こんばんは。「実況中継ライヴ・オン」文字正人です。

　久しぶりの平日ライヴとして、今夏のツアーでは会社の陰謀^^;;でフルサイズ公
演が見られなかった、KOREKATA-JIMSAKUトリオライヴを見に行って参りました。
18:25ごろにピットインに並びますと、ざっと見たところ100人ほど^^;;でした。
　それでは、お馴染み東京・六本木から、ライヴ・オン！
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　ちょっと寒くなってきた東京地方。先に書いたように、開場前に並んでいたのが
　100人程度。開演直前に後ろを振り返ると、椅子が全部埋まり立ち見が若干名。
　ライヴが中盤にさしかかってから後ろを振り返ると、立ち見がかなり増えまして、
　200人弱ほどの動員だったでしょうか。開場前に並んでたお客さんは、ラフな格
　好の人よりもスーツ姿が多かったのが、ちょっと首をひねりましたが(^^;。
　そんなこんなで、19:37になりまして、メンバーが入ってきます。

　＜ＫＯＲＥＫＡＴＡ−ＪＩＭＳＡＫＵ＞　1996.11.29　＠東京・六本木PIT INN
　是方博邦(Gt)　神保彰(Dr)　櫻井哲夫(B)

　神保氏のドラムがゆっくりとビートを刻んで始まりましたは、ちょっと久しぶり
　の、以外とテレビ番組のアタック（コーナー区切り等）で使われてるこの曲です。

☆１．ＦＩＳＨ　ＤＡＮＣＥ
　（野獣王国”野獣王国LIVE”YJOK-001〜002 / BLACK BOX,
　　是方博邦”FISH DANCE”Kitty RECORDS・生産終了）

　ギターとベースが軽く挨拶を交わすかのような掛合が序盤にありまして、何人か
　のお客さんは２・４拍に合わせてスイングしています。櫻井選手、この日は白い
　６弦フレッテッド１本でほとんどを通してました。聴き覚えのあるアタックの後
　は、さっそくギターソロですが、この曲は、後のに比べるとウォーミングアップ
　って感じだったかな？　櫻井氏は堅実なチョッパーで支えていますが、神保氏は
　予想のつかない動きとフレージングを次々と繰り出し、是方氏に絡んで行きます。

☆２．ＴＨＲＥＥ　ＦＵＮＫ　ＢＥＡＲＳ
　（是方博邦：後に野獣王国”POWER JUNGLE”KICP-650 / KING RECORDSに収録）

　３連を刻むフィンガー奏法のブリブリベースが印象的な、今年になってから披露
　されている”タイトル付き新曲”（笑）。というせいもあってか、ギターソロの
　前に２分半近くの心地いいベースソロもフィーチャーされました。前半は２フィ
　ンガー、後半はチョッパーへ移り、段々表情がイッていきます。その後のギター
　ソロは、今度は３人で一緒にテンションが上がって行ったのでした(^^)。

是方＞こんないっぱいのお客さん、どうもありがとうございますぅ！（拍手）
　　　今年の５〜６月に３人で全国約30カ所くらい回りました(^^)。まぁ、色々な
　　　ドラマがありましたが、半年ぶりくらい…ですか？　でもさっきリハーサル
　　　やってると、１年くらい前のことに思えますねぇ。やった曲忘れてるくらい
　　　です（笑）。神保君はこの人すごいですよぉ(^^;。譜面無しで全部覚えてる
　　　んですよ！(^^)
　　　…あ、ここメンバー紹介でしたっけ？（笑）　ベース・櫻井哲夫！（拍手）
櫻井＞どうもみなさんこんばんは、ベースの櫻井哲夫です(^^)。
　　　ホント久しぶりですねぇ。７月以来なんですが、人間モノを忘れるのが早い
　　　なぁと(^^;。神保君はミスノートが無いんですよ^^;;。いやいや、ドラムは
　　　コードチェンジがないですからね（笑）。最後までごゆっくり(^^)。
是方＞ドラムス・神保彰！（拍手）
神保＞（立ち上がってマイク持って）みなさんこんばんは。ドラムの神保彰です。
　　　いや、今日は譜面を持ってこようと思ったんですが、管理が悪くて、どこに
　　　入ったのかわからなくなってしまいまして（笑）。まぁ、ドラムは（他に比
　　　べて）情報量が少ないので（…この人にはあてはまらんやろ（笑））。
　　　今日はこんな感じでギンギンにいってみたいと思ってます(^^)。
是方＞ギター是方ですぅ(^^)。よろしくお願いします(^^)！
　ここで、JIMSAKUの新作に話が及びますと…
櫻井＞今日はそこで即売もやってます(^^;。なんか営業チックですいません（笑）。

