こんばんは。「実況中継ライヴ・オン2005」文字正人です。
いつもは年明けからしばらくはオフシーズン（爆）の当番組ですが、今年は早く
も２月から始動いたします（爆）。第１弾は、暫くぶりの来日ツアーとなります、
イギリスのベテランJAZZ FUNKバンド・SHAKATAKを、改装移転後初めて訪れる大阪
ブルーノートからお送りしてまいります。それでは、西梅田からライヴ・オン！
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外の気温はそこそこ平年並みの寒さの近畿地方でした。風がやめばそれほどでも
なかったかな？という感じですが、今までは、下手をするとビルの外か強い風の
入ってくる１階で待たねばならなかった大阪ブルーノートは、前年の11月より、
新しく出来た大型商業ビルハービスENTの地下2階へ移り、待っている間も地下に
なったので、多少しのぎやすくなったかな？ 場所は、地下鉄四つ橋線西梅田駅
…までは今までと同じですが、近い出口は10番ではなく、大阪駅側の出口専用改
札を出て左へすぐ…というのがハービスENTの入り口。地下道を更に進んでいく
と、当日出演者の写真などのパネルが見えてきます。
14時の番号付整理券配布で、20組ほどのお客さんが並んでおりました。その後、
しばらく出歩いてから入場待ち合わせ時刻（整理券配布時に５分刻みで設定され
ます）に入りますと、広くなって、何より柱が邪魔にならない位置になりました。
350席ほどあると聞きましたが、この日は、テーブルは相席になるとか、1STと2ND
は完全入れ替え制とか、３年前に移転前のお店で聴いた時より多数のお客さんが
来る予定だそうで…実際、開演の18時には目測推定で９割以上が埋まってました。
さて、ステージの方ですが、向かって左側から、グランドピアノ（STEINWAY&SONS）
とシンセ２段積み…上の61鍵は高すぎて見えませんでしたが、ピアノのすぐ上に
のせてあったのは、今や貸しスタジオでも見かけない（少なくとも私は見たこと
ない）、Roland RD-1000！確かステージ用デジタルピアノの１号機ですよっ！
ラックにも、結構年季の入ったモジュールが見られます（KORG M1Rかな？とか、
Roland MKSシリーズなんてのもあったかな）。ピアノの奥の方にマイクスタンド、
以下順に右の方へ、ギターアンプ、ドラムとセンターマイク、ベースアンプ、
コンガとパーカッションセット（JILL用でしょう）という感じで並んでいます。
ドラムのチャイナシンバルが、なんか神保彰セットかと思うような(^^;高い位置
についてたのが、目を引いたかな？
＜ＳＨＡＫＡＴＡＫ＞ 2005.02.05 ＠大阪・OSAKA BLUE NOTE
BILL SHARPE(Key) JILL SAWARD(Vo, Perc, Flu) ROGER O'DELL(Dr)
GEORGE ANDERSON(B) ALAN WORMALD(Gt,Cho) JACQUI HICKS(Sax, Vo, Flu)
元々がお酒とお食事を落ち着いた雰囲気で…っていう感じの暗めの照明でしたが、
18:03、客電が落とされて…2003年のアルバム”BLUE SAVANNAH”の１曲目のよう
な、自然の中のようなSEが流れてきます。その中を、ドラムのROGER、サックス
のJACQUI、フロントを張るJILLの順に、ギターのALAN、ベースのGEORGE、勿論、
HEART OF SHAKATAK・BILL SHARPEが入ってきます。
☆１．ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＤＡＹ
（”BEATIFUL DAY”VICP-62971 / VICTOR ENTERTAINMENTより2005/02/25発売予定）
Ｃ△キーでディスコティックなビートにのせて始まったのは、後で調べて判った、
なんと発売間近（日本で先行して）の最新アルバムからであります。JACQUIがサッ
クスリフとコーラス、JILLはタンバリンを刻みながら軽快に唄います。BILLは、
左手はRD-1000でバッキング、右手は生ピアノメロディーやシンセでの合いの手と
いう感じで終始プレイしています。シャープなピアノメロディーと明るいボーカ
ルという、SHAKATAK王道スタイルの曲からスタートです。
１曲目を終えたところで、BILLからご挨拶です。日本語の台詞も、「どうもあり
がとう」だけじゃなく、結構入ってます。
BILL＞また来てくれて、うれしいです。ショーを、楽しんでください。（拍手）
