばれまし
　　　て。「CATALINA RAIN」(LIME PIE/ALCA-9018)という曲で（笑）。しかしそう
　　　いうのでなるんだったら、ジャズフェスのテーマ曲ばかりつくりましょうか。
神保＞”ナイトイン駒ヶ根”とか（爆笑）、”下関は今日も晴だった”とか（笑）。

　このあと１月のブルーノートでのライヴの宣伝があったところで、メンバーを一
　人づつ呼び入れ、”徹子の部屋”ならぬ”哲夫・彰の部屋”(^^;;

神保＞森村さん、ジャズライフで連載始まったんですよね。
森村＞ラテンのうんちくを語るというやつで、１２回続くんですよ…
 （ベースをいじってる櫻井氏に）
神保＞話の腰を折らないで下さい（笑）。これを読めば、ラテン通になれると言う
　　　わけですね。
森村＞（来ていたらしい担当編集者に）宣伝しといたよ！（笑）
神保＞今月号は櫻井さん表紙でしたねぇ。
櫻井＞昨日鳴瀬さんとやったんでしたっけ？
森村＞も〜う、音がデカくて。１曲目から吐きそうになった（笑）。音が割れてる
　　　んだもん。終わったらげっそりしたよ（笑）。

　続いて千鶴子さんの登場。声を枯らしてのおしゃべり。
吉弘＞風をひいてこんな声ですが、吉弘です（笑）。１５日に某ブルーノートで、
　　　おしゃれなユニットでやったんですが、２８日に某バレンタインでやるんで
　　　すが…そう、今度のは下品なんです（笑）。Ds:東原力哉（笑）、B:清水興、
　　　G:山岸潤史（笑）、そしてK:佐山雅弘という”なにわオールスターズ”（笑）
　　　佐山さんは、神戸の時に集合の東京駅でいきなりショルダーキーボードを持
　　　ってまして、ソロ以外時もずっとそれでストリングスとか弾いてました（笑）。
　　　あと、是方さんウィークに本人以外全て女性という”ハーレムロックナイト”
　　　というので出ますが、何考えてるんでしょうか（笑）。
神保＞その声のまま３月に出たら、ロックにぴったりじゃないですか（笑）。

　続いて中井氏です。
中井＞今度渋谷公会堂で、加藤いずみさんのライヴ出るんですが、色々やります。
　　　バイオリン、ハーモニカ、（他色々、メモが読めなくなったので省略^^;;）
　　　タンバリンまで（笑）。
神保＞ＪＩＭＳＡＫＵで鍛えられたからね。
中井＞リズムがいいって言われます。最近パーカッションの仕事多くて（笑）。

　最後に武藤氏が入ってきます。
櫻井＞８月からライヴやってますが、８月のピットインの時より、アンプのボリュ
　　　ームが３倍になってます。あの時はアンプの音小さかったよね（笑）。
　　　（アンプが飛んだんでしたよね？＞行った方）

　長〜いＭＣのあと、ちょっとお正月の臭いのする曲を、ということで…

☆１５．初節句　（”JADE”POCH-1143・生産中止）

　タイトルがあってませんが^^;;。そのまま続けていきます。

☆１６．ＦＯＲＴＹＦＩＶＥ　ＤＥＧＲＥＥＳ　（”FORTYFIVE DEGREES”）

　武藤・中井両氏が激しくバトル、挙げ句の果てに、最前列のテーブルに上って、
　吠えるようなソロ合戦がずっと続いてました。

☆１７．ＳＯＮＧＯ　ＤＥ　ＧＯ　ＧＯ　（”JADE”）

　ここまでは予定通りのようでしたが、曲間以外では結構おとなしかったお客さん
　が、かなり熱いアンコール要求をしていたため、メンバーが再登場します。
櫻井＞ＪＩＭＳＡＫＵとしてはベストを尽くしまして、リハーサルした分はすべて
　　　終了いたしました（笑）。それ以上を聞きたいということなので…（歓声）
　　　ただし、メンバーにはかなり不安がございます（笑）。まぁやることに意義
　　　があるので…　まぁ気持ちよくやりましょう！

☆１７．ＭＵＣＨＡＣＨＡ　ＢＯＮＩＴＡ　（”FORTYFIVE DEGREES”）

　このごろライヴハウスでもお客さんおとなしくなったなぁと言おうと思ってたと
　ころ、最前列の女の子達が立ち始め、ピットインでは久しぶりにみた総立ち風景
　となりました。「盛り上げるのを途中でやめといてアンコールは虫が良すぎるぞ！」
　と思ってましたが、あれで許すことにしましょ(^^;（何様やお前は^^;;）。
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　＜SET LIST＞　1994.12.24　＠東京・六本木PITINN
    1.RENDEZVOUS  2.I'M GONNA CATCH YOU  3.NAVEL OF THE EARTH
    4.CENTRO HABANA  5.SHINKIRO  6.ALISA  7.PEA KAN ZOUK  8.DRUMS SOLO
    9.BIG MAN  10.GURUGURU LABYRINTH  11.CRESCENT JAM  12.SMALL WORLD
    13.A MAN FROM THE ANDES  14.TOKYO TOWER OF POWER
    [ENCORE]15.初節句  16.FORTYFIVE DEGREES  17.SONGO DE GO GO
    18.MUCHACHA BONITA

　22:04、休憩無しで２時間半突っ走ってくれました、JIMSAKUのメンバーに改めて
拍手を送りたいです。演奏上は結構ミスったところがあったようですが（”ちょっと
雑”と言った人もいましたっけ）(^^;。


文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1994/12/25 (PATIO #028)
LAST EDITED: 2002/06/30（アルバム関連情報の欠落個所を補完）