☆３．ＬＥＤ　ＢＯＯＴＳ　［JEFF BECK］

　夏のKOREKATA-JIMSAKUツアーでは、バンドセミナー形式での短縮メニューでも登
　場した、このトリオの方向性を象徴してるようなロック・スタンダードですね。
　イントロではドラムが雷鳴轟いております(^^)。ベースは、地を這うような低音
　で、お馴染みの「ちゃららら〜ら、らっらっらら〜」のフレーズを重ねています。
　ギターソロは、是方ロックギターにエンジンがかかり、熱くなってきてます(^^)。
　音程が低い順に、櫻井−是方−神保と見事な棲み分け（笑）が出来ているような
　感じで、弾きまくって絡み合ってるんですが、以外と３人個別の音も聞こえてく
　るのが面白かったかな(^^;。その後のＢメロでは、さながらドラムソロの様相…
　いや、ホンマにドラムソロやったかな(^^;。その後、是方氏・櫻井氏のどちらか
　が　ちょっとずれたかな^^;;。　気がつくと、櫻井氏のベースラインは段々低く
　なり、是方氏はギターで絶叫してました(^^)。

　一転して、フレットノイズも時折聴こえる、アコギのようなベースソロが繰り広
　げられます。そして出てきましたは…

☆４．ＡＬＩＳＡ　（JIMSAKU”NAVEL” POCH-1386 / POLYDOR）

　ベースラインから何オクターブか上で合わせるユニゾンで、櫻井氏がスキャット
　ボーカルをとる、２年前に発表された異色ナンバー。ギターは、エレアコっぽい
　涼しげな音のコードワークで音空間を造るサポートをしています。神保氏は今度
　はブラシとライドできっちり支える方にまわっています。
　ただ、最初出にくかった櫻井ボーカルは、ディレイがかなり遅れて聴こえたり、
　リバーブが深すぎたりと、ちょっと聴きにくかったかなぁ？櫻井氏、途中ベース
　ソロで、譜面をじっと見ながらやってたように見えたんですけどぉ(^^ゞ。確か
　に非常に饒舌なベースソロでした(^^)。
　リフレインでのＡメロは、ボーカル無しでベースの音程が１オクターブ上がって、
　これまでとちょっとまた違うしっとりとしたエンディングに。