今年は、私達の、２５周年です。（拍手）
THANK YOU VERY MUCH. （ここからは英語で）今の曲は、NEW ALBUMからの曲
で「BEAUTIFUL DAY」でした。次は、1982年のアルバムから、「EASIER SAYD
THAN DONE」
☆２．ＥＡＳＩＥＲ ＳＡＩＤ ＴＨＡＮ ＤＯＮＥ
（”NIGHTBIRDS”POCP-9105 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONALより再発）
大半のPOLYDORベスト盤に入ってるマイナーメロディーのビート曲に、タイトル
だけで反応した人から起こった手拍子が続きます。ドスンと重心低めのドラムと、
いい音色のスラップベースで刻むビートにのせて、JILL・JACQUI・ギターのALAN
もコードを刻みながらコーラスをとります。懐かしいメロディーを、BILLはピア
ノで取ったりフルート系シンセリードで取ったり、結構忙しそうです。リリカル
なピアノソロや、バリッと決めるエンディングもシャープでした。
今度はJILLが挨拶…さすがに日本語台詞まではなかったですが、次の曲名をコー
ルします。
☆３．ＤＡＹ ＢＹ ＤＡＹ
（”CITY RHYTHM”POCP-2035 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONAL）
☆４．＊＊
☆５．ＩＮ ＭＹ ＥＹＥＳ （”BEAUTIFUL DAY”）
RD-1000でエレピ＋長めのパッドでのイントロから、軽快なエレピリフにのせる
[M-3]へ。ドスンと来る安定感のあるビートにのせて、JILL・JACQUI・ALANの３
人でボーカル・コーラスを取ります。特にリードボーカルのJILLは、太い声から
クリアなコーラスまで幅広くカバーするだけでなく、お客さんを指差していくサー
ビスも。ブリッジでは、GEORGEがヘビーな音色でグルーヴ感のあるベースソロを
披露して拍手が起こり、きらびやかなエレピソロへつながっていきます。
ステージ上は結構盛り上がってエンディングを迎えると、今度は、サンバビート
にのせて、JILLもパーカッションを賑やかに叩いて[M-4]が始まります。コシが
あるのにまろやかな音色のギターが、明るいメロディーをとり、比較的シンプル
なパターンのビートとローズ系エレピがこれを支えます。テクニカルなフレーズ
で唄うギターソロ、JILLのティンバレスも絡みながら、大人の余裕を感じさせる
演奏です。ベキベキと刻みながらもメロディアスなベースソロもフィーチャーし、
ふと見ると、BILLもJILLも楽しそうにスイングしながら刻んで、ギターを盛り立
てる感じの１曲でした。
続けて…JILLが「...EYES」って言ってたんですが、「OPEN YOUR EYES」…否、
新譜にも「IN MY EYES」とリストされていたのと、６月の東京公演を収めたDVDに
も入ってたので、こちらでクレジットしときます。ベル＋ストリングスレイヤー
のシンセ音色をBILLが適宜入れながら、今度はJILLの伸びやかなボーカルをフィー
チャーします。ここもビートは比較的シンプルに、心地よく刻みます。中盤では、
JACQUIがメロディアスにサックスソロを取ります。 全体的な雰囲気を、JILLの
明るいボーカルで引っ張っていくような感じでしたしょうか。
☆６．ＧＯＬＤＥＮ ＷＩＮＧＳ
（”GOLDEN WINGS”POCP-2037 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONAL）
☆７．ＴＯ ＴＨＥ ＷＩＮＤＯＷ
エレピ＋ストリングスレイヤー音色でのBILLのエレピソロに、キラキラとJILLが
BAR CHIMEを入れると、重心低いビートに軽快なギターのバッキングが乗って、
Gmキーで切ないピアノメロディーから[M-6]が始まります。ピアノも切なければ、
JILL・ALAN・JACQUIがハモるＢメロも切ない感じです。イントロへ戻ったと思っ
たら、そのまま続いて、Cmキーの[M-7]へ。一緒に来てた人がこう言ってたので
記しておきましたが、現在手に入るCDデータベースには出てなかった(^^;ので、
記述はこのようにしておきます。こちらも、軽快なビートに澄んだ音色のピアノ
メロディー…あ、これ情報番組のBGMだったかで聴いたことある(^^;、馴染みやす
そうな曲…と書いてるのは、ワタクシ、80年代のPOLYDOR（当時）作品が殆ど手元
にないため(^^;であります。メロディアスにメランコリックにピアノソロを綴る
と、JILLが切なくボーカルを聴かせます。後半は、安定したビートの上で、BILL
がシンセリード＋エレピレイヤー音色をRD-1000で楽しそうに刻む場面も。
２曲メドレーの後、BILLを除いたメンバーがいったんステージを後にし、その間
にBILLが生ピアノソロへ突入。始まったメロディーは…
★８．ＬＩＶＩＮ’ ＩＮ ＴＨＥ Ｕ．Ｋ．
（”TWILIGHT DRIVIN'”POCP-2031 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONAL）
ファーストアルバムの１曲目で、個人的にも結構好きな曲ですが、ピアノ協奏曲
のようなアレンジで始まります。テーマメロディーに続いて、グルーヴを感じさ
せるダイナミックなフレーズのソロをはさんだり、元曲のエッセンスはちゃんと
残しながらも、様々なリズムに乗せてみせたり、フリーテンポなソロも巧に繰り
出したり、してるうちに…
★９．＊＊
キーがG△に変わって、曲も変わったんじゃないかと思いますが、如何せん元ネタ
に乏しい(^^;のでこの状態で(^^;。今度は、ノリのいいビートにのせて、流れる
ようなフレーズに引き込まれていきそうです。しっとりと締めると、拍手の中を…
★１０．＊＊
早弾きでゴンゴンと飛ばし始め、客席から手拍子が起こると、リフでブレイクを
入れて掛け声を要求したりして、雰囲気が明るくなります。しばらく飛ばした後、
スローダウンさせたかと思うと、テンポを落としながらもコール＆レスポンスが
ちゃんと来るかどうか(^^;、いたずらっぽく確認してます(^^;。 再び早弾きで
ガンガンモードに戻ると、手拍子も復活し、最後はゆっくりと、ブルースなエン
ディングへもっていくまで、７分ほどに渡っての３部構成のピアノソロ曲を披露
してくれました。
拍手の中を二礼して、BILLもステージを後にすると…
☆１１．ＢＡＳＳ ＆ ＤＲＵＭＳ ＤＵＯ
GEORGEの４弦ベースがスラップを轟かせて、交代のように戻ってきます。フリー
テンポで始まって、スラップと２フィンガーを織り交ぜながら、時々ボディーを
揺すってビブラートをかけて遊びながら（笑・拍手）、ゴリゴリとビートにのせ
たベースソロを展開します。だんだんフレーズを速くしていき、ハーモニクスか
けてアクセントをつけたところで、最初の拍手が起こります。ブルージーにいっ
たん締めたところで、今度はベースがファンキーなスラップで、ドラムも後を追
うようにして始まります。時々んぺっ！とキメをあわせながら、ヘビーなビート
とファンキーなフレーズのベースがドライヴします。途中、ベースだけで「SMOKE
ON THE WATER」なんてのもやってたかな(^^;。16ビートのファンキーなスラップ
に戻して、ハーモニクス飛ばしなんて技も聴かせて、４分に渡るパフォーマンス
でありました。
BILLが２人の名前を高らかにコールして…
BILL＞どうもありがとう、THANK YOU VERY MUCH. 楽しんでますか？（拍手）
THANK YOU SO MUCH.
そして次の曲としてコールされたのは…
☆１２．ＤＡＲＫ ＩＳ ＴＨＥ ＮＩＧＨＴ
（”今夜はセンチメンタル”POCP-2033 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONAL）
これもお馴染みの曲、JILLとJACQUIのお洒落なコーラスから、ゆっくりと始まり
ます。…あ、JILLはお色直し(^^;して来ましたねぇ。地声でディレイまでかける
サービス振り(^^)。爽やかなコーラスに続いて、エレピ＋パッドのバッキングと
ピアノで、または上の鍵盤のシンセリードで聴かせるメロディーは、SHAKATAKな
らではの雰囲気です。中盤のギターソロは…ギターシンセでアナログ系リードを
混ぜてますか？MIDIピックアップも見えたので。シンプルなリズムに乗せる感じ
で、まろやかな音色で唄います。上の鍵盤をメタルリード系音色に切り替えての
シンセソロも、巧みなフレーズで聞かせます。最後にドラムが華々しく締めると…
☆１３．ＩＮＶＩＴＡＴＩＯＮＳ
（”INVITATIONS”POCP-2032 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONAL）
JILLとJACQUIがフルートでハモると、伝家の宝刀第２弾（笑）。ピアノでのＡメ
ロが始まると、立って踊りだすテーブルも現れます。Ｂメロは２人のコーラスで
…あれ、高い方へ上げきらないアレンジになってました(^^;？ そのバックで、
BILLがピアノをかなりファンキーに刻んだかと思うと、ソロに移り、アルバムテ