　そろそろ休憩かな…と思ってましたら、このままMCが続きます。８月は「ボク
　の音楽生活は終わってしまうんちゃうかと思った」ほどヒマだったらしい(^^;、
　是方氏の営業コーナー（笑）。先日、神戸チキンジョージと京都RAGでやりまし
　た野獣王国のライヴ録音の話になりました。
是方＞ドラムソロとベースソロがあまりに長くて問題になったんですよ（爆笑）。
　　　「ドラムソロ、フェードアウトしよか？」とか言ったら「えっ！」（爆笑）
　　　知ってる人わかるでしょ(^^;？かなりモメまして（笑）。そしたら、レコー
　　　ド会社の人が「２枚組にしましょうか？」て言ってくれまして(^^;。なんせ、
　　　ドラムソロの入った曲（「PURPLE SAURUS」）が20分ありまして（爆笑）。
　　　飛ばさず聴いてね(^^;。ベースソロ（「NOW OR NEVER」）も16分（爆笑）。
　　　マスタリングもできまして、後はジャケットデザインを選ぶだけです。
　　　JIMSAKUに追いつけ追い越せ！　…し〜ん（笑）。
　　　カシオペア時代にすごいたくさんライヴ録音やりませんでした？
櫻井＞何回かやりましたけどねぇ…もう忘れちゃったなぁ(^^;（笑）。
是方＞今のカシオペアもたくさんライヴ録音多いみたいよ。
櫻井＞すごいですよねぇ、カシオペア(^^;（爆笑）。
是方＞そうや、元カシオペアの人と今やってるんやぁ(^^)（笑）。
　　　「ASAYAKE」やって！（歓声）
　手拍子が起こりますが、結局無かったです^^;;　以前、93年のCASIOPEA 野音LIVE
　で引っ張り上げられたり駒ヶ根で競演した際に、見事に忘れていらっしゃいまし
　たからねぇ、櫻井氏(^^;。そんなこんなで話は神保氏ソロ作の営業コーナー（笑）。
是方＞キーボードやってるラッセル・フェラントは、ボクの３年前に出た一番新しい
　　　CD（笑）”KOREKATA”でもやってもらったんですよ。
神保＞イエロージャケッツのバリバリのキーボード奏者ですよね。超一流のミュー
　　　ジシャンなんですけど、直接会うと「いい人〜^^;;」なんですよねぇ。いい
　　　ミュージシャンは人間性もいいなぁと(^^)。
是方＞レコーディングの時に、楽器運んでるきたないオッサンがおるなぁと思って
　　　たら、本人やったんですよ（笑）。ローディーを使わないで自分でやるんで
　　　すよ(^^)（驚く客席）。一流の人手も自分で運んでるんやぁ…
櫻井＞神保君、よく聞いておいてね（爆笑）。
是方＞ジョン・スコフィールドも、１部と２部の間に自分でCD売ってたしね(^^;。
　　　（客席驚く）こういう涙ぐましい(^^;情報聞くと、自分らで１本づつライヴ
　　　回って、CD１枚づつ売ってかなあかんのかなぁと…(^^ゞ

☆５．スパイ大作戦 - MISSION IMPOSSIBLE -　（”野獣王国LIVE”にも収録）

　ステージがパッと明るくなって、お馴染みのメロディーが出て参ります。やっぱ
　りJIMSAKUやねぇ、といったカッチリしたリズムにのって、例の５拍子ビートが
　進んでいきました。長いソロをテーマではさむ構成ですが、ギターボコーダーで
　始めたソロは、テンションの高いスキャットソロといった感じですね。１分ほど
　しますと、是方氏、”じゃぁぁ〜ん”とギターをかき鳴らし、ディストーション
　モードでイッてしまわはりました(^^;。

☆６．ＤＲＵＭＳ　ＳＯＬＯ

　ヘビーなタム（かな？）の音がピットインに轟くというのは、神保氏の場合で、
　個人的には少々記憶にないパターンでしょうか。そして、千手観音モード(^^;に
　入りますが、この日はまず、ティンバレスで刻むフレーズが細かい(^^)。予想の
　つかないところでシンバルが入ってくるのも、ここ数年の神保ドラムソロでドキ
　ドキするところでしょうか(^^)。ペダルでブロックを鳴らしてクラーベを刻みな
　がら、手数は衰えないどころかシンバルの入り方は一層複雑に^^;;、　出たぁ！
　ロールとシンバルの乱舞状態(^^;。
　…いつのまにかテンポも上がり、もう何だかわからんうちに（笑）、人が変わっ
　てしまう(^^;７分半のパフォーマンスでした(^^)。　続いては…