イクをフェイクする感じできらびやかに展開します。たたっ、たたっと繰り返し
てテンションを挙げていくフレーズから、ドラムも一緒にガンガン刻みだします。
後半には、JACQUIのフルートソロもフィーチャー。こちらもメロディアスなフレー
ズを高いテンションで聴かせます。いつの間にか、ALANが飛び跳ねたり、JILLが
ティンバレスを叩きまくったり、GEORGEが前へ出てきておどけてみせたりと、
CDで聴いてる時の想像を超えたはじけっぷり（笑）です。イントロへ戻って、
フルート２人のハモリフレーズでENDINGへ。
ややゆっくり目に、ROGERのドラムとJILLのコンガがビートを刻み始め、GEORGE
がズビズビとベースラインを刻み、JACQUIもサンドブロックを振ってます。ALAN
とBILLが手拍子をあおって…そう、あの曲です（笑）。
☆１４．ＮＩＧＨＴＢＩＲＤＳ （”NIGHTBIRDS”）
最上段のシンセ鍵盤で鳴らす、フルート系シンセリードでのお馴染みのイントロ、
そしてピアノで始まるＡメロに、歓声が起こります。SHAKAK最大の伝家の宝刀。
客席では、イントロから手拍子がずっと続きます。低い重心のディスコティック
なビートに、気持ちいいギターカッティングの刻みをのせて、ピアノやシンセリー
ド・JILL＆JACQUI＆ALANのコーラスによるメロディーが、爽やかに響きます。
パッとブレイクして、シンセリードでのブリッジが決まると、くぃ〜んとコシの
ある音色でのギターソロへ。巧に唄うフレーズを聞かせると、拍手の中を、ゆっ
くりとエフェクタのフットスイッチを切り替えます。続くピアノソロは、アルバ
ムテイクをフェイクして、キレイに聴かせます。ブリッジをはさんで、テーマへ
…戻る前に、ROGERのドラムvsJILLのコンガがうなり、ベースもズビズビとスラッ
プでのソロを聴かせます。ALANのギターやBILLのRDエレピでキメを繰り返しなが
ら、エレピも、３人のコーラスも、賑やかに騒ぎ、GEORGEも、前へ出てきて手拍
子をあおってます。盛り上がってきたところで、BILLからメンバー紹介＆ショー
トソロ。ドラムのROGERはビートキープしながらバシバシ刻み、ベースのGEORGEは
ズビズビと初めて３連スラップを連発させ…だけじゃなく、BILLが何か言おうと
するところで茶々を入れて困らせてるし（笑）、最後には「CRAZY MAN」と言われ
てしまいます(^^;。ギターのALANは、ギターシンセも混ぜてロックなフレーズも
混ぜながら披露。いつの間にかチャイナシンバルを叩いてた(^^;BILLがセンター
へ戻ると、JACQUIは、少しシックに、伸びやかにスキャットを聴かせます。最後
はロングノートを聴かせて拍手を受けると、VOCAL, TIMBERLESS, CONGA, CYMBAL,
CHIME,...といっぱい紹介されたJILLが、ティンバレスを叩く叩く(^^;。その間に
ピアノへ戻ったBILLを、今度はJILLが盛大に紹介して…両手を下ろして弾きたく
ないっ、ってジェスチャーのBILL(^^;。なんかはやし立てるようなコールが起こ
りますが、更に後ろ向いていじけるような仕草(^^;。「早く弾けよ〜」とばかり
に、ALANが小物やらペットボトルやら投げつけて（笑）、ようやくファンキーな
エレピソロを披露（笑）して、Ａメロへ戻っていきます。サビでは、BILLがピア
ノをガンガン絡めたかと思うと、GEORGEも踊ってます。「NIGHTBIRDS〜」と締め
にかかると、エレピがゆっくりタメ、ドラム・ベースがバシバシと入り、JILLも
ぶっ叩いて…この曲だけで17分(^^;、盛大なエンディングとなりました。
19:13、BILLがピアノ前のお客さんと握手したりして、メンバーがステージを後
にして…いるそばから、アンコールを求める手拍子が起こってます。
１分半ほどして、６人が再びステージに戻ってきます。何を始めるかな…と思っ
たら、ベースのGEORGEがデジカメを持ってきて、客席を撮りたいらしい(^^;。
「say cheese!」「one more, please」なんて言ってます。「日本の技術だねぇ」
とリップサービスも忘れずに（爆）。ひとしきり終わったところで、BILLが英語
と日本語で(^^;、「どうもありがとう、もう１曲やりますよ」てなことを言うま
ではよくありそうですが、ここで日本語で「ベリー、暑い〜」とか言うか（笑）。
「もう１曲みんなのために、今日は土曜の夜だから、立っちゃいな！」てなこと
を煽って、始まったのは…
☆１５．ＤＯＷＮ ＯＮ ＴＨＥ ＳＴＲＥＥＴ