＜ＳＵＰＥＲ　ＪＩＮＧＬＥ　ＭＥＤＬＡＹ＞
　（JIMSAKU”DISPENSATION” BVCR-776 / BMG JAPAN）

★７．ＣＨＡＳＥ　ＴＨＥ　ＣＲＩＭＩＮＡＬ　（神保彰）

　J-POPと思って新作を手にしたお客さんの、度肝を抜く為の…でもないか(^^;。
　スピード感は抜群！(^^)　CDではベースが前に出ていたように思えたんですが、
　ライヴではドラムもビシバシ前に出てきます(^^)。

★８．ＰＲＩＺＥＷＩＮＮＩＮＧ　（神保彰）

　これをつなげてくるか（爆）。ベースとドラムのキメでちょっと苦しそうな表情
　をしたのは櫻井選手^^;;。

★９．ＥＭＥＲＧＥＮＣＹ　ＲＥＰＯＲＴ　（櫻井哲夫）

　ようこれが合うなぁ(^^;。もう「笑わなしゃぁないくらい上手い^^;;」（関西弁
　にするか（笑））。

★１０．ＡＩＭＩＮＧ　ＡＴ　ＧＯＡＬ　（櫻井哲夫）

　間髪入れずに、デットヒートモードだぁ(^^)。
　途中でドラムがバッキングモードになり、今度は櫻井選手のソロのお時間(^^)。
　デュオの延長線上のたたみかけるような超絶フレーズと、一転してベースで唄う
　ようなフレーズが交互に出てくる構成。前者で力が入った表情だったのが、後者
　では優しい表情になるあたり、ホントに楽器と一体化してるんやないか^^;;と、
　思ったりもしました。３分にわたるパフォーマンスの後、再び抜きつ抜かれつの
　レースを演じた２人は、無事ほぼ同着で(^^;ゴールにたどりつきました(^^)。

　一転して、是方氏のクリアな音色＆ディレイたっぷりのギターソロになります。

☆１１．ＷＨＩＴＥ　ＣＨＲＩＳＴＭＡＳ

　そういう時期にはちょっと早めですが、静かにしっとり奏でる是方氏でした。
　１コーラス終わりますと、トリオに戻ってブルース調の熱いソロを３分に渡って
　展開。テーマに戻ってからは、うっとり聴いていたお客さん、かなり多かったの
　では(^^)。

是方＞（SUPER JINGLE）なんか難し過ぎて、簡単そうにも見えますよねぇ（笑）。
　　　で、大体やってみてアマチュアは挫折するんですが（笑）。
櫻井＞その前の神保君のソロも、すごいことやってますよねぇ。
是方＞「何や、簡単やん^^;;」大間違いですねぇ（笑）。（神保さんみたいになろ
　　　うと思ったら）朝は７時に起きて練習を３時間、曲作りを２時間やらないけ
　　　ません（笑）。夏のツアーで、３人で14日間回っている間に「何曲できまし
　　　た？」って聞いたら「14曲」（おぉぉーっ！）だって昼間移動、夜はライヴ
　　　やって終わったら飲むんですよぉ^^;;。いつ作ってたの？
神保＞朝起きてから、電車で移動するまでの午前中の時間を有効に使って…
　…櫻井氏、「しゃぁないなぁ(^^ゞ」という表情で手首振ってます（爆笑）。
是方＞この間出したばっかりやのに、また100〜200曲も書くんでしょ？　作って、
　　　余った曲はどうなるの？
神保＞う〜ん、おクラに入ってますねぇ(^^ゞ。
是方＞オレ使いますよ（笑）。自分のソロでCDに入れられるクラスの曲は、20〜30
　　　曲書いて、使うの10曲くらいですかね。
神保＞いろんなやり方ありますよね。僕は質より量ですから^^;;。
是方＞その14曲も、「サビだけとかＡメロだけちゃうのん？」とか聞いたら、全部
　　　なんよ(^^;。業界広しと言えど、誰に言うてもびっくりしますよ(^^;。
櫻井＞大したもんですよね〜。
神保＞他人事みたいに言ってますけど（笑）。あの…やめときましょう^^;;。
　　　聞くところでは、この間の大橋君のセッションで歌を歌ったそうで(^^ゞ。
　　　身の程知らずですよねぇ（笑）。聞いた人います？（何人かの手が上がり）
　　　大丈夫でした(^^;倒れませんでした？（笑）　僕はやめなさいやめなさいって
　　　言ってるんですが（笑）。
櫻井＞だって、他の人はカラオケで歌ってるじゃないですかぁ^^;;。神保君、お客
　　　さんの拍手見た(^^)？
神保＞いや、拍手すると頭に乗りますから（笑）。
櫻井＞上手なだけが音楽じゃないでしょ(^^;。来年1/20の櫻井ＤＡＹではやります
　　　から(^^;。聞きたい人は、1/20に（笑）。
　「さわりだけやる？」という誘いで客席は異様に盛り上がりますが、結局この日
　は無し^^;;。是方さんの「セーラームーン」イメージCD参加の話でオチに（笑）。

☆１２．ＨＥＡＲＴ　ＯＦ　ＥＡＲＴＨ
　（是方博邦”KOREKATA” VRFL-1026 / Village RECORDSより再発）

　いきなりバリバリのロックナンバーになってしまいます。すごく熱いんですが、
　まだイントロです（笑）。６連ビートで細かく刻むドラムとテクニカルなベース
　の上で、ギターがおおらかに唄ってます(^^)。メロディーの後、３人でキメキメ
　に合わせるところなんか、ゾクゾクきましたねぇ(^^)。ギターソロは、これまた
　うなるうなる(^^)。ベースはラインがテクニカルでよく聴こえますし、ドラムは
　６連ビートをきっちり刻みながら上半身で暴れてるという(^^;。アルバムテイク
　よりこっちの方が好き！っていう方、多いんじゃないかと思います。

☆１３．ＰＵＲＰＬＥ　ＳＡＵＲＵＳ
　（是方博邦”KOREKATA”, 野獣王国”野獣王国LIVE”）

　続いては、ベースから入って、最近の是方ライヴではおなじみのナンバーです。
　オリジナルに比べて、テンポは少し遅い目で、シャッフルビートがかなり入って
　る感じです。是方氏が煽ると客席からも手拍子が起こり始めました。先ほどまで
　のギンギンの雰囲気とちょっと変わってきた感じで、ギターソロもグルーヴィー
　と申しましょうか^^;;。熱い曲なんですが、チョッパーベースが刻むグルーヴが
　非常に心地よく聴けた気がしました。（野獣王国だと、これでドラムソロになり
　ますが^^;;）
　ブリッジの早弾きフレーズに続いて、櫻井氏のベースソロ・２をフィーチャー。
　超絶早弾きタイプではない構成ですが、上手い人っていうのは、音数が多くなく
　てもカッコイイ(^^)。楽しそうに全身で弾いてるところを見ていると、LD/VHSで
　見た「CASIOPEA LIVE」「CASIOPEA PERFECT LIVE」あたりの光景がふとダブって
　見えたのは、私だけだったでしょうか(^^;。
　…などと思っていると、櫻井氏、ソロ途中でビールを飲むかぁ(^^;（笑）。
　そうこうしてるうちに、やっぱり早弾き超絶モードに入ってしまいます(^^)。
　もう是方氏なんか放心状態で見てました(^^;。テンションが上がるにつれ、オー
　バーアクションになり、完全に曲に戻るまで大暴れが続きました(^^)。…しかし、
　５分半のソロの後も、この曲はまだ終わらなかった^^;;。もっかいギターソロが
　待っていたのだった(^^;。