（”DOWN ON THE STREET”POCP-2034 / POLYDOR - UNIVERSAL INTERNATIONAL）
３年前もアンコールでやってました、わかり易いクラシックなダンスナンバー。
JILLが前に出てくるだけじゃなく、ALANもGEORGEも楽器振りながら踊ってます。
シーケンサーチックなアタックの短い音色でBILLがパターンを刻みながら、JILL
の声をJACQUIが後ろでディレイのように繰り返す、っていうアレンジです。客席
も、中央から右側では立って踊る人が出始めてます。サビでは両手振るお客さん
も出だして、JACQUIもコーラスやりながらそれに答えてます。ひとしきりやった
ところで、JILLが前に出てきて「私と同じように歌ってよ！」とあおりだします。
やたら元気のいい(^^;お客さんを指差して、「あなたfunkyね!」と乗せると、
ファルセットも出させて「very sexy!」とも(^^;。客席全部に「DOWN!」って叫
ばそうとしますが、イマイチ元気がなく、コミカルに強調して「暗い〜」と怒っ
てみせる(^^;JILL。何回か叫んでるうちに、客席の声も出てくると、ややヤケク
ソのように(^^;色々やってついてこさせます。サビへ戻って、ブレイクでパッと
静かになると、「remember silence!」と茶々を入れて、サビのリフレインへ戻
ります。ダンサブルなビートに、BILLが更にシンセベースをウネウネと加えたり
して、最後は賑やかにロングノートでのENDINGとなりました。
BILLは再びお客さんと握手し、JILLは最前列から花束を受け取り、６人がステー
ジ前方に並ぶと、早くもアンコールを求める手拍子が起こり、GEORGEがおどけて
踊ってみせます。who......oa!と掛け声かけて一礼し、「どうもありがとうござ
いました、thank you very much. お疲れ様でした」と、日本語英語ごちゃ混ぜで
（笑）BILLが挨拶して、19:24、ファーストセットは終了となりました。
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＜SET LIST＞ 2005.02.05 ＠大阪・OSAKA BLUE NOTE
1,BEAUTIFUL DAY 2.EASIER SAID THAN DONE 3.DAY BY DAY 4.**
5.IN MY EYES 6.GOLDEN WINGS 7.TO THE WINDOW 8.LIVIN' IN THE U.K.
〜9.**〜10.** 11.DRUMS & BASS DUO 12.DARK IS THE NIGHT
13.INVITATIONS 14.NIGHTBIRDS [ENCORE]15.DOWN ON THE STREET
これ、入れ替え制でなければ、セカンドまで見て行きたかったなぁ、というのが、
直後の感想でした。
まず、自分たちの好きなサウンドを頑固に守りながら、ショーとして楽しそうに
演奏していたのが印象的でした。あんな風に年をとりたいなと（笑）。イヤだって、
某バンドも某バンドも25周年過ぎましたけど、こちらも25周年…ともなれば、当初
からやってるBILLもJILLもROGERも、風貌は変わりますわな(^^;。
かつて、「美・G・M」と形容された楽曲も、ライヴでは、ドスンと来るビートと
力強いボーカルで、かなりノリのいいアンサンブルとして楽しめたのが、良かった
ですね。３年前にも書きましたが、ヒット曲のあるバンドは、盛り上がりどころで
それを楽しくやっちゃえるというのが強いですよねぇ。ま、途中でBILLがいじける
寸劇（笑）は、３年前にはなかったですが、あれは英語ネイティブじゃないところ
で、お客さんを引き付けるための演出かな(^^;。
これと前後して、「INVITATIONS」を演奏する機会に混ぜていただいたんですが、
あんなに色々やっちゃっていいんですねぇ(^^;。思わず、一緒に見ていた練習バン
ドの仲間と「次これやろっか！」とか言ってしまうほど、楽しいステージでした。
ということで、貴方にとってこのステージは、どんな時間だったでしょうか？
それでは、また次回のこの番組でお目にかかります。
文字正人(QFG03621@nifty.com) with PCG-C1MSX from KYOTO
1ST ON LINE: 2005/02/08 (web site original)
LAST UPDATED:2005/09/20 (曲目情報更新)
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