☆１４．ＧＲＡＳＳ　ＨＯＰＰＥＲ　ＳＨＵＦＦＬＥ　（是方博邦）

　これは時々やってる、８ビートの激しいツーバスロックナンバーであります。
　出だしからハイテンションで、櫻井氏の動きも激しい(^^;。
　そしてギターソロは、しばらくしますと是方氏が早々とステージ前方へ出てきて、
　客席一番前のテーブルの上でソロをかまし続けます(^^)。櫻井氏も後に続いて、
　テーブルの上に上がります(^^;が、顔がライトの真ん前でした（笑）。前の方の
　お客さんの盛り上がりに呼応して、是方氏は、テーブルを降りたかと思うと客席
　乱入です(^^)。すると、櫻井氏もその後を追います(^^)。しまいには、二人して
　ネックをこすりあってイッってしまい…　と思ったら、かなり立ち見で埋まって
　きた場内を二人で一周するサービスぶり(^^)。４分にわたるサービスの後は、
　神保氏も負けじと２分以上にわたって千手＆千足観音モード（笑）で叩き続け、
　ついには３人でイッてしまいました(^^)。

　21:35。一応最後ということでしたが、アンコールに応えて３人が戻ってきます。

☆１５．ＢＬＡＺＥ　ＯＦ　ＰＡＳＳＩＯＮ
（JIMSAKU”BLAZE OF PASSION” POCH-1507 / POLYDOR）

　アルバムでは神保＋櫻井＋森村＋武藤の４人の「完璧なカラオケ」（本人達・談）
　の上で、野呂VS是方ギターバトルが聴けるナンバーですが、今回は、ギターソロ
　前にドラムが爆裂して戦線布告（笑）。ギターボコーダーでのソロに続いては、
　ギンギンに暴れます。櫻井氏は、自分の曲ということもあってか、ボトムを支え
　ながらも、フレーズを自在に変えて走り回ってました(^^)。

☆１６．ＬＡＳＴ　ＢＬＵＥＳ　（是方博邦：”野獣王国LIVE”にも収録）

　で、最後の曲としておなじみのこのナンバーです。ディレイのよく効いたギター
　ソロが静寂の中を響きます。この曲での櫻井氏は、ベースラインを弾きながら、
　アクセントの合いの手を入れたり、フォークギターでのアルペジオみたいなのも
　やったりと、結構忙しいです。引き締まったドラムと変幻自在のベースの上で、
　渋い音のギターが歌いあげ、ステージ最後は引き締まった演奏となりました。

　休憩無しのこの日の熱いステージ、終演は21:53でした。
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　＜SET LIST＞　1996.11.29　＠東京・六本木PIT INN
    1.FISH DANCE  2.THREE FUNK BEAR  3.LED BOOTS  4.ALISA
    5.スパイ大作戦 -MISSION IMPOSSIBLE-  6.DRUMS SOLO
    [SUPER JINGLE MEDLAY]7.CHASE THE CHRIMINAL〜8.PRIZEWINNING〜
    9.BATTLE ROYAL〜10.AIMING AT GOAL(incl.BASS SOLO)
    11.WHITE CHRISTMAS  12.HEART OF EARTH  13.PURPLE SAURUS
    14.GRASS HOPPER SHUFFLE  [ENCORE]15.BLAZE OF PASSION  16.LAST BLUES

　一応是方3daysの中のメニューだったのですが、今年私が聴いたJIMSAKU＋フロン
トマンの形式のライヴの中では、JIMSAKUカラーがよく出ていたライヴだったかな？
というのが、今回の総評だったでしょうか。
　例によってお読みになった感想を寄せていただければ幸いです。では、また(^^)。


文字正人(QFG03621@nifty.com) with DynaBook from YOKOHAMA
1ST ON LINE: 1996/12/02 (PATIO #079 , FJAZZ/FFUSION #005)
LAST EDITED: 2000/12